第 22 回グリーン購入大賞「大賞・農林水産大臣賞」受賞 ~ パーム油のサステナブル調達 ~

掲載日: 2021年12月15日 /提供:不二製油グループ本社


2021 年 12 月 15 日
第 22 回グリーン購入大賞「大賞・農林水産大臣賞」受賞
~ パーム油のサステナブル調達 ~

11 月 24 日、不二製油グループ本社株式会社(大阪、代表取締役社長 酒井幹夫)は、グリーン購入に関する優れた取り組みを表彰する第 22 回グリーン購入大賞(※)において「大賞・農林水産大臣賞」を受賞しました。12月 15 日、表彰式が都内にて行われました。

当社グループは、主原料のトレーサビリティ向上をベースに、ステークホルダーと協働でサプライチェーン上の地球環境や人権課題の解決に取り組んでいます。特にパーム油に関しては、2016 年から責任ある調達方針「森林破壊ゼロ、泥炭地開発ゼロ、搾取ゼロ」のもと、業界に先駆けてグリーバンスメカニズムを構築し、労働環境改善プログラム導入や衛生写真による森林保全のモニタリング、RSPO 認証油の拡大等を通じ、自然生態系の保全、そして労働者の権利保護と経済性向上を図りながら持続可能なサプライチェーンの構築を推進しており、サステナブル調達の先進事例として評価されました。

今後も、食品産業の川上と川下を結ぶ要として、より一層、川上に向けた課題解決に努めると共に、世界が抱える食の現状と持続可能なサプライチェーンの意義を伝えながら、地球と人の健康を実現する基盤づくりに貢献していきます。

⇒ 取組詳細はコチラ https://www.fujioilholdings.com/sustainability/social/palm_oil/ お問い合わせ先 岡本 祥治 広報グループリーダー Email kouhou@so.fujioil.co.jp

本審査委員からの評価コメント
徹底したトレーサビリティの追及と実効性を重視する姿勢は特筆すべきであり、パーム油調達の深刻な課題解決に向けて成果を上げている。特にサプライチェーンの課題解決の仕組みとして、グリーバンスメカニズムを構築し、苦情対応を積極的に捉え、透明性の高い情報開示を行っていることは大いに評価できる。国内におけるパーム油のサステナブル調達の先駆者として、一連の取り組みが広く普及・発展することを期待したい。

代表取締役社長 酒井からの受賞コメント
このような栄えある授賞を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。当社グループは今回の受賞を励みとし、これからもなお一層、食品サプライチェーンの上流と下流を結ぶ要として、現地に根付いた改善活動を展開すると共に、産官学民連携で持続可能な食のライフスタイルの機運を高めてまいります。食のエッセンシャル企業として、お客様、消費者の皆さまへこの取り組みを広く伝えていくことで持続可能な食料システムの実現に貢献いたします。

※グリーン購入大賞について
グリーン購入大賞は、「グリーン購入」の普及・拡大に取り組む団体を表彰する制度として、グリーン購入ネットワーク(GPN)が 1998 年に創設。第 19 回(2018 年度)より、SDGs 目標 12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」を踏まえ、グリーン購入から持続可能な調達(消費と生産)に審査、表彰する領域を広げ、持続可能な調達(消費と生産)を通じて、グリーン市場の拡大や SDGs の目標達成に寄与する取り組みを表彰しています。
https://www.gpn.jp/info/gpn/3b1b70da-6536-4e0d-a920-72617efe3235

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