
半島地域が抱える構造的課題と、食による解決の可能性
日本各地の半島地域では、「人口減少による生産者の減少」「地理的要因による流通コストの高さ」といった課題が存在しています。とりわけ水産物は「鮮度」「輸送」「規格」の制約が大きく、観光地での一時的な消費に留まりやすいのが現状です。しかし今、求められているのは観光消費だけでなく、日常的・継続的に購入される商品づくりです。また、半島地域の事業者の多くは、アナログな業務環境や事業者同士のつながりの乏しさ、人材不足といった構造的課題を抱えており、自社だけで商品の魅力をPR・発信することが難しい状況にあります。
本商品は、国土交通省の半島振興対策の推進事業のもと、MDPが地域の事業者と商品を開発、そして都心の販売店とをつなげることで、
- 継続的な購入による作り手の収入安定
- 半島地域の食文化の継承・発信
- 食を通じた関係人口の創出
を目指した取り組みです。
なお、今回使用する広島県産牡蠣は、近年の海洋環境の変化等により出荷が大きく落ち込み、冷凍で保管されていた原料を活用した、数量限定の希少な商品となっています。
企画・商品開発の概要
■ 商品の訴求ポイント・半島産の牡蠣が持つ本来の旨みを最大限に引き出すことを目的に、佃煮としてのバランスを丁寧に調整
・濃すぎず、薄すぎない味わいなのでご飯はもちろん、パンやパスタ、お酒のお供など幅広いシーンに馴染む
・生産者・加工者と密に対話を重ね、日常の食卓でも楽しめる味に仕上げることで、
初めての方にも手に取っていただきやすい商品を目指した
■ 自治体・事業者との連携
本商品は、広島県内の水産事業者と連携し、現場の課題や声を反映しながら開発しました。地域資源を“売れる商品”として再編集することで、持続可能な半島振興モデルの構築を目指しています。
商品詳細情報

●うま辛味噌
商品名:おともがき うま辛味噌
使用食材:広島県産牡蠣
内容量:80g
希望小売価格:1,200円(税別)
発売時期:2026年2月以降順次
販売方法:
・小売店向け卸販売
・期間限定ポップアップ等

●しょうゆ山椒
商品名:おともがき しょうゆ山椒
使用食材:広島県産牡蠣
内容量:80g
希望小売価格:1,200円(税別)
発売時期:2026年2月以降順次
販売方法:
・小売店向け卸販売
・期間限定ポップアップ等
開発者・事業者紹介
【有限会社中野水産】 販売会社:中野水産●事業者紹介
有限会社中野水産は、江能倉橋半島で牡蠣の養殖を行う生産者。広島県が指定する清浄海域「音戸の瀬戸」で生産されている。
水揚げされた牡蠣は、衛生管理を徹底した室内の牡蠣打ち場で身を傷つけないようひとつひとつ丁寧に手作業で殻剥き。安心・安全な牡蠣づくりに取り組む。瀬戸内海に面した広島県呉市音戸町の風土とともに「音戸の瀬戸」から生産者直送で、新鮮な牡蠣を取り扱う。
https://nakanosuisan.net/
●コメント
大切に育てた美浄生牡蠣が、新しいプロダクトになって嬉しく思います。自分たちの仕事が次につながる実感があります。米、おつまみにと幅広い食べ方があるので、大変面白いプロダクトになっています。
【遠忠食品株式会社】
佃煮づくりの確かな技術を持つ企業。遠忠食品株式会社は、東京で約100年にわたり佃煮づくりを続けてきた食品メーカーであり素材の良さを見極めその味を生かすことを大切にしている。
良質な素材のみを使用し着色料や保存料に頼らない製法を貫く姿勢は本商品の開発方針にも通じる。
素材の背景や生産者の想いである「半島産牡蠣の持つ本来の旨みを活かしたい」という今回の商品開発の考え方と親和性が高く、商品化を依頼。
https://enchu-food.com/
●コメント
半島地域には、まだ十分に知られていない“本当に良い食材”が数多くあります。今回は“日常で選ばれる形”にすることで、地域と消費者が長くつながる商品を目指しました。
2月25日開催・半島事業者向けオンラインセミナー

2月25日に半島の事業者様に向けて、都内の名店料理長や中食・小売の現場で勤務経験がある方々をお招きし、 取引がどのように始まり、どのように継続していくのかをお話しするオンラインセミナーを開催します。「どんな食材が選ばれるのか」「事業者側は何を準備しておくべきか」半島産品の魅力を「伝わる形」で届けるための実践的なヒントをお持ち帰りいただけるセミナーです。
【開催概要】
日時:2026年2月25日(水)13時~15時半
開催形式:オンライン開催
対象:
・半島地域で一次産品・加工品の生産を行う事業者
・都市部への販路開拓を目指している方
登壇者:
・KIHACHI 創業者 熊谷 喜八 氏
・四川飯店 総料理長 鈴木 広明氏
・ピュアネクサス株式会社 代表 椋本 加奈美氏
・株式会社MDプランニング 代表 高井 伸夫
【イベント詳細・申込】
https://mdp-japan.com/news/onlineseminar/
美食半島とは

国土交通省との取り組みとして全国にある23道府県、29か所の半島の自然豊かな土地で獲れる水産物、肉、野菜などこだわりの産品を使用し、半島の産品の認知拡大・ブランド力アップと拡販を目指す。
MDプランニングは各自治体と外食店とをつなぎ、外食店にて半島産品とのコラボレーションメニューの考案・半島フェアを実施。また、半島産品を使用した商品開発・販売もおこなう。
企業情報・問い合わせ先
会社名:株式会社MD-Planning事業内容:食品・地域資源を活用した商品開発、販路開拓、PR支援
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷4-15-1-301
HP:https://mdp-japan.com/
担当:辻
MAIL:y.tsuji@md-planning.net









