
記
1.本基本合意書(MOU)締結の目的と背景
当社は、アグロフォレストリー農法による高品質なアマゾンフルーツの普及を通じ、グローバルな市場展開を中長期的な成長戦略における重要課題として位置付けております。
近年、日本国内のみならずアジア地域、特に台湾やタイにおいて健康志向が急速に高まりを見せており、当社の主力商品であるアサイー関連製品への需要が大きく拡大しております。この旺盛な需要を確実に取り込み、海外市場への本格参入を果たすため、現地に根ざした強力なパートナーとの提携が不可欠と判断いたしました。
パートナーとなるKFS社とは、2017年に基本売買契約およびOEM生産契約を締結して以来、強固な信頼関係を築いてまいりました。同社はアジアにおけるHPP(非加熱食品高圧処理)技術のパイオニアであり、熱を加えずに食材を殺菌する高度なノウハウを有しています。この技術は、アサイー本来の風味や高い栄養価を一切損なうことなく、かつ添加物を使用しない「クリーンラベル」の製品化を実現する上で極めて重要な役割を担っております。
KFS社に対して当社のブランド製品の製造および販売ライセンスを付与することで、現地生産・現地消費のサプライチェーンが確立されます。これにより、国際物流コストの大幅な削減、為替変動リスクの低減、そしてリードタイムの短縮(より新鮮な状態での製品提供)が実現します。
さらに、台湾市場においてはKFS社に独占的な販売権を付与することで、同社の強力な販売ネットワークを最大限に活用した迅速なマーケットシェアの獲得を見込んでおります。
当社のブランド力および高品質なアサイー原料と、KFS社の卓越した製造技術ならびに同地域における強固な販売網を融合させることで、台湾およびタイ市場での圧倒的なシェア獲得と、さらなる事業のスケールアップを目指してまいります。
2.本基本合意書(MOU)の概要
本MOUは、今後締結を予定している正式な「製造ライセンス契約」および「販売代理店契約」に向けた基本合意となります。

3.相手先の概要

KFS社は台湾を拠点とする、アジア初かつ最大のHPP(High Pressure Processing:超高圧低温滅菌)受託加工施設を有する専門食品加工メーカーです。熱を加えずに6,000気圧の圧力で殺菌を行うことで、食品の鮮度、風味、栄養素を保持しつつ、防腐剤などの人工添加物を使用しない「無添加」食品の製造を得意としています。自社ブランドでのコールドプレスジュースや冷凍フルーツピューレを展開するほか、世界基準の安全性で当社のOEMパートナーとしても長年の実績があります。
4.今後の見通し
本MOUに基づき、両社間で「製造ライセンス契約」および「販売代理店契約」の最終締結に向けた詳細協議を進行してまいります。
本件が当期の業績に与える影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的な当社の海外事業の成長および新たな収益基盤の拡大に大きく貢献するものと考えております。今後、正式な契約締結等により公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
以 上









