
訪日観光客向けサービスを提供する株式会社インバウンドホールディングス(本社:大阪市西区、代表取締役:坂本 正樹、以下当社)は、千代田リアルティ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:谷 利浩、以下千代田リアルティ社)が所有する一棟貸しヴィラ「private villa 里音(SATONE)」を2026年5月9日(土)、奈良県の山添村にオープンしました。
本施設は、築約200年の古民家を2年9ヶ月の歳月をかけて再生した一棟貸しの宿泊施設です。千代田リアルティ社の谷氏を中心に、伝統建築の専門家や地域住民、都心からの有志がワークショップ形式でリノベーションに参画。「外部による開発」ではなく、地域との信頼関係を礎とした「内発的な地方創生」の新たなモデルとして誕生しました。日本の原風景が残る美しい里山の風景に加え、エストニア製サウナ等や床暖房などの最新設備も導入し、心も身体も癒す極上の滞在体験を提供します。
「private villa 里音(SATONE)」の特長
1. 伝統と革新が融合した「次世代の古民家再生」
離れにはサウナ

外には本格BBQコーナー
築200年の歴史を持つ日本家屋を、茅葺き職人や伝統建築再生大工、そして一流デザイナーの手によって再生。梁や柱など活かせる部分は大切に残しつつ、エストニア製サウナ、薪ストーブ、床暖房やBBQ設備といった現代のテクノロジーも積極的に取り入れています。歴史価値のある日本建築を単に保存するのではなく、次の100年へつなぐための「快適で贅沢空間」へと進化させています。
2. 五感で楽しむ「日本の原風景」と圧倒的な没入感

室内から日本の原風景が楽しめる

森にはブランコも設置
奈良県内でも珍しい茶畑や四季折々の田畑、満天の星空といった山添村の美しい景色を、テラスや大きな窓からアートのように楽しむことができます。隣接する森ごと貸し切りにしているため、都会の喧騒を完全に遮断。鳥のさえずりや風の音だけが聞こえる「本当の静けさ」の中で、ブランコに揺られたりデジタルデトックスをしたりと、自然と一体になる滞在ができます。
3. 都市と地方を繋ぐ「交流と共生」のプラットフォーム

村内の住人が清掃などを請け負う
ここは単なる宿泊施設ではなく、再生プロジェクトを通じて地域住民と都市部の人々が共に汗を流した、交流の拠点です。
本施設は、近隣にコインランドリーやリネンのクリーニング施設がないという地域課題に着目し、敷地内に専用のクリーニング設備を新設しました。これを活用し、近隣住民を清掃・運営スタッフとして雇用することで、持続可能な地域経済の循環を生み出しています。このプロジェクトをきっかけに若い世代の移住が実現するなど、まさに「地域を元気にする地方開発」のモデルケースとなっています。
今後の展開
「private villa 里音(SATONE)」は、今後も村内の住民と協力し、山添村の魅力を深める取り組みを続けていきます。1.「食」で地域を味わうガストロノミーツーリズムの展開
地域の食材と文化を堪能していただくため、和食・イタリアン・フレンチの「出張シェフ」によるディナー予約を受け付けています。さらに今後は、地元の主婦の方々が旬の食材で手がける「里山の朝食」の提供(有料・予約制)も開始予定。地元の日常や文化に触れる食体験を通じ、持続可能な観光形態である「ガストロノミーツーリズム(注)」を推進します。
(注)その土地の気候や風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的とした旅
2. 自然と一体となる体験の拡充
周辺の豊かな自然環境を最大限に活かし、森の中で心身を整える「森のサウナ」の新設を計画しています。都市部の喧騒では決して得られない、ここでしか味わえない心洗われる時間を提供します。
「里音(さとね)SATONE」の概要

「母屋」と「離れ」、隣接する「森」でも遊べる
所在地:奈良県山辺郡山添村峰寺341
アクセス: 名阪国道「小倉IC」より 約11分、名阪国道「針IC」より 約15分
宿泊開始日: 2026年5月9日(土)
宿泊料金(1室1泊): 200,000~円(税込)
※価格は時期、宿泊予約サイト等により変動します。
オーナー:千代田リアルティ株式会社
管理・運営:株式会社インバウンドホールディングス
予約方法:Webサイト、電話
部屋数: 1室
定員:12名(大人8名まで・子ども5名まで)
Webサイト:https://satonenara.com/
宿泊に関するお問い合わせ先: TEL.06-7167-6048
千代田リアルティ株式会社について
千代田リアルティは、大阪市を拠点に不動産売買やリノベーション、コンサルティングを行っています。弁護士等と連携した任意売却などの専門的な仲介に強みを持ち、資産価値の最大化を支援しています。また、飲食店の運営、コンサルといった事業も手掛けています。【会社概要】
社名:千代田リアルティ株式会社
本社所在地:大阪市西区新町1-14-21 大阪ひびきの街 ザ・サンクタスタワー 716号
代表取締役:代表取締役 谷 利浩
設立: 2012年5月
HP:https://chiyodarealty.jp/
株式会社インバウンドホールディングスについて
インバウンドホールディングスは、「エンターテインメントの力で世界を優しくする」をミッションに掲げ、その実現に向けて「旅する人の最高のパートナーとなり、特別な体験を提供する」というビジョンのもと、訪日外国人向けに多様なサービスを展開しています。私たちは、日本の魅力を世界へ届け、エンターテインメントを通じて、笑顔と思いやりにあふれた世界の実現に挑戦し続けてまいります。
【会社概要】
社名:株式会社インバウンドホールディングス
本社所在地:大阪市西区新町1丁目5-7 四ツ橋ビルディング2F
代表取締役:坂本正樹
設立: 2024年9月
事業内容: ・ホテル、民泊など宿の企画、開発、運営
・SPOT JAPANの運営
・外国向け動画メディア
・オリジナルアクティビティ
HP:https://inbound-hd.jp/
<参考資料>
奈良県山添村の古民家再生プロジェクト 地域住人も巻き込んだ「private villa 里音(SATONE)」開業までの軌跡

