鹿沼市の銀座に位置するオーガニックカフェ「銀座コーヒー」が、オープンから約1年半で1万人の来店を達成しました。人通りがほとんどない“静かな銀座”でありながら、県内でもトップレベルのコーヒーと地域素材を活かしたメニュー、そして居心地の良さを重視した空間づくりが支持され、口コミやSNSを中心に来店が広がりました。地域の魅力を発信しながら、商店街に新しい流れを生み出す取り組みをご紹介します。

店舗外観
■ 静かな銀座通りで、来店者数1万人を達成
鹿沼市の「銀座通り」は、かつて賑わった商店街ながら現在は人通りが少なく、“しずかな銀座”の風景が広がっています。そんな場所の元呉服店に2024年に誕生したのが、「銀座コーヒー」です。素材の一つひとつにこだわったオーガニックカフェが、開店から1万人の来店を達成しました。静かな環境だからこそ、訪れた人が「ここに来てよかった」と感じる仕掛けを丁寧に積み重ねています。■ 支持を集めた理由1.:丁寧に焙煎する“ハンドピック&自家焙煎”
銀座コーヒーでは、無農薬・オーガニックのコーヒー豆のみを厳選し、ハンドピックによる選別を行っています。焙煎にも細心の注意を払い、焼きたての香りと味わいを大切にしています。その結果、「雑味が少なく、香りが際立つ」「飲みやすくてまた来たくなる」というお声も多く、コーヒー豆の購入目的で来店される方も増加中です。

オリジナル珈琲缶

ハンドピック
■ 支持を集めた理由2.:地域素材を活かした“身体にやさしいメニューづくり”
運営母体である合同会社ネイチャーディストリクトは、こんにゃく専門商社として希少品種「和玉こんにゃく」の流通・商品開発に取り組んでいます。カフェでは長年の知見を活かし、地域素材を用いたメニュー展開も行っています。自家製のスイーツ全てが、小麦粉と白砂糖を一切使用せず、高級きび砂糖の「本和香糖」と鹿沼市の特産である、こんにゃくを練り込んでいます。他には、「いちごのコンジャックスムージー(鹿沼産こんにゃく+鹿沼産とちあいか苺)」など、味だけでなく体にもやさしい商品で、お客様から高い評価を得ています。

季節限定スイーツ「黒胡麻バスクチーズケーキ」

いちごのコンジャックスムージー
■ 支持を集めた理由3.:本と時間を楽しむ“静かな空間”
店舗は、大きな本棚と落ち着いた照明を備えた空間。読書をしながらゆっくり過ごす方、作業をしに来る方、友人と静かに会話を楽しむ方など、目的はさまざまですが、「まわりの喧騒を忘れて、ひとときの自分時間を持てる」との声を多くいただいています。立地に人通りが少ないという逆転の利点を、居心地の良い静けさとして活用しています。

店舗内観
■ 支持を集めた理由4.:銀座コーヒー独自の仕掛け
当店独自の様々なサービスをご用意しております。
中でも、独自のポイントシステム「saruポイント」は導入以降たくさんのお客様にお楽しみいただいております。そのほかにもドリンクが毎日無料になる「サブスクドリンク」や、2杯目にオリジナルの玄米珈琲やハンドドリップがお得に楽しめる「ワンモアコーヒー」などがあります。
■ 支持を集めた理由5.:サステナブルな取り組み
ゴミを減らす取り組みとして、繰り返し使えるステンレスストローの採用、生ゴミは全て店舗前のコンポストへ、コーヒー豆の麻袋で作るアップサイクルコースター、コーヒー豆やドリンクの持ち帰り容器のご持参でお得になるサービスなど。
さらにできるだけ地元の食材を使い、コーヒー豆はオーガニック栽培でフェアトレードのものに厳選しております。
気持ちよくカフェタイムをしていただけるように細部までこだわって取り組んでおります。

コンポスト

マイ容器
■今後の展望
以前から目標にしておりました、こんにゃく芋の名産地、栃木県鹿沼市の粟野地区に2店舗目を秋の開店に向けて進めております。店舗では、「だんざる文庫」という銀座コーヒーのマスコットキャラクター兼店長である「だんざる」を冠した本に関する新サービスです。
2024年5月の開店以来、スタッフのおすすめ本を置いていた「銀コピ図書館」が、この度リニューアルします。今後は皆さまから本を寄贈していただき、各々の思いがこもった本が集まる場所に変わります。「読まなくなったけど手放すのはさみしい」「お気に入りの本だから大事にしてくれる人に渡したい」皆さまのそんな1冊を、いつでも読める場所に。寄付していただいたら、ポイントの進呈やオリジナルしおりのプレゼントをご用意する予定です。
■ 商店街に新しい流れをつくる、小さな拠点として
来店者数1万人の達成は、数字以上の意味を持っています。かつて賑わいを見せた銀座通りに人の流れをつくり、カフェをきっかけに他の店舗を訪れる方も増えています。「静かな商店街に小さな灯りをともす場」であるという自覚をもち、地域の商店街再生にも寄与しています。今後は、・地域素材を使った新商品の開発
・ハンドドリップ講座の常設化
・オンライン販売による地域外からのご来訪
・大型焙煎機の導入による鹿沼発無農薬コーヒーのブランド展開
など、地域とともに成長する取り組みをさらに広げていきます。
公式Instagram









