
辻村塊「引出黒茶碗」
山麓が鮮やかに色づき、秋の訪れを富士に告げる初冠雪をいただく季節。
GORA KADAN FUJIギャラリーショップにて、現代の茶の湯の美学を秋の深まりとともにご覧いただく展覧会「茶人の設え(しつらえ)」を、2026年9月1日から11月30日まで開催いたします。
茶道 裏千家において秋は、風炉(5月から10月までのお茶の形)の名残を惜しみ、やがて「茶人の正月」と呼ばれる開炉(新しいお茶を祝う節目)の11月へと向かう、最も情趣深い季節です。
千利休は「柚子の色づく頃を待って炉を開く」と教え、自然の営みと茶の湯の調和を尊びました。
霊峰富士の麓で、深まりゆく季節の美を愛で、楽しむための特別な設え。
会場には、現代を牽引する気鋭の作家たちによる茶碗や花器、茶道具が美しく響き合います。
名残から開炉へと移ろう秋の茶の湯の彩りを、一期一会でお楽しみいただきたい。今の日本を茶の湯に映し出した器、空間、時が一体となる特別な世界を、ぜひ五感でご体感ください。
出展者プロフィール
協力: 寺田美術
津田清和(硝子工芸家)
1973年大阪生まれ。関西大学卒後、卯辰山工芸工房・富山ガラス工房を経て奈良で独立。金属の質感と光を湛える硝子作品を探求。
辻村塊(陶芸家)
1976年奈良生まれ。辻村史郎に師事し桜井で築窯。土の力強さを宿す茶陶で高い評価を得る。
中井波花(陶芸家)
1993年北海道生まれ。北海道教育大、多治見意匠研、卯辰山工芸工房修了。清らかな造形で静かな余韻を生む。
田淵太郎(陶芸家)
1977年香川生まれ。大阪芸大卒。薪窯による白磁炭化を追求し深い陰影を表現。
村田匠也(陶芸家)
1982年京都生まれ。嵯峨芸術大卒。端正な青白磁を中心に制作。
岩崎龍二(陶芸家)
1980年大阪生まれ。大阪美術専門学校卒。独自釉薬の柔らかな階調が空間に華やぎを添える。

中井波花

田淵太郎

村田匠也

岩崎龍二

津田清和
強羅花壇について
閑院宮家が避暑地の箱根に建てた別邸を歴史的背景にし、閑院春仁により1948年創業。
名称の「花壇」は宮家が自邸を開放して来賓をもてなす“迎賓の場”を表す言葉を引き継いだもの。相手を思いやり、調和を重んじる「和心」を尊ぶ宿として、日本文化を世界に伝えることを志し、その哲学を体現する「花壇人*」とともに、一座建立が生まれる至福の滞在をコンセプトにしています。大自然に囲まれた国立公園内に位置し、シンボリックな大列柱廊、開放的な月見台、斜面に建つ客室などから望む箱根の山々は絶景の極み。約6千坪にも及ぶ広大な敷地には、個性と趣向を凝らした全41室の離れや客室、オランジェリー的室内プール、スパやジムを備えています。1992年、ホテルレストラン協会「ルレ・エ・シャトー」に加盟、2002年、高い顧客満足とサービス水準を満たしたことによるウェルカムトロフィーを取得。2025年、アジア初のミシュランキーで最高位を2年連続で獲得。
新しい"GORA KADAN"として「GORA KADAN FUJI」を2025年7月20日に富士の麓に開業。同年10月にラグジュアリーゴルフクラブ「GORA KADAN FUJI GOLF」が開業。その後の2030年には、京都の九条山での新たな宿泊施設の開業を予定している。
*花壇人(かだんびと):強羅花壇にておもてなしを提供する人々
gorakadan.com/fuji
ルレエシャトーについて
ルレ・エ・シャトーは、580軒の独立系のホテルとレストランが加盟する、世界に広がる比類なきコレクションです。すべての施設が、あらゆる側面において卓越したおもてなしを徹底するという揺るぎない価値観によって結ばれています。
1954年、フランスで誕生したルレ・エ・シャトーは、世界各地の「アール・ド・ヴィーヴル(生活芸術)」を讃え、今や世界65か国に広がりました。情熱あふれるホテル経営者やシェフ、レストラン経営者たちは、地域の職人や生産者と手を取り合い、その土地ならではの文化的、美食的、環境的遺産を大切に育んでいます。
多くの施設は、代々受け継がれる家族経営によって支えられており、世代を超えて継承されるサヴォアフェール(職人技)とともに、ルレ・エ・シャトーは、地球上のすべての命と調和する、心に残る旅のレガシーを紡いでいきます。
relaischateaux.com









