福岡市は、農業分野における生産性向上や省力化を実現するスマート農業の推進に向け、「Fukuoka City スマート農業チャレンジ農園プログラム」の参加企業募集を開始しました。
本プログラムは、「市内生産者の課題やニーズに対して、スマート農業技術の社会実装を目指すスタートアップをはじめとした企業等のチャレンジを後押しする取組み」として実施されており、福岡市西区の今津リフレッシュ農園の一部を実証実験フィールドとして提供するものです。
参加企業募集ページ〔福岡市ホームページ〕
https://www.city.fukuoka.lg.jp/nosui/inoshishi/business/sumanoboshu.html
■プログラムの背景と目的
農業現場では、担い手不足や高齢化に加え、気候変動による高温障害、作業負担の増加など、様々な課題が顕在化しています。福岡市では、「農作業の効率化や省力化、生産性の向上を図るスマート農業の推進」のため、本プログラムを通じて、革新的技術の社会実装を加速させることを目指しています。
対象となるのは、「市内生産者の課題等を解決するスマート農業の社会実装を目指し、今津リフレッシュ農園内で実証実験を希望する企業等」です。
例えば、
・軟弱野菜:夏場の生育不良や高温対策、病害虫の発生
・いちご:収穫・選果・パッキングの効率化、施肥・防除の自動化
・トマト:高温・強日射対策や収穫モニタリング
といった、生産現場が抱えるリアルな課題解決が期待されています。
■実証フィールドと支援内容
本プログラムの特徴は、実証環境の提供と資金支援を組み合わせた実践型支援にあります。
福岡市は参加企業に対し、以下の支援を行います。
・今津リフレッシュ農園内の実証実験フィールド提供(最長2年間)
- ハウス(40平方メートル )×2棟
- 露地畑(65平方メートル )×1区画
※いずれか1フィールドを提供
・賞金100万円(実証実験の必要経費に活用)
・市ホームページでの紹介 など
一方、参加企業は、実証実験の企画・運営、作物栽培、費用負担、データ検証および結果報告などを担い、「実証実験の運営全般」を主体的に実施します。
■選定方法・スケジュール
参加企業は、書類審査およびプレゼンテーションを通じて選定され、最大3社が採択されます。
主なスケジュールは以下の通りです。
・募集開始:令和8年6月5日
・申込(エントリー)締切:令和8年6月25日17時
・プレゼンテーション資料提出締切:令和8年7月3日17時
・採択決定:令和8年7月下旬(予定)
・実証実験開始:令和8年9月以降(予定)
評価においては、「実用性・導入可能性」「市場性」「新規性・独創性」「環境配慮」「事業の実現可能性」など、多角的な観点から審査が行われます。
■応募方法
応募は、所定のエントリーシートに必要事項を記入のうえ、電子メールで提出する形式となっています。詳細は福岡市ホームページに掲載されている公募要領をご確認ください。









