「責任ある飲酒」を学ぶボードゲーム開発

掲載日: 2026年03月03日 /提供:アサヒグループホールディングス

大学生と共創 自分も周りも心地よい飲み方を考えるきっかけに

 アサヒグループホールディングス株式会社(本社 東京、社長 勝木敦志)は立教大学や龍谷大学の学生などと協働し、「責任ある飲酒」を実践的に学ぶことのできるボードゲーム『CARE & CHEERS(ケアチア)』※1を開発しました。今後、企業や大学などで実施している適正飲酒セミナーや社内研修などで活用し、適正飲酒の啓発と不適切飲酒の防止を一段と推進していきます。



■『CARE & CHEERS』について
 『CARE & CHEERS』は、お酒に関する悩みや困りごとに直面したプレーヤーに対して、ほかのプレーヤーがアドバイスや働きかけを行い、自分や周囲が飲酒トラブルに陥るのを未然に防ぐ声のかけ方や手助けの方法を体験するボードゲームです。20歳以上を対象としています。
 節度を守り適度に飲酒することの重要性は広く共有されている一方で、実際にどのように行動すればよいのか分からないと感じる人は少なくありません。本ゲームでは、飲酒をめぐる嗜好や価値観の違いに対して理解を深めながら、他者への配慮や適切な働きかけを学び、「責任ある飲酒」を自然に実践できる知識とスキルを育むことを目的としています。
■開発の背景
 ゲームの開発にあたっては、お酒を飲み始めたばかりの世代の声を反映するため、立教大学法学部の薬師丸正二郎ゼミおよび同大学の有志の学生やSUMADORI-BAR SHIBUYA※2で働く大学生と協働しました。お酒の席で困ったことや心地よく感じた場面など、学生たちの実体験をもとに、ゲームのルールやキャラクターの設計を行いました。完成した試作品は、学生同士のグループや、学生と社会人が混在するグループでトライアルを実施し、世代や飲酒に対する考え方に関わらず、さまざまなプレーヤーが一緒に楽しめるよう改良を重ねました。
 ゲームの効果を検証するため、社会言語学を研究する龍谷大学政策学部の村田和代ゼミとも協働しました。村田ゼミでは、プレーヤーのゲーム中の会話の分析および事前事後のアンケートによる実証研究を実施しました。その結果、多くのプレーヤーが「周囲への気遣い」や「他者理解の重要性」を実感し、飲酒について自分とは異なる考え方の人の視点を持つようになったことが確認されました。村田教授は「このゲームは他者の話を“傾聴”する設計で、お酒に対する価値観が自分とは異なる人への理解を促しているところが非常に評価できる」と述べています。



■アサヒグループと「責任ある飲酒」
 アサヒグループは、酒類を製造・販売する企業グループの一員として、有害なアルコール使用を減らし、酒類文化の健全な発展に貢献する責任を認識しています。「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」に基づき、多様性のある飲酒文化の醸成を後押ししていきます。


※1 商標登録申請中
※2 SUMADORI-BAR SHIBUYAは2025年末をもって営業を終了、2026年春に表参道に移転予定


<参考>
・『CARE & CHEERS』開発協力団体
SDGs研究所、スマドリアンバサダーの学生有志、立教大学法学部薬師丸正二郎ゼミ(薬師丸正二郎教授、ゼミ生および有志の学生)、龍谷大学政策学部村田和代ゼミ(村田和代教授および10期生)
・アサヒグループ「酒類を取り扱う企業グループとしての飲酒に関する基本方針」
https://www.asahigroup-holdings.com/company/policies-and-report/responsible_drinking.html

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