北海道知内町、知内町森林組合、ステラーグリーンが、ゼロカーボンの実現に向けた連携協定を締結

掲載日: 2025年12月19日 /提供:SBプレイヤーズ

北海道知内町(町長:西山 和夫、以下「知内町」)、知内町森林組合(代表理事組合長:松井 盛泰)、森林カーボンクレジット創出の支援事業を展開する株式会社ステラーグリーン(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:中村 彰徳、以下「ステラーグリーン」)の3者は、2025年12月18日(木)に「ゼロカーボンの実現に向けた連携協定」を締結しました。



本連携協定により、知内町における森林資源の可視化・価値化を進めることで、ゼロカーボンの実現と持続可能なまちづくりに取り組みます。今後は、森林カーボンクレジットの創出や地域資源の活用など、多岐にわたる活動を展開していく予定です。
■連携協定の概要
1. 締結日
2025年12月18日(木)

2. 目的
知内町、知内町森林組合及びステラーグリーンが連携することで、ゼロカーボンの実現及び持続可能なまちづくりの実現に向けた取り組みを推進します。

3. 連携事項
(1)知内町及び知内町森林組合が所有する知内町内の森林の価値化
(2)持続可能な一次産業の推進に関すること
(3)地域資源の活用及び関連事業の推進に関すること
(4)J-クレジット制度に基づくクレジットの創出及び販売
(5)ゼロカーボンの実現に資するボイラー設備等に係る実証、検討、その他関連した取り組みに関すること
(6)その他地域活性化に関すること
■連携協定締結の背景
知内町は、町が行う事務や事業に伴って排出される温室効果ガスの削減を目的として、2005年に「知内町地球温暖化対策実行計画」を策定し、その後も5年ごとに計画を見直しながら取り組みを進めてきました。その一環として、2014年に「遊泳館」、2017年に「中央公民館」へ地域材を熱源とする木質バイオマスボイラーを導入するなど、二酸化炭素排出量の削減に継続的に取り組んでいます。さらに、2016年には「バイオマス産業都市」の認定を受け、地域資源の活用を推進してきました。
これらの取り組みを一段と発展させ、森林資源をはじめとした地域資源を最大限に活用してゼロカーボンを実現するため、知内町は2022年に「しりうちゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
ゼロカーボンに向けた体制を強化し、取り組みを一層進展させるため、3者間で本連携協定を締結しました。
■知内町長よりコメント


北海道知内町 町長 西山 和夫知内町は、豊かな森林資源と美しい海岸線を擁し、四季折々に多彩な表情を見せる自然環境のもと、基幹産業の第一次産業を中心に、自然の恵みを享受しつつ発展を遂げてまいりました。このたび、地域の森林管理主体である知内町森林組合および株式会社ステラーグリーンと本町との3者による連携協定の締結は、当地の貴重な自然環境を最大限に活かした意義深い取り組みであり、森林資源を活用した新たな事業の幕開けとなるものであります。
本協定が、持続可能な地域社会の実現に向けた更なる歩みの礎となることを期待し、今後も関係者の皆様と連携を深めながら、地域の発展に資する施策を一層推進してまいります。



■知内町森林組合 代表理事組合長よりコメント


知内町森林組合 代表理事組合長 松井 盛泰知内町の森林は、地域の生業を支える基盤であるとともに、温暖化緩和や水源涵養など多面的な公益的機能を備えており、私どもはその適切な保全と管理に不断の努力を重ねてまいりました。本協定は、森林由来のJ-クレジット創出を通じて森林の価値を一層高める極めて意義深い契機であり、持続可能な地域社会の形成に大きく寄与するものと確信しております。
今後も関係者各位と連携を深めつつ、本取り組みを着実に推進し、地域の森林
価値向上と持続可能なまちづくりに力を尽くしてまいります。



■ステラーグリーン代表よりコメント


株式会社ステラーグリーン 代表取締役社長 兼 CEO 中村 彰徳「しりうちゼロカーボンシティ宣言」で掲げた取り組みを一層推進するため、この度、知内町・知内町森林組合・当社の3者で連携協定を締結いたしました。カーボンクレジットの創出を通じて、豊かな自然を資産として守り続けることで、知内町および北海道の持続可能なまちづくりに貢献できるよう、今後も努めてまいります。



■北海道知内町(しりうちちょう)について
北海道の南端にあたる渡島半島に位置する知内町は、河川流域や海岸地域に平野が広がり、肥沃な農地が形成されています。農業や漁業が盛んで、特にニラ「北の華」は道内有数の生産量を誇ります。このほか、ほうれん草やマコガレイ、カキなども高い評価を受けており、「知内ブランド」として広く知られています。
さらに、青函トンネルを抜けて最初に目にする町でもあり、津軽海峡の絶景を楽しめる「矢越クルーズ」をはじめ、奇岩が連なる海岸線で知られる「小谷石海岸」、800年の歴史を持つ名湯、そして北海道新幹線を間近に望めるビュースポットなど、魅力的な観光名所が数多く点在しています。
道南特有の穏やかな気候と山海の豊かな恵みに支えられ、自然と人々の営みが調和する暮らしが息づいています。
北海道知内町:https://www.town.shiriuchi.hokkaido.jp/
■知内町森林組合について
植林や間伐などの森林整備から、伐採・原木販売・製材加工に至るまで、森林に関わる幅広い業務を担い、地域の木材資源の持続的な活用を推進しています。また、林業の担い手育成や森林認証の取得などにも積極的に取り組み、環境保全と地域経済の両立を図る役割を果たしています。
■株式会社ステラーグリーンについて



ステラーグリーンは「自然の価値に、輝く道を。」を経営理念に、生物多様性を保全しつつ、最新のテクノロジーを活用して地域の自然資源を価値あるものに変換することで、持続可能な地域社会の構築を実現することを目指しています。
ステラーグリーンは森林カーボンクレジットの生成から販売まで、成功報酬型のワンストップサービスを提供しています。また、専門性が求められる森林データの収集や申請書作成にも対応しており、環境価値を経済価値に変えるプロセスを多角的にサポートします。
株式会社ステラーグリーン:https://www.stellargreen.co.jp





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