客室清掃DXプラットフォーム「Jtas」、客室の備品・故障・修繕の履歴をひとつにまとめる新機能「ルームカルテ」を正式リリース

掲載日: 2026年08月20日 /提供:Edeyans

写真を撮って報告するだけで、部屋ごとの"カルテ"がたまっていく。先行リリースですでに68ホテルが稼働中。Excelの客室台帳を卒業し、ゲストクレームを未然に防ぎます

株式会社Edeyans(東京本社:東京都中央区、代表取締役社長:片山 裕之、以下「Edeyans」)は、ホテル客室清掃管理システム「Jtas -ジェイタス-」の新機能「ルームカルテ」を2026年8月に正式リリースしました。ルームカルテは、客室の備品・故障・修繕・清掃の記録を、部屋ごとにひとつにまとめて見られる機能です。先行リリースの段階で、すでに68のホテルで稼働しています。




これまで紙やExcelでばらばらに管理されていた客室の情報がひとつになります。フロント、ハウスキーパー、設備担当、支配人。誰もがスマホで、部屋のいまの状態をすぐに確認できるようになります。

■ ルームカルテとは




ルームカルテは、ゲストクレームを減らし、CSスコア(ゲスト満足度)を上げるための機能です。

客室の記録を、部屋ごとにひとつの画面「カルテ」にまとめます。いつ、何が壊れて、どう直したのか。いま、どんなことに気をつける必要があるのか。部屋の状態がひと目でわかるので、不備には、クレームになる前に気づいて手を打てます。

管理できる情報の例です。クレームにつながりやすいものから、優先して記録できます。
- 故障、キズ、臭い、売り止め、訳あり販売の情報
- 営繕・修繕の記録と、いまの対応状況
- 備品(ベッド、テレビ、リモコンの電池、電球、ソファなど)
- 部屋の特徴(眺望、日当たり、結露のしやすさなど)
- 清掃の履歴、清掃不備やゲストクレームの記録


記録は日常的な業務の中でたまっていきます。特別な入力作業のために、現場の仕事を増やすことはありません。

■ 開発の背景:客室のことは「ベテランの頭の中」と「Excel」にしかなかった

私たちが全国のホテルでヒアリングを重ねる中で、何度も同じ光景に出会いました。

客室の情報は、ベテランスタッフの頭の中か、個人が作ったExcelにしかない。だから新人には伝わらない。ある現場では、ゲストから「予約サイトで見た、オレンジのクッションがある部屋を予約したはずなんだけど」とクレームを受けたスタッフが、廊下を走り、ドアを一つずつ開けてオレンジのクッションがある部屋を探していました。

Excelでの管理には、限界があります。ホテルは24時間365日、交代勤務で動いています。ちょっとした気づきでも、客室数×365日の分だけ情報が生まれます。量が多すぎて更新が追いつかず、台帳は少しずつ古くなり、やがて使われなくなります。写真も扱いづらく、部屋の前で開くこともできません。

情報が共有されないと、客室の状態には目が行き届きません。不備には、ゲストクレームになってから気づくことになります。

ルームカルテは、このような現場の課題から生まれた機能です。開発の経緯は、noteでも紹介しています。 (リンク:https://note.com/edeyans/n/nfa6f39956599

■ ルームカルテでできること

1. 写真を撮るだけで、客室の報告ができる
部屋を選び、図面をタップして、写真を撮る。それだけで、汚れ・故障・破損をその場で報告できます。報告は自動でその部屋のカルテに残ります。同じ内容の報告がすでにある場合はお知らせが出るので、重複もありません。
2. 故障や修繕の「いま、どうなってる?」がなくなる
報告から売り止め、修繕の完了までの流れを、関係者みんなで確認できます。電話や口頭での確認が減ります。外部の修繕業者にもアカウントを発行でき、やりとりはそのまま記録に残ります。
3. 備品の交換忘れを起こさない
どの部屋に、どのドライヤーが入っているか。いつ交換したのか。備品を部屋ごとに記録できます。メンテナンスの時期が近づくと、お知らせが届きます。取扱説明書や保証書も、まとめて保管できます。
4. クレームが起きやすい部屋がわかる
部屋ごとの不備やクレームの記録がたまっていくので、注意が必要な部屋が事前にわかります。売り止めの判断や、部屋割り(アサイン)の判断にも使えます。クレームが減れば、口コミの評価も上がり、CSスコアの改善にそのままつながります。




■ 現場にとっての変化

ハウスキーパーの方へ
定期清掃や点検の予定管理、他部署への報告が、スマホひとつで完結します。Excel台帳を更新する作業から解放されます。

支配人の方へ
売り止めの期間を短くし、クレームを未然に防いで、CSスコアを上げられます。部屋の状態が写真と記録で見えるので、修繕や投資の判断がしやすくなります。

フロントの方へ
眺望や過去のクレームをふまえたアサインができます。「あの部屋、どんな部屋だっけ?」に、その場で答えられるようになります。

■ 今後の展望

Edeyansは「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をミッションに掲げています。ゲストにとって気持ちのいい部屋と、働く人にとって無理のない現場。その両方をつくることを目指しています。

そのために取り組んでいるのが、客室の記録を積み重ねることです。ルームカルテは、その土台となる客室のデータベースです。記録がたまるほど、できることが増えていきます。

まず、たまった記録をAIが活用します。「過去に同じ故障がどう直されたか」を提案するなど、経験の浅いスタッフでも迷わず動けるようにしていきます。

次に、修繕の決め方が変わります。いつ、どの部屋の、何が壊れたのか。同じ故障が何回起きているのか。これまで感覚で決めていた修繕の順番を、記録をもとに決められるようになります。壊れてから直すのではなく、壊れる前に手を打つ。客室の大きな改修も、根拠を持って計画できるようになります。

さらに、故障で売れなくなった部屋の情報を、PMSとつなげていきます。売り止めの操作を二重にしなくてよくなり、直ったらすぐに販売に戻せます。売り止めの期間が短くなれば、そのまま客室の売上につながります。

■ ホテル客室清掃管理システム「Jtas」について

「Jtas」は、客室の清掃指示・進捗管理やインスペクション、実績集計・日報作成といった客室清掃に加え、修繕や備品の発注など施設管理までを担うホテル客室清掃管理システムです。紙や電話に頼っていた現場の生産性低下やミス・遅延を解消し、PMS(宿泊管理システム)連携やオペレーションデータの分析によって、データドリブンなホテル運営を支援します。

国内大手ホテルチェーンやForbes5つ星ホテルなど、累計300ホテル以上・10万室以上で導入されており、これまでに30万件以上の報告が登録されています。

サービスサイト:https://jtas-service.com/saas/
お問い合わせ・資料請求:https://corporate.edeyans.com/contact/

■ 会社概要



株式会社Edeyans「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに掲げ、テクノロジーとオペレーションの両輪でホテル客室清掃領域の課題解決に取り組むスタートアップです。SaaS型システム「Jtas」の開発・提供に加え、自社でも客室清掃サービスを展開することで、現場知見をシステム開発にフィードバックする独自の強みを持っています。日本が世界に誇れる清掃サービスの発展と、従事する方々の地位向上を目指し事業を展開しています。





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