- プレスリリース
緊急事態宣言が解除された10月「ウチ消費」に加え「ソト消費」にも好調カテゴリ
~ドラッグストア、食品スーパーマーケット 伸び率TOP20カテゴリを発表 ~
株式会社True Data(トゥルーデータ/本社:東京都港区、代表取締役社長:米倉 裕之) は、当社の統計データをもとに、ドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2021年10月の売り上げ伸長カテゴリを発表します。当月は家飲みが習慣化した影響か、「スピリッツ」、「リキュール類」などの酒類が前年同月と比べ売り上げを伸ばした一方、外出の機会が増加したことにより「チューインガム」、「制汗防臭剤」の売り上げも伸長しました。緊急事態宣言が解除された10月は、これまでの「ウチ消費」に加えて、「ソト消費」にも好調なカテゴリが現れました。今後の生活様式がどのように変化していくのか、消費動向が注目されます。
2021年10月のポイント
- ●食品スーパーマーケットでは、「氷」や、「スピリッツ」、「リキュール類」、ドラッグストアでは、「スピリッツ」、「リキュール類」に加え「ビール」も2桁伸長し、TOP20にランクインしました。緊急事態宣言は解除されましたが、家飲み需要は継続しているようです。
- ●外出する機会が増えたためか「チューインガム」の売り上げが伸びています。ドラッグストアでは、前年同月比23.8%増、食品スーパーマーケットでは10.5%増と伸長しました。
- ●10月前半は東京でも真夏日を記録するなど、暑い日が続いたことによりアイスの売り上げが好調でした。食品スーパーマーケットで「ファミリーアイス※1」の売り上げが前年同月比16.7%増、「パーソナルアイスその他※2」は14.4%増、ドラッグストアで「ファミリーアイス」は12.3%増、「パーソナルアイスその他」が10.6%増と伸長しました。
- ●10月前半は気温が高かったことに加え、外出の機会が増えたことにより、ドラッグストアで「制汗防臭剤」の売り上げが前年同月に比べ11.4%増加しました。
- ●手や全身に使える保湿化粧品「ボディローション・クリーム」の売り上げが、ドラッグストアで前年同月に比べ13.2%増加しました。
※1「ファミリーアイス」:乳脂肪分の高い「プレミアムアイス」を除く、箱入りアイスなど
※2「パーソナルアイスその他」:乳脂肪分の高い「プレミアムアイス」を除く、単品のアイス
〈2021年10月の集計データについて〉
・数値…小数点以下第二位を四捨五入
・カテゴリ別伸び率ランキング…生鮮・惣菜カテゴリ及び、カテゴリ名の冒頭に「その他」を含むものを除外し、1店舗あたり200個以上売れているカテゴリを集計
・データ抽出日…2021年11月15日
・全国ドラッグストア、食品スーパーマーケットのPOSデータをもとに統計化した購買データで集計しています。データには店舗・個人を特定する情報は含まれていません
データ出典:True Data
※プレスリリース掲載の数値はデータ抽出日時点のものです
■ 「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」について
当社は日用消費財メーカー企業を対象に、月次レポート「新型コロナウイルスで変化した購買行動分析レポート」を提供しています。レポートでは、ドラッグストア・スーパーマーケットの購買金額、カテゴリ別などのデータを掲載し、新型コロナウイルスの流行による消費の変化をまとめています。
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