エスプール×食べチョク 農園で収穫した野菜の活用推進に向け、概念実証(PoC)を開始

更新日: 2025年12月19日 /提供:エスプール

「わーくはぴねす農園」の持続性向上を見据えた収益化スキームの構築へ

株式会社エスプール(本社:東京都千代田区/代表取締役会長:浦上壮平/以下、「当社」)は、 産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区/代表取締役社長:秋元里奈/以下、「ビビッドガーデン」)と、当社の障害者雇用支援サービス「わーくはぴねす農園」において収穫された野菜の販路拡大を目的としたPoC(概念実証)を開始しました。
本取り組みでは、「わーくはぴねす農園」で収穫された野菜を対象に、「食べチョク」を活用した販売モデルの構築・検証を行い、野菜の収益化を目指します。




◎背景と目的
当社の子会社エスプールプラスが運営する「わーくはぴねす農園」は、知的障がいのある方を中心に約5,000名の就労機会を創出し、定着率92%を実現しています。現在、農園で収穫された野菜は、CSR活動の一環として子ども食堂などへの寄付や、従業員の健康経営施策として社員食堂での提供などに活用されています。
こうした取り組みを踏まえ、収穫された野菜の活用の幅を一層広げていくことが、農園運営の持続性を高めるうえで重要だと考えております。そこで当社は、従来の活用に加え、「販売」という新たな選択肢を通じて野菜を社会につなげる取り組みを進めます。
収穫物の付加価値を高め、収益につなげる仕組みを構築することで、農園で働く障がいのある方々が、より社会との関わりを実感しながら、安心して働き続けられる環境づくりを目指し、本取り組みの検証を開始することといたしました。
◎連携の概要
本PoCでは、当社農園で収穫された野菜を活用し、食べチョクの知見に基づく「商品設計」「販売ページ制作」「写真・コピーライティング支援」「販促・レビュー設計」「D2C運用助言」等のコンサルティングを受けながら、収穫野菜の魅力を最大化する販売スキームを検証します。
[PoC実施場所]
 ・エスプール農園(板橋・茂原)
[役割]
 当社
 ・農園現場の運営および収穫野菜の供給
 ・ビビッドガーデンとの連携調整、進捗管理
 ビビッドガーデン(食べチョク)
 ・収穫野菜の付加価値向上に向けた商品設計
 ・販売ページ制作・販促設計支援












◎今後の展望
本PoCの成果を踏まえ、当社農園での販売モデルを確立したうえで、サービスとしてメニュー化し、「わーくはぴねす農園」利用企業約700社への横展開を目指します。
また、両社の取り組みを通じて、生産性向上や付加価値化といった農園運営の高度化に加え、スキル向上や能力開発、収入向上につながる取り組みについても検証を進めてまいります。
これらの実践を通じて、「農業×障害者雇用」の社会的意義や、障害者が働くことの価値・ウェルビーイング向上に資する具体的な事例を対外的に発信し、障害者雇用のさらなる普及と農業の新たな可能性を広く伝えてまいります。

◎会社概要
株式会社ビビッドガーデン
所在地:東京都港区浜松町1-7-3第一ビル4F
代表者:代表取締役社長 秋元 里奈
事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」の企画・運営、一次産業支援事業 等
会社HP:https://vivid-garden.co.jp/

株式会社エスプール
所在地:東京都千代田区外神田1-18-13
代表者:代表取締役会長 浦上 壮平
事業内容:障害者雇用支援、環境経営支援、地方創生支援を中心としたソーシャルビジネス 等
会社HP:https://www.spool.co.jp/

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