森トラストグループ 2026年3月期 業績報告

掲載日: 2026年05月21日 /提供:森トラスト

 森トラスト株式会社、森トラスト・ビルマネジメント株式会社、森トラスト・ホテルズ&リゾーツ株式会社など、森トラストグループ50社(森トラスト、連結対象子会社44社、持分法適用関連会社5社)の2026年3月期連結業績をお知らせします。

[森トラストグループ 連結業績] (2025年4月1日~2026年3月31日)
 2026年3月期は、営業収益が過去最高となる3,210億円(前期比:14%増)、営業利益は605億円(前期比:12%増)となりました。好調なオフィス賃貸需要を背景に、新たに稼働した「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」ならびに既存オフィスビルの高稼働、インバウンド需要の取り込みによる国内ホテルの好調等により、賃貸関係収益・ホテル関係収益ともに過去最高となりました。
 経常利益は645億円(前期比:7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は392億円(前期比:6%増)となりました。
 2027年3月期の予測では、営業収益は3期連続過去最高となる3,470億円(前期比:8%増)を見込んでおります。また、営業利益は700億円(前期比:15%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は350億円(前期比:10%減)となる見込みです。

(金額の単位は百万円、表記は百万円未満切り捨て) 
営業収益内訳

2026年3月期の業績ハイライト

- 「賃貸関係事業」は、東京都心5区の大規模オフィスビル*1の空室率が半年以上にわたって1%台前半で推移する*2などオフィスビルへの強い需要が続く中、「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」の新規稼働ならびに既存オフィスビルの高稼働により、前期比5%増で4期連続過去最高となる1,021億円の営業収益となりました。(*1大規模オフィスビル:フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル *2出所:三幸エステート)
- 「ホテル関係事業」は、2024年に続き2年連続で訪日客数・訪日消費額の両方で過去最高を記録したインバウンドの盛況を背景に、シティホテル、リゾートホテルともに高水準の稼働率と客室平均単価を記録しました。前期に続き東京のラグジュアリーホテルが好調だったほか、昨年10月に取得した米国・マンハッタン所在のラグジュアリーライフスタイルホテル「エクイノックス・ホテル」および老舗ベーカリー「ブランジェ浅野屋」を運営する株式会社浅野屋の収益寄与もあり、前期比13%増で4期連続過去最高となる905億円の営業収益となりました。
- 「不動産販売事業」は、エスリード株式会社によるマンション分譲が引き続き好調に推移し、前期比17%増となる1,004億円の営業収益を計上しました。
- 「その他事業」は、「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」の入居工事などによる収益伸長により、前期比41%増となる279億円の営業収益となりました。


 上記の結果、営業収益は過去最高の3,210億円、営業利益は605億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は392億円となりました。

2027年3月期の業績予測

- 「賃貸関係事業」は、「東京ワールドゲート赤坂 赤坂トラストタワー」の通期稼働、および米国・マンハッタン所在の大規模複合ビル「35ハドソンヤード」の通期の収益寄与により、5期連続過去最高となる1,200億円の営業収益を見込んでいます。
- 「ホテル関係事業」は、既存ホテルの堅調な稼働と新規開業した「1 Hotel Tokyo」の収益寄与、さらには、米国・マンハッタンの「エクイノックス・ホテル」の通期の収益寄与により、5期連続過去最高となる1,000億円の営業収益を見込んでいます。
- 「不動産販売事業」は、住宅分譲事業中心に1,000億円の営業収益を、「その他事業」は270億円の営業収益をそれぞれ見込んでいます。


 上記の結果、2027年3月期の業績は、営業収益は3期連続過去最高となる3,470億円、営業利益は700億円、親会社株主に帰属する当期純利益は350億円となる見込みです。

本資料に記載の業績予測は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいています。実際の業績は、今後の様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。

Advance2030

■「Advance2030」の数値目標
 2016年に策定した森トラストグループの中長期ビジョン「Advance2027」について2023年11月に改定を行い、「Advance2030」として、2030年度に向けて新たに1兆2,000億円の投資目標と、2030年度の売上高3,300億円、営業利益700億円の目標を設定しました。

単位:億円

■「Advance2030」のアクションプラン
(1)不動産事業(賃貸および分譲)

(2)ホテル&リゾート事業

(3)投資事業
 広く社会に価値をもたらす事業全般について、多様な投資手法を用いて、「安定性」「持続性」「成長性」に重点を置いた投資を行うことで、時代に即応した最適な事業・資産ポートフォリオを構築します。

事業トピック

主な事業トピック一覧

■東京ワールドゲート赤坂
東京ワールドゲート赤坂 第2期竣工
 「東京ワールドゲート赤坂」は、2025年10月に第2期竣工を迎えました。
 第2期竣工により、「東京ワールドゲート赤坂」の緑豊かな街区が完成し、地域の方々、オフィスワーカーの憩いの場として自由に回遊いただけるようになりました。引き続き、「国家戦略特区※」認定事業として、周辺道路の無電柱化や歴史文化発信施設の整備を推進し、ビジネスと観光の両面から、赤坂エリアの地域特性の磨き上げに貢献してまいります。 (※東京圏国家戦略特別区域)



