“美・健康・癒し”に関する事業やサービスを展開する株式会社フォーシーズHD(所在地:福岡市中央区、代表取締役社長:松野博彦、東証スタンダード市場 証券コード:3726)は、これまで健康・ウェルネス領域で展開してきた「DENBA Health」の新たな活用領域として、睡眠・休養環境の支援に着目し、企業向けの「睡眠改善プログラム(福利厚生)」の展開を開始することといたしました。

1.背景 ― 睡眠を取り巻く社会課題
我が国では、睡眠不足および睡眠の質の低下が広範な社会課題となっております。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針」等でも、慢性的な睡眠不足が生活習慣病リスクや労働生産性の低下と関連することが指摘されており、経済産業省の健康経営度調査においても、「睡眠により十分な休養が取れている人の割合」が企業利益と関連する指標として位置づけられております。企業経営の観点からは、睡眠不足はアブセンティーイズム(欠勤・休業)、プレゼンティーイズム(出勤しているが本来のパフォーマンスを発揮できない状態)、ワーク・エンゲイジメントの低下を通じて経営指標に直接影響を及ぼす要因となります。特にプレゼンティーイズムは表面化しにくい経営上の損失として、近年注目が高まっております。職域における睡眠改善に関する参考研究では、3ヵ月の介入により、睡眠およびプレゼンティーイズムの改善が確認され、一人あたり年間十数万円規模の経済効果が参考値として紹介されるなど、睡眠は経営指標と収益性を結ぶ変数であることが明らかになりつつあります。

こうした背景のもと、「休養の質」を高める具体的な打ち手を、科学的知見と専門医監修体制の両輪で提供することが、人的資本経営における主要な余地の一つであると当社は認識しております。
2.DENBAの技術基盤とエビデンス
(1)技術の概要 ― 電位空間技術と特許
DENBAによる「水分子活性化技術」は食品の鮮度保持技術として開発された独自技術であり、世界49ヵ国において特許を取得しております。
この特許技術をヒトの健康分野に応用し、電位空間技術を用いて周囲の空間に超低周波・低電位の電場を形成し、空間内の水分子を微細に振動させる技術を搭載した機器が「DENBA Health」です。全世界でシリーズ累計20万台以上*の販売しており実績のある製品です。製品から生じる電磁波は超低周波(ELF: Extremely Low Frequency)帯域に属し、日常的な電子機器と比較しても影響は極めて小さい水準とされております。
(2)大学との共同研究 ― 自律神経への作用に関する世界初の実証
DENBA技術については、東京大学をはじめとする複数の大学・研究機関と共同研究が実施されております。
特筆すべきは、東京大学大学院教育学研究科 身体教育学コースの野崎大地教授および伊藤忠商事株式会社との共同研究において、DENBA技術による約15分間の電場印加が、自律神経系(交感神経および副交感神経の双方)の活動を高めることを世界で初めて実証した点であります。自律神経のバランスは、睡眠の質、ストレス耐性、集中力、身体のコンディション維持と密接に関係しており、加齢や疾患、緊張・不安によっても変化する重要な生体指標です。この共同研究は、DENBA技術が休養の質および心身のコンディション整備に寄与し得ることを、学術的な観点から裏付ける成果と位置づけられます。

3.本プログラムの概要
当社は、上記の技術基盤および学術的裏付けを踏まえ、「DENBA Health」シリーズ製品(Charge/Standard/High-grade)並びに「DENBA Sleep」を活用し、企業の休憩室・仮眠室・会議室等における休養環境の整備、社内レンタルによる社員利用、社員向け福利厚生プログラムを組み合わせた、包括的な睡眠改善プログラムを開始いたします。(1)製品ラインアップ

いずれの商品も企業ごとに導入形態(サブスク/購入/併用)、設置箇所、対象部署をカスタマイズし、最終的には全社導入や役員・幹部向けの睡眠コンサルティングへの拡張も可能です。
(2)専門監修体制
本プログラムは、CPAP(持続陽圧呼吸療法)分野の第一人者である成井 浩司医師の監修・顧問体制のもとで運営いたします。
成井医師は、赤坂おだやかクリニックスリープヘルスケアセンター長を務め、シドニー大学 Colin Sullivan 教授のもとでオートCPAPの共同研究に従事。日本初の本格的な睡眠専門施設である虎の門睡眠呼吸センターの開設およびセンター長を歴任するなど、我が国の睡眠医療を主導してきた実績を有します。また、多くの著名な経営者の睡眠に関する主治医を務めるほか、複数の大手企業において「最高睡眠戦略責任者」の肩書で活動しており、経営層の健康マネジメントに対する見識も併せ持っております。

