陸上養殖・水耕栽培向けIoT「マナシステム(R)」を展開するスーパーアプリ、HISモバイルと提携

掲載日: 2026年07月01日 /提供:スーパーアプリ

専用通信SIM・ルーターおよびキッティングサービスの提供を2026年7月1日より開始

株式会社スーパーアプリ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:飯沼 正樹、以下「当社」)は、H.I.S.Mobile株式会社(本社:東京都新宿区、以下「HISモバイル」)と提携し、陸上養殖・水耕栽培向けIoTサービス「マナシステム(R)」導入施設向けに、専用通信SIM、Wi-Fiルーター、ならびに事前設定を行うキッティングサービスの提供を、2026年7月1日より開始することをお知らせいたします。

「マナシステム」は、陸上養殖および水耕栽培の現場における各種環境データの遠隔監視・管理を支援するIoTサービスです。魚と野菜を同時に生産するアクアポニックス施設にも活用可能で、複合的な生産現場の見える化にも対応します。

陸上養殖・水耕栽培向けIoTサービス「マナシステム(R)」

■ マナシステム導入による主なメリット
導入により、主に以下のようなメリットが期待できます。

1.環境変化の早期把握
水温、pH、溶存酸素量(DO)、電気伝導度(EC)、温湿度などのデータを継続的に取得することで、魚や植物の生育環境の変化に早く気づくことができます。特に陸上養殖では、水質や設備の異常への対応が遅れると、魚の死亡や生育不良につながるおそれがあります。マナシステムは、こうした異常の兆候を早期に把握し、対応判断を支援します。

2.現地確認・記録作業の負担軽減
PCやスマートフォン、タブレットから施設の状況を確認できるため、現場に行かなければ分からなかった情報を遠隔で把握できます。例えば、1回15~30分程度の巡回・記録作業を1日2回行っている施設では、単純計算で月15~30時間程度の確認・記録業務が発生します。マナシステムにより、これらの一部を遠隔確認に置き換えることで、現地作業の負担軽減や複数拠点管理の効率化が期待できます。

3.経験や勘に頼りすぎない運用体制づくり
養殖や水耕栽培では、目に見えにくい水質変化の把握が重要です。マナシステムでは、各種データを継続的に蓄積・可視化することで、熟練者の経験に依存しがちな管理を、より再現性のある運用へ近づけます。

4.センサー校正の手間を削減──校正済みセンサーの定期提供
校正済みの高精度センサーを定期的にお届けする仕組みにより、利用者はセンサーを交換するだけで利用できます。面倒な校正作業や試薬による手動確認の負担を抑え、継続的なモニタリングを支援します。
■ 提携の背景
近年、陸上養殖や水耕栽培の分野では、安定生産や省人化、遠隔管理へのニーズの高まりを背景に、IoT導入への関心が高まっています。一方で、実際の導入現場では、通信環境の整備や機器の初期設定が負担となり、導入・立ち上げのハードルとなるケースも少なくありません。
今回、通信分野に強みを持つHISモバイルと提携することで、「マナシステム」の導入時に必要となる通信回線、ルーター機器、初期設定を一体で提供できる体制を整え、現場の導入負荷をより一層低減いたします。
■ 新サービスの特長
1.IoT用途に適した「上り特化データSIM 400GB」
「マナシステム」で取得する各種センサーデータのアップロード(送信)に適した、「上り特化データSIM 400GB」をご用意しました。月額料金は1回線あたり5,500円(税込)で、陸上養殖・水耕栽培の現場における安定したデータ通信を支援します。

2.現場環境に応じて選べる通信端末
施設の規模や設置条件に応じて、以下の通信端末(Wi-Fiルーター)から選択いただけます。





小規模な試験導入から、より安定性が求められる現場まで、用途に応じた構成が可能です。

3.届いてすぐ使えるキッティングサービス(有償オプション)
機器設定に不慣れなお客様向けに、有償のキッティングサービスを用意しています。当社スタッフが事前にSIM挿入、APN設定、通信確認を実施したうえで、マナシステムとともに出荷いたします。
設定手数料:11,000円(税込)/台
これにより、現地での初期設定負担を抑え、導入後の早期運用開始を実現します。なお、お客様ご自身で設定いただく場合は、HISモバイルからSIM・機器を直送する運用も選択可能です。
■ 多様な現場で進む活用
「マナシステム」は、アクアポニックス施設に限らず、陸上養殖・水耕栽培など多様な現場で活用が進んでいます。
静岡県磐田市のタツノオトシゴ養殖場では、海水魚の陸上養殖における環境管理を目的としてマナシステムが採用されています。水質や設備環境の変化を継続的に把握することで、繊細な生体を扱う養殖現場の安定運用を支援しています。
神奈川県の江ノ島駅構内「Aqua Garden Lab」では、公共空間における展示・地域活性化を目的として導入され、エシカル消費(倫理的消費)への理解を促す取り組みに活用されています。
また、自社の実証拠点として、岐阜県加茂郡八百津町にて面積2,800平方メートルのアクアポニックス農場「マナの菜園」を運営しています。同農場は、マナシステムの有効性を実証し、収益化モデルを確立するための研究開発拠点です。マナの菜園では、マナシステムによる環境管理のもと、フリルレタス、バタビアレタス、バジル、クレソンなどの野菜と、ティラピア、チョウザメなどの魚を生産しています。
これらの取り組みを通じて、当社はマナシステムを、陸上養殖・水耕栽培・アクアポニックスをまたぐ一次産業向けIoTサービスとして展開してまいります。
■ 導入フローと請求体制
本サービスでは、HISモバイルと連携した専用申込フォームを通じて、通信回線・端末・キッティングサービスをまとめてお申し込みいただけます。請求は、以下の役割分担で行います。

このように、通信とシステム提供の役割を整理することで、導入時の運用を分かりやすくしています。
■ 今後の展開
当社は今後、「マナシステム」を陸上養殖・水耕栽培向けIoTサービスとして展開しながら、アクアポニックスを含む複合的な生産現場にも対応領域を広げてまいります。
一次産業の現場で求められる遠隔監視、省人化、安定運用を支える仕組みづくりを通じて、持続可能な生産体制の構築に貢献してまいります。
■ 会社概要
会社名: 株式会社スーパーアプリ
所在地: 愛知県名古屋市中区栄二丁目11番30号 セントラルビル5階
代表者: 代表取締役 飯沼 正樹
設立:  2010年6月
資本金: 6,854万円
事業内容:アプリ制作/陸上養殖・水耕栽培・アクアポニックス向けIoTサービス「マナシステム(R)」の開発・提供/農業・養殖・アクアポニックス関連事業の企画・運営
URL:  https://www.super-appli.co.jp/

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