多機能段ボール原紙「防水ライナ」がニッスイの鮮魚輸送用パッケージに採用

掲載日: 2021年09月14日 /提供:日本製紙

ニュースリリース多機能段ボール原紙「防水ライナ」がニッスイの鮮魚輸送用パッケージに採用

2021年09月14日

日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社

日本製紙グループの日本東海インダストリアルペーパーサプライ株式会社(社長:武藤 悟、本社:東京都千代田区、以下「当社」)が本年3月に開発した多機能段ボール原紙「防水ライナ」が、日本水産株式会社(代表取締役 社長執行役員 浜田 晋吾、東京都港区)の、量販店向け鮮魚輸送用パッケージの一部に採用されました。事前に一部の鮮魚で輸送試験を行っており、その結果を踏まえ9月上旬より当該品で使用を開始します。



防水ライナは、防水性に加えて、防湿性と耐油性を有する多機能段ボール原紙で、今回が初めての採用事例となります。これまで発泡スチロール容器に氷詰めして輸送する方法が一般的であった鮮魚輸送の分野において、段ボールケースでの輸送を可能としました。

防水ライナを使用した段ボールケースは発泡スチロール容器と比較し、同内寸で外寸が小さくなるため輸送効率を向上させると共に、使用後は展開することで保管スペースの削減に貢献します。また同サイズの発泡スチロール容器と比較すると、石油由来原料を約96%削減可能であると試算される他、使用後は古紙としてリサイクルが可能です。

日本製紙グループは、持続可能な社会に向けて、製品の提供を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。今後も市場のニーズにお応えする商品開発に取り組み、さらなる用途展開を進めてまいります。

以上

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