成井 浩司 医師
拡張オプションとして、成井医師による睡眠診断および改善プログラム(有償・支払い別途)を導入することも可能であり、役員・幹部向けの高付加価値な健康施策としてもご活用いただけます。
4.本取り組みの意義と業績への貢献
当社は、本プログラムを単なる福利厚生の追加ではなく、エビデンスに基づく人的資本への投資施策として位置づけております。睡眠および自律神経のコンディションは、経営指標と収益性を結ぶ変数であり、休養の質を高めることは以下の観点から企業業績に直結すると考えております。
これらは短期の売上インパクトだけでなく、中長期にわたる人的資本の質的強化を通じて企業価値の向上に寄与するものであり、当社は本プログラムを持続的な成長基盤の一環として推進してまいります。
5.札幌もいわ徳洲会病院との取り組み
当社は、睡眠・健康領域における取り組みの一環として、札幌もいわ徳洲会病院が継続的に開催している市民向け睡眠啓発事業「札幌睡眠ラボ」に協力企業として参加する予定です。「札幌睡眠ラボ」は、睡眠専門医による医学的な知見や睡眠分野の企業、専門家の取り組みを通じて、睡眠と健康について市民に分かりやすく発信する取り組みであり、2026年4月に開催された第1回には92名が参加し、第2回は2026年9月、第3回が2026年11月に予定されています。
第3回となる「札幌睡眠ラボ Vol.3」においては、「睡眠×回復(コンディショニング)~質の高い回復は、質の高い睡眠から~」をテーマとして、札幌もいわ徳洲会病院の後平泰信院長による基調講演、上記CPAP(持続陽圧呼吸療法)分野における権威である成井医師を交えたクロストーク等が予定されています。
当社DENBA事業部からは、「回復を支える環境づくり」をテーマとして、「DENBA Health」による睡眠・回復へのアプローチを紹介するとともに、会場での「DENBA Health」の体験機会を提供する予定です。

札幌もいわ徳洲会病院
当社は、こうした医療機関との連携を通じて、睡眠・健康に関する正しい情報発信と「DENBA Health」の認知向上を図るとともに、医療・専門家・企業が連携する新たな健康支援のモデル構築を今後とも目指します。
6.今後の展開
当社はまず、対象部署を選定した3か月のパイロット導入を通じて、睡眠KPIおよびプレゼンティーイズム指標等での効果検証を実施いたします。効果検証の結果を踏まえ、対象部署の拡大、購入・サブスクの最適な組合せ、役員・幹部層への監修医コンサルティングの導入等、段階的な本格展開を検討してまいります。また、本取り組みを通じて得られた知見は、当社グループ全体の人的資本経営の高度化に活用するとともに、統合報告書等を通じて適切に開示してまいります。
*2025年11月時点
【参考情報】
・経済産業省「健康経営の推進について」/健康経営度調査 参考資料
・厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針」
・RIETI(経済産業研究所)職域睡眠改善に関するディスカッションペーパー
・DENBA公式サイト(denba.co.jp/denba.jp)研究開発ページ
・東京大学大学院教育学研究科 身体教育学コース 野崎大地教授研究室
・「世界初 DENBA技術で自律神経の活動が高まることを実証」(DENBA JAPAN・東京大学・伊藤忠商事 共同発表)
・赤坂おだやかクリニック公式サイト(成井浩司医師略歴)
※本文中の金額はすべて税込みであり、DENBA製品の公開情報を基にした参考値です。詳細な導入コストは、導入台数・拠点数・設置形態・保守条件により変動するため、別途見積を取得のうえ決定いたします。DENBA Health製品は睡眠環境支援・休養支援のための機器であり、医療的効能を断定するものではございません。特許取得国数および共同研究の詳細については、DENBA公式発表・大学発表を正としてください。監修医による睡眠診断・改善プログラムは有償・支払い別途となります。
【株式会社フォーシーズHD 会社概要】
会社名:株式会社フォーシーズHD
URL :https://www.4cs-holdings.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ】
株式会社フォーシーズHD 広報担当
Email : pr@4cs-holdings.co.jp TEL : 092-720-5460