一棟貸しのプライベートコテージ「private villa 里音(SATONE)」は、宿泊施設を単に建設したわけではありません。それは、奈良県山添村の美しい日本の原風景と歴史を次世代へつなぐため、地域住民と都市部の人々が協力し・作業した約2年9ヶ月にわたるプロジェクトでした。
ワークショップ形式で進めたリノベーション

改修作業は、全て専門家にお任せにするのではなく、地域住民と都市部から訪れた有志たちが共に参加する「ワークショップ形式」で進められました。壁塗りや床の修繕、小屋裏の再生など、一つひとつの工程を共同作業で行い、食事や会話を重ねる中で、建物には単なる「新しさ」ではない、関わった人々の想いが蓄積されていきました。
信頼が生んだ「関係人口」と移住の連鎖

茅葺職人から藁縄男結びを学ぶワークショップも実施
プロジェクトの代表は、「private villa 里音(SATONE)」の所有者でもある 千代田リアルティ株式会社 代表取締役の谷 利浩氏。谷氏は、山添村でこの古民家に出会い、魅せられてから、足繁く村へ通い、対話を重ねることで地域との信頼関係を築いてきました。この真摯な姿勢が共感を呼び、SNSや広告に頼らなくても「人と人とのつながり」だけで支援の輪が拡大。2026年2月に実施したクラウドファンディングでは、目標比270%(支援者52名、80万円以上)という数字を達成しました。
さらに、このプロジェクトが縁で実際に村へ移住する若い世代が現れるなど、理想的な「関係人口」の創出を実現しています。
地域住民と共につくる運営体制
オープン後も、この場所は地域と共存を続けています。地域スタッフによる運営: 清掃やメンテナンスを近隣住民が担当し、新たな雇用を創出。
地元の食の提供: 地元食材を熟知した住民による朝食の提供(準備中)や、また、地元の事業社と連携をし、地元の食材を使った出張シェフによる料理を提供しています。
宿泊事業を通じて地域内での経済循環を生み出し、村民の方々を支える拠点となることも目指しています。
プロジェクト代表の想い
「2023年9月にこの物件を取得してから開業まで約900日間。専門家の皆様、役場の方々、ボランティアの皆様、そして山添村の皆様の多大なるご支援のおかげで、ようやく『築200年古民家再生プロジェクト』が完成しました。心より感謝申し上げます。2026年5月、古民家は「private villa 里音(SATONE)」として開業します。大切に受け継がれてきた歴史と風景、そして未来への想いが詰まったこの宿を、ぜひ現地でご体験いただければ幸いです。
山添村峰寺古民家再生プロジェクト 代表 谷 利浩氏
山添村について
奈良県北東部、三重県との県境に位置する山添村は、豊かな自然と独自の文化が共存する農山地です。
「private villa 里音」のテラスからの風景
都市圏からアクセス良好な「週末滞在型」エリア
名阪国道のインターチェンジを有し、大阪・名古屋の両都市圏からアクセスしやすい立地です。 「自然」「動物」「巨石」「星空」をキーワードに、日帰り観光や体験型レジャーの拠点として注目を集めています。
豊かな風土と農山村景観
総面積66.52平方キロメートルの約80%を山林が占め、木津川流域には美しい集落や農地が広がっています。
夏は比較的涼しく、冬の積雪も少ない穏やかな内陸性気候を活かし、古くから農林業を基盤として発展してきました。
大和茶の主要産地としての歩み
標高120m~620mの冷涼な気候と昼夜の寒暖差を活かし、香り高い「大和茶」の栽培が盛んです。
人口動態と地域課題(2026年4月30日時点データ)
1960年の6,807人をピークに減少が続き、2010年には過疎地域に指定されました。
- 総人口: 2,930人(世帯数:1,300世帯)
- 年少人口(19歳以下): 279人(全体の約10%)
- 老年人口(80歳以上): 548人(全体の約19%)
少子高齢化が進行する中で、「private villa 里音(SATONE)」は新たな人の流れを生む地方創生の拠点としての役割を担っています。









