【レポート】グローバルキッチン第3回栄養学研修、全社員を対象とした「食形態の基礎知識~摂食嚥下について~」を開催!

掲載日: 2026年01月29日 /提供:グローバルキッチン

高齢社会のニーズに応えるため、摂食嚥下の専門知識を全社員で共有し、一人ひとりの「食べる喜び」を支える体制を強化




高齢者施設向け冷凍食材を展開するグローバルキッチン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:亀井泰人)は、2026年1月26日、女子栄養大学 栄養クリニックの蒲池桂子教授を講師に迎え、全社員を対象とした【食形態の基礎知識~摂食嚥下について~】の研修会を開催しました。本研修会は、社員一人ひとりが栄養に関する科学的知見を深め、より質の高い商品開発と顧客サービスの提供に繋げることを目的とした取り組みです。第3回となる今回は、高齢期における摂食嚥下障害について理解を深めました。

超高齢社会において、嚥下機能の低下や誤嚥リスクに対応した食事提供は、介護・医療現場のみならず、食の提供者にとって不可欠な専門性となっています。グローバルキッチン株式会社では「すべての人に安心して食べられる食事を届ける」という理念のもと、摂食嚥下の生理学的理解から食形態の選択基準、リスクアセスメントまで、科学的根拠に基づく知識を全社員で共有し、部署横断で連携できる体制づくりを推進しています。本研修では、嚥下障害の各ステージに応じた食形態の考え方や、現場での判断に役立つ実践的な視点を学び、一人ひとりの「食べる喜び」を継続的に支えるための専門性向上を図りました。

講演概要



今回の研修会では、女子栄養大学 栄養クリニックの蒲池桂子教授を講師に迎え、【食形態の基礎知識~摂食嚥下について~】と題してご講演いただきました。

講演では、加齢に伴う摂食嚥下機能の変化や、嚥下障害が食事量・栄養状態・生活の質に及ぼす影響について、科学的知見に基づいた解説が行われました。特に、口腔機能低下症やサルコペニア、フレイルとの関連性、嚥下サインの捉え方、食形態調整の考え方など、高齢者の食支援に欠かせない基礎知識が体系的に整理されました。



さらに、誤嚥が高齢者における主要な健康課題の1つであることや、高齢者の肺炎死亡の多くが誤嚥性肺炎によるものであることが示され、摂食嚥下支援の重要性が改めて示されました。特に高齢者施設では、食事中の姿勢不良、急いで食べてしまう場面、口腔内残留がある状態での会話、水分摂取時のむせ込み、食後すぐに横になる習慣など、日常の中に誤嚥リスクが潜んでいることが指摘されました。

また、食事提供の現場で見落とされやすいリスクの把握方法や、利用者の状態変化に応じた食形態の見直し、食べる意欲を引き出すための環境調整など、実務に直結する視点も多く紹介されました。商品開発に携わる社員にとっては、食材の物性やテクスチャーが嚥下のしやすさに与える影響を理解することで、より安全で食べやすい商品の設計に活かせる学びとなりました。営業担当者など、利用者と接する各部署にとっても提案力やリスク対応力の向上につながる内容でした。

参加者からは「嚥下の視点を踏まえた商品開発の重要性を再認識した」「施設への提案に説得力が増すと感じた」「高齢者の“食べること”を支える責任を改めて実感した」といった声が寄せられ、摂食嚥下の理解が業務への意欲向上にもつながった様子がうかがえました。
グローバルキッチン株式会社では、今後も定期的な研修会や勉強会を通じて、社員の専門性と現場力の向上を図ってまいります。主力ブランド「まごの手キッチン」における商品開発や既存商品の改良、施設の多様なニーズに応えるサービス提案、さらには外部向け栄養教育の展開も視野に入れ、より多角的な食支援事業の価値向上を目指してまいります。

講師プロフィール      



講師を務めた 女子栄養大学 栄養クリニック 蒲池桂子教授
蒲池 桂子(かまち けいこ)女子栄養大学 栄養クリニック 教授
管理栄養士、博士(栄養学)、日本病態栄養学会評議員、
日本機能性食品医用学会評議員
女子栄養大学 栄養クリニック教授・主任。女子栄養大学栄養学部栄養学科栄養科学専攻卒業後、東京慈恵医科大学内科学講座勤務を経て、2000年博士号(栄養学)取得。2003年4月より女子栄養大学栄養クリニック主任に就任、2011年栄養クリニック教授となる。栄養クリニックの運営管理、生活習慣病栄養相談、企業向け栄養コンサルティングを行っている。



グローバルキッチン株式会社について

「すべての人に、安心で美味しい食事を届けたい」という理念のもと、高齢者施設や在宅介護を支える食材提供サービスを展開。主力ブランド「まごの手キッチン」を中心に、調理済み冷凍食材を全国に供給し、介護現場の負担軽減と食の質向上を両立させる仕組みを築いています。高齢化が進む日本において、介護施設や在宅ケアの現場では「人手不足」「調理の負担」「栄養管理の難しさ」といった課題が深刻化しています。グローバルキッチン株式会社は、管理栄養士が栄養価を管理した献立作成のもと、おいしくて栄養バランスの取れた介護食や調理済みの冷凍食材を全国の施設や在宅個人向けにお届けし、現場の声に応える形で介護の質と効率の両立を支援してまいります。

会社概要・お問い合わせ先  

法人名:グローバルキッチン株式会社
代表:代表取締役社長 亀井泰人
所在地:東京都港区東新橋二丁目12番1号 PMO東新橋8階
電話:03-6459-0746
事業内容?高齢者施設への調理済み冷凍食材の商品企画・開発・販売、個人向け通販事業(まごの手キッチン)、配食支援事業、海外輸出事業、介護施設の厨房運営、レストラン事業運営、アスリート栄養サポート
ホームページ:https://www.global-kitchen.jp/

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