トラストパーク株式会社(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:大津 忠芳)は、「第5回 日本サービス大賞」において「優秀賞」を受賞(※下部参照)したシェアリング・着地型観光DXサービス『車泊(くるまはく)』について、2025年度の年次利用実績データを公表いたします。本データは、自治体や観光事業者をはじめとする地域関係者が、受入環境の整備や滞在施策の検討を行う際の基礎資料として活用いただくことを目的としています。
○ 利用実績に基づく着実な拡大
『車泊』の利用件数は、2019年の1,071件(13地域)から、2024年に13,234件(70地域)、2025年に15,040件(74地域)へと年々着実に増加し、2019年比で利用実績は約14倍に拡大しています。

この拡大は、提供地域が広がったことに加え、すでに導入している地域でも稼働率が向上していることが背景にあります。また『車泊』は、地域に元々ある駐車場や遊休スペースなど、これまで十分に収益化できていなかった施設・場所を“シェアリング”という形で活用し、新たな滞在機会と収益を生み出しています。こうした取り組みにより、『車泊』は地域における新たな「滞在の選択肢」として定着しつつあることがうかがえます。
○ 『車泊サービス』が求められている背景(新しい滞在の受け皿が求められる理由)
近年、宿泊費の上昇や繁忙期には泊まる場所が見つけにくいことから、思い通りに旅程を組めず、旅の自由度が下がる場面が増えています。一方で、車旅・RV文化の広がりにより、車で地域を巡りながら滞在したいというニーズも高まっています。
こうした環境変化の中で『車泊』は、ホテル・旅館でもキャンプでもない“第3の滞在”として、地域に新しい滞在の選択肢を提供しています。これからも、周遊観光を楽しむ方や二地域居住の拠点を探す方、さまざまな事情によりホテルや旅館を利用しづらい方々の移動と滞在を「安心・安全・快適な車泊サービス」で支えてまいります。
○ 稼働率向上の背景にある要因(考察)
2025年は、予約・運営・サポート体制といったサービス基盤の強化に重点的に取り組みました。ご利用いただくお客様から寄せられたご意見をもとに、施設や関係者の方々とも連携し、より良いサービスを目指して改善に取り組んできました。このような日々の取り組み、積み重ねの結果、ご利用いただくお客様のリピート利用が増え、継続利用により稼働率の底上げにつながり、日本サービス大賞「優秀賞」の評価にも結び付きました。
2025年の利用実績データから見える稼働率向上の背景には、次の要因が重なっていると捉えています。
- 宿泊費の上昇や宿泊施設不足、繁忙期の「受け皿」としての役割
- 車旅・RV(レジャー・旅行用途の車両)利用者の増加
- さまざまな事情で宿泊施設を利用しづらい方にとっての現実的な選択肢
- 周遊型・分散型観光との高い親和性
- 二地域居住・関係人口ニーズの顕在化
こうした複合的な要因が重なり、稼働率の向上につながったと考えています。
○ 2025年の利用実績(前年比で見る利用トレンド)
【 実績から見える堅調な車泊需要 】
2025年の車泊利用は15,040件となり、2024年の13,234件から+1,806件(約+13.6%)と堅調に伸びました。提供エリアも74地域に増えた一方、都市部を中心としたホテル宿泊費の高騰を背景に車泊ニーズが急速に高まっており、受け入れ拠点(車泊可能な場所)の整備が需要の伸びに追いついていないのが現状です。

【 利用者の属性分析 】
年間の利用回数を見ると、1回利用が70%、2回以上が30%でした。2回以上の割合は前年(31%)からわずかに下がっており、リピーターは一定数いる一方で、新規・ライト層の利用が増えていることがうかがえます。また、利用目的の82%が観光との回答からも、移動性の高い『車泊』は地域の滞在・周遊の拠点として利用されていることがわかります。利用車種は、キャンピングカーが58%、普通車・軽などが42%、その内レンタカー利用は9%と、前年の数値(10%)と同水準となりました。つまり車泊は、キャンピングカーに限らず、普通車やレンタカーでも利用できる“身近な滞在手段”として選ばれ続けていることがわかります。予約者の平均年齢は53歳(前年52歳)とほぼ横ばいで、ペット同伴率も37%(前年38%)と大きな変化はなく、ペット連れ需要が安定して定着していることがわかります。

【 利用施設や利用頻度 】
2025年の利用上位施設は、博多(1車室当316件)/天文館(250件)など都市部が牽引しつつ、温浴施設(道の駅よしおか温泉、極楽湯 三島店、小山思川温泉 など)も上位に入っています。前年も博多や鹿児島の天文館など飲食店の多い市街地の人気が高く、都市部ニーズの強さが継続しています。
2025年の利用者9,213名の居住地は、福岡が1,324名で最多で、首都圏(東京799・神奈川598・埼玉677・千葉550)は合計2,624名(約28%)と厚く、前年と同様の結果となりました。2025年の上位利用者は、最多31回利用で、利用施設数が最大15施設の例も見られます。前年は年間79回・47回といったヘビーユーザー利用がありましたが、今年は「頻度」だけでなく“複数拠点を使い分ける周遊型”がより鮮明になりました。
○ 今後の展望
2026年も『車泊(くるまはく)』は、RV機器・設備などのハードと、予約・運営・サポートなどのソフトの両面からサービスを磨き、より安心・快適にご利用いただける仕組みを整えてまいります。
自治体・地域事業者の皆さまと連携しながら、地域の特性や暮らしに配慮した「地域の実情に合わせた受け入れ拠点」を整備し、周遊観光や二地域居住、そして多様な事情を抱える方々の移動と滞在を支えていきます。あわせて、都市への一極集中に偏りがちな人の流れを地方へ分散・循環させ、地域に新たな滞在機会と経済波及を生み出す滞在インフラとしての役割を強化します。さらに、平時の観光・滞在に加え、災害時には車で避難・待機できる防災拠点としても活用できるよう、関係者の皆さまと連携しながら地域の危機対応力の向上にも貢献してまいります。
【 車泊サービスの概要 】
シェアリング・着地型観光DXサービス『車泊(くるまはく)』は、公共施設等の未利用・不稼働時間帯のスペースとトイレ等を利活用し、車での滞在をオンラインで予約・利用できる仕組みです。地域の状況に合わせて、電源等の付加価値やルール設計・運営支援など、ハード・ソフト両面から、安心安全な受け入れ環境づくりを支援します。
■ 車泊サービス「RVパークsmart」
https://www.trustpark.co.jp/service/rvpark
【 受賞について 】
第5回 日本サービス大賞「優秀賞」
『車泊(くるまはく)』は「第5回 日本サービス大賞」において「優秀賞」を受賞しました。

内閣総理大臣 高市早苗氏を囲み、各賞に輝いた組織の代表が一堂に会した様子。トラストパークはシェアリング・着地型観光DXサービス「車泊(くるまはく)」で優秀賞を受賞。代表取締役社長 大津 忠芳が参加(2025.12.9 授賞式にて)
■ 受賞参考リリース(2025年発表・PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000028008.html
■ 日本サービス大賞(受賞詳細ページURL)
https://service-award.jp/result_detail05/spring11.html#ttllink
■ 前年比較・参考リリース(2024年発表・PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000028008.html
■ 車泊サービス『RVパークsmart』公式サイト
https://rvparksmart.jp/
■ リリースに関するお問い合わせや取材は、下記までお問い合わせください
トラストパーク株式会社
ソリューション部 西岡、田ノ上、山口、山崎
特販部 徳原、有隅
TEL:092-437-8934
URL:https://www.trustpark.co.jp/








