キッツメタルワークス、銅棒及びエコブラス(R)を含む銅合金棒技術を承継

掲載日: 2026年08月06日 /提供:キッツ

― 三菱マテリアルの技術を継承し、さらなる発展へ ―

キッツのグループ会社である株式会社キッツメタルワークス(本社:長野県茅野市、代表取締役社長:中嶋 孝興)(以下「KMWS」)は、このたび、三菱マテリアル株式会社と銅棒及びエコブラス(R)を含む銅合金棒に関する技術供与契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本契約により、KMWSは三菱マテリアル株式会社が長年にわたり培ってきた銅棒及びエコブラス(R)を含む銅合金棒に関する製造・品質管理基準ならびに関連技術資料の提供を受け、お客様への安定供給と高品質な製品づくりを支える体制を強化します。
また、KMWSが有する材料加工技術、鍛造技術、切削加工技術と、今回承継する技術・ノウハウを融合することで、高付加価値製品の開発や新たな市場・用途への展開を加速し、持続的な成長と企業価値向上につなげてまいります。

■ 背景
近年、環境規制の強化や製品安全性への要求の高まりを背景に、鉛フリー材料や高機能銅合金材料への需要が世界的に拡大しています。
特に、水回り設備、EVおよび電動モビリティ、電気電子機器、産業機械分野では、環境負荷低減と高品質・高信頼性を両立する材料へのニーズが高まっています。エコブラス(R)をはじめとする環境対応型材料や、高い導電性・加工性を持つ銅および銅合金材料は、今後も幅広い用途で需要拡大が期待されています。
 こうした市場環境のもと、KMWSは環境対応型材料や高機能材料分野における事業拡大を進めており、その取り組みをさらに強化するため、三菱マテリアル株式会社との技術供与契約締結に至りました。 
    
■ 契約締結の意義
 本契約により、KMWSは、三菱マテリアル株式会社が培ってきた技術資産を活用できる体制を構築します。
 [継承する技術]
 □  銅合金の棒:エコブラス(R)、エコブラス(R)(Sn含有)、UH13、TS1AS、UR30ST、INIFK
 □  銅棒:C1010、C1020、C1100、Class1、Class2、テルル銅
 KMWSは、これらの技術資産と、自社が保有する材料加工技術、鍛造技術、切削加工技術を組み合わせることで、製品開発力および供給体制の強化を図ります。また、本契約は、優れた材料技術や品質管理ノウハウを次世代へ継承し、日本のものづくりの発展につなげる取り組みでもあります。



1.お客様への安定供給体制の強化
承継する技術および品質管理基準を活用することで、高品質な製品の継続的な供給体制を強化し、お客様の事業継続を支えてまいります。

2.技術の継承と発展
三菱マテリアル株式会社の銅棒及びエコブラス(R)を含む銅合金棒技術を継承するとともに、KMWSの材料加工技術、鍛造技術、切削加工技術と融合することで、さらなる技術革新と付加価値向上を推進します。

3.高付加価値製品の拡充
環境対応型材料に対する市場ニーズに応えながら、より高品質・高性能な製品開発を進め、製品ラインアップの強化を図ります。

4.成長市場への展開加速
KMWSが重点施策として取り組む半導体関連分野や産業機器分野など、高い品質・性能が求められる市場への展開拡大を目指します。

5.持続可能な社会への貢献
環境対応型製品の提供を通じて、環境負荷低減と資源の有効活用に貢献し、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。キッツグループは「流体制御技術と材料開発で社会インフラを支え、ゆたかな地球環境と持続可能な未来を創造する」という理念を掲げており、本契約もその実現に向けた取り組みの一環です。

株式会社キッツ 代表執行役社長 河野誠
 三菱マテリアル株式会社が長年にわたり培い、多くのお客様から信頼をいただいてきたエコブラス(R)等の技術を、当社グループが継承できることを大変意義深く受け止めています。
 今回承継する技術資産と、キッツメタルワークスが培ってきた材料加工技術、鍛造技術、切削加工技術を融合することで、お客様への安定供給とさらなる品質向上を実現してまいります。
今後もキッツグループは、技術の継承と発展を通じて、お客様と社会に新たな価値を提供し、持続的な成長と企業価値向上を目指してまいります。

※「エコブラス」は三菱マテリアル株式会社の登録商標です。

この件に関するお問い合わせ先
株式会社キッツ 広報・IRグループ 
Email: kitz-pr@kitz.co.jp

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