「東京ワールドゲート赤坂」 外観






ブランデッド・サービスレジデンス 「1 Homes Tokyo」 アジア初上陸
 「東京ワールドゲート赤坂」上層階に、米国発のサステナブルラグジュアリーホテル「1 Hotels」(読み:ワンホテルズ)のレジデンスブランド「1 Homes」(読み:ワンホームズ)を冠した「1 Homes Tokyo」が、2026年3月にアジア初上陸いたしました。



「1 Homes Tokyo」 住戸例


4つの新業態を含むショップ&レストラン オープン
 「東京ワールドゲート赤坂」において、新たなショップ&レストランが2026年2月から順次オープンしました。今回、4つの新業態を含む14店舗が加わることで、全18店舗の構成となります。「東京ワールドゲート赤坂」のオフィスで働く1万人超のワーカーをはじめ、ホテル・サービスレジデンス利用者、近隣の方々やオフィスワーカーにとって、日常的なランチ利用から、仕事終わりのひととき、同僚とのコミュニケーション、取引先との会食まで、多様な食のシーンを支える商業エリアの形成を目指しております。



「東京ワールドゲート赤坂」 ショップ&レストラン


■米国・マンハッタンで5つ星「エクイノックス・ホテル」を含む複合ビル「35ハドソンヤード」取得
 2025年11月に、米国子会社の森アメリカ社(MORI America LLC)を通じて、米国・マンハッタンに所在する大規模複合ビル「35ハドソンヤード」(35 Hudson Yards)の区分所有権(1階から30階部分まで)を取得。当社として米国における不動産投資実績としては12棟目、マンハッタンでは2棟目となりました。
 35ハドソンヤードの15階から29階に入居する「エクイノックス・ホテル」(Equinox Hotel New York)は高級フィットネスを北米中心に展開するエクイノックス社が運営するウェルネスに特化した世界で唯一ハドソンヤードにのみ所在するラグジュアリーライフスタイルホテルです。



35 Hudson Yards 外観(中央手前)


■初の企業CMにて、新ブランドメッセージ「可能性デベロッパー」を発信
 2025年12月に、1951年の創業以来初となる企業CMを、森トラストグループが所有・運営する1894年創業の日本有数のクラシックホテル「万平ホテル」を舞台として制作いたしました。本CMは、当社が掲げる新たなブランドメッセージ「可能性デベロッパー」に込めた、「不動産デベロッパーの枠を超え、あらゆる可能性をデベロップメント(開発)していく」という想いを表現しています。



新ブランドメッセージ「可能性デベロッパー」


■新規領域への投資
「8F Aquaculture Fund Japan I LP」(サーモン陸上養殖プロジェクト)に出資
 三重県津市においてアトランティックサーモン養殖を実施するピュアサーモンジャパン株式会社の運営ファンド「8F Aquaculture Fund Japan I LP」に出資し、サーモン陸上養殖プロジェクトに参画いたしました。



施設内のアトランティックサーモン(イメージ)


「K2P Film Fund I」(映画ファンド)に出資
 2026年1月に、株式会社K2 Picturesが運用する映画製作ファンド「K2P Film Fund I(ケーツーピーフィルムファンドファースト)」に3億円出資いたしました。映像コンテンツが、制作過程や公開後において、ロケツーリズムなど新たな観光資源として機能することに期待を寄せ、当社においては、保有施設のロケ地提供にも協力していきたいと考えております。




「K2 Pictures」 ロゴ


物流施設事業へ参入
 2026年3月に、当社グループのエスリードリアルティ株式会社と共同で、兵庫県神戸市の六甲アイランドにおいて冷凍・冷蔵機能を備えた賃貸物流施設「神戸六甲MT Logi Cold」を開発いたしました。当社グループにとって、初の物流施設事業となります。



「神戸六甲MT Logi Cold」 外観


琵琶湖蓄電所プロジェクトを始動
 2026年2月に、当社初となる系統用蓄電所の開発・事業運営を目的とした特別目的会社を設立いたしました。当該蓄電所は、滋賀県守山市にて2026年夏に建設を開始し、2027年下期に運転開始を予定しております。



系統用蓄電所完成イメージ


■森トラスト株式会社のホテル&リゾート事業について
 森トラストグループの中核である森トラスト株式会社のホテル&リゾート事業では、2026年3月時点で国内外に35のホテル施設を展開、16件の新規プロジェクトを推進しています。インバウンド需要の受け皿拡大や旅行者一人当たりの消費単価向上を見据えた取り組みを推進していくなど、国内外の旅行者に日本各地の魅力ある観光資源を活かした快適な滞在を提供しています。

既存ホテルと新規プロジェクト一覧

森トラストグループ 国内での運営ホテルと新規プロジェクトについて


サスティナビリティ活動報告

■森トラスト サステナビリティ推進ビジョン



 私たちはコーポレートスローガン「Create the Future」のもと、わくわくするような未来の創造を目指しています。
 かつて私たちのミッションがビルづくりからまちづくりへ変わったように、新しい社会を作ることで、私たちもまた社会と共に変わります。



2026年3月期における取り組み実績(抜粋)
■安心・安全なまちづくりとコミュニティ活性化

■サステナブルな環境・社会の実現

■新たなワーク・ライフスタイルの提案

■新時代の創造と産業育成

■健康促進・ウェルネス領域における事業の推進

■ダイバーシティへの取り組み

■コンプライアンス・ガバナンスの継続的向上


森トラストグループ 賃貸・運営施設

■賃貸・運営施設(2026年3月31日時点)


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