【共創プロジェクト成果】森永乳業、ビフィズス菌BB536配合ヨーグルトと生活習慣改善による「老化速度の減速」の可能性を確認

掲載日: 2026年07月27日 /提供:Rhelixa




株式会社Rhelixa(本社 : 東京都中央区、以下当社)が展開する老化研究の社会実装を推進し、ロンジェビティの実現を目指す「エピクロック(R)共創プロジェクト」に参画いただいている森永乳業株式会社(本社 : 東京都港区、以下森永乳業)が、当社と連携したDNAメチル化解析を用いた臨床試験において、画期的な研究成果を科学雑誌『Aging』(※1)にて発表しました。

本事例は、「エピクロック(R)共創プロジェクト」において、参画企業様による科学的成果が論文掲載という形で公表された初の事例となり、国内の抗老化研究領域の発展に向けた重要な一歩となることが期待されます。
本記事では、当社の「エピクロック(R)共創プロジェクト」の概要とともに、今回発表された森永乳業の最先端研究の成果についてご紹介します。

■当社が推進する「エピクロック(R)共創プロジェクト」とは

当社は「老いを恐れない社会の実現」というビジョンを掲げ、抗老化に関する研究開発及びサービスを提供する「エピクロック(R)事業」を展開しています。
本事業では、DNAメチル化情報を調べることで生物学的年齢や老化速度を算出する「エピジェネティック・クロック」の技術を活用し、身体・細胞の老化度や介入効果を定量的に評価しています。
その技術基盤として、日本人集団に最適化した当社独自の生物学的年齢指標「EpiclockAge」や日本人参照データベース「エピクロック(R)DB」など独自性の高い技術を有していることも特長の一つです。
「エピクロック(R)共創プロジェクト」では、これらの高度な知見と技術を活用し、食品、化粧品、製薬などの参画企業様と連携することで、各社の製品やサービスが持つ抗老化エビデンスの構築をサポートしています。

今回、共創プロジェクトの枠組みにおいて、森永乳業が50年以上にわたり研究を続けているヒト常在性ビフィズス菌(HRB)「ビフィズス菌BB536」を用いた臨床試験を実施しました 。

■臨床試験の概要と結果

健康な参加者を対象に、以下の複合的なアプローチを3か月間実施しました。
- 食事指導・介入:1日100gの「ビフィズス菌BB536配合プレーンヨーグルト」の摂取、および食事記録に基づく個別指導
- 運動指導:ウォーキングやステッパー運動(1日30分、週3日以上目安)
- 評価方法:血液のDNAメチル化情報から算出される、現在の老化の進行速度を示す指標「DunedinPACE」等を用いて評価

上記のアプローチを実施した結果、以下の成果が確認されました。
- 老化の進行速度が約2.3%低下
非介入群と比べて介入群では、DunedinPACEが有意に低下し、老化の進行速度が約2.3%低下する可能性が示されました。この変化量は、米国で実施された約25%のカロリー制限を2年間継続させた研究で報告された約2~3%の低下と同程度と考えられます。
- BMIや運動頻度に依存しない「複合的作用」
この老化速度の減速は、BMI(体重)の変化や運動回数の変化量との明確な関連性は認められませんでした。単なる減量等ではなく、ビフィズス菌BB536配合ヨーグルトの摂取と食事・運動習慣の見直しの「複合的作用」が関与している可能性が考えられます。
- 日本人対象の臨床試験での実証
食品介入による老化に関する臨床試験において、老化速度の抑制が示されたのは日本で初めての事例となります(※2)

■今後の展望

本事例は、数ヶ月の食事・運動習慣改善の取り組みが、「老化ペースの減速」につながる可能性を示した、極めて重要な知見です。
また、企業間の共創によって創出された知見を科学的エビデンスとして蓄積し、その成果を社会へ還元していくプロセスの一例でもあり、当社が目指す共創のあり方を示すモデルケースの一つとなることが期待されます。
当社は今後も、参画企業様との共同研究や実証を推進し、研究成果の創出にとどまらず、事業化や社会実装までを見据えた取り組みを支援することで、抗老化市場の発展と新たな価値創出に貢献してまいります。

■参考情報

※1
論文タイトル・著者
Short-term responsiveness of DNA methylation-based aging biomarkers to a multimodal intervention comprising exercise and dietary guidance involving daily consumption of yogurt containing Bifidobacterium longum BB536:an exploratory randomized controlled trial,
https://doi.org/10.18632/aging.206386

※2
(株)ナレッジワイヤ調べ、PubMed・医中誌 WEB に掲載された原著論文に基づく調査結果。日本人を対象とした食事・栄養・サプリメント介入による老化に関する臨床試験において、ビフィズス菌配合ヨーグルトを含む介入の結果、老化速度※の抑制が日本で初めて示された。
※評価指標に DunedinPACE を使用(2026 年 4 月 9 日および 7 月 1 日調査実施)

■株式会社Rhelixa(レリクサ)について

当社は、オミクス解析技術を基盤とする研究開発企業です。ゲノム・エピゲノム解析を強みに研究支援事業を展開するとともに、生物学的年齢の可視化などを通じてロンジェビティ領域の事業開発を推進しています。企業・大学・自治体との共創により研究成果の社会実装を進め、食品・美容・AI・まちづくりなど多様な分野で新たな価値創出に取り組みながら、抗老化市場の形成と発展を目指しています。

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社Rhelixa(レリクサ)広報
メール: press@rhelixa.com

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