旅の目的地となる宿(=デスティネーションホテル)をプロデュースする株式会社温故知新(本社:東京都新宿区、代表取締役:松山 知樹)は、全施設を対象に、新たなブランドカテゴリー「RETREAT SELECTION / CRAFT SELECTION / GATEWAY SELECTION / ANOTHER STORY / CAFE & RESTAURANT」を正式導入いたしました。旅行の目的が多様化するなか、お客様が旅の目的に合った施設をより選びやすくすること、そして今後予定されている新規開業に向けてブランド体系を整理することを目的としています。

旅の目的が変化する時代に、ブランドの世界観を再整理
国土交通省が発表する観光白書でも示されている通り、近年の国内旅行は「温泉」「現地の食」「癒やし・休息」といった心身の回復や内省の時間を求める傾向が高まっています。
温故知新は創業以来、「地域の光の、小さな伝道者」という理念のもと、土地の文化・自然・物語を滞在体験としてかたちにし、旅そのものが目的地となる宿を全国で展開してまいりました。
施設数が拡大するなかで、お客様が求める旅のスタイルと施設の個性をわかりやすく結びつけ、旅の選択肢をより快適にするためブランドカテゴリ―を導入いたしました。
選びやすさ × 世界観の統一 × 未来に向けての基盤
- 旅の目的から選べる、わかりやすい体系の構築旅行者が「心身を整えたい」「地域のクラフト文化に触れたい」「気軽に地域を巡りたい」など、求める旅のスタイルから施設を選べるよう、特徴を明確に整理
- 温故知新のブランド思想を再編集し、世界観として発信創業以来掲げてきた「地域の光」という理念をカテゴリー横断の共通軸として結び、温故知新が目指す旅の目的地としての世界観を提示
- 今後の施設拡大に備え、ブランド構造を最適化新規プロジェクトが全国で進むなかで、ブランド体系をあらかじめ整備することで、国内外のお客様に向けて理解しやすい構造を導入

ブランドカテゴリー一覧
1|RETREAT SELECTION(リトリートセレクション)

明日をひらく、非日常
感性ほどける、至福のリトリート
空間美・食・リラクゼーションなど、非日常空間の中で心身のリトリートがかなうホテルです。安藤忠雄建築が生み出す光と影の空間美や、地域の恵みを堪能できる食・スパ体験、静寂に包まれる時間が、心と身体を深く癒します。画一的なラグジュアリーではなく、本質的な上質さと個性を大切にし、インスピレーションや内省の時間を通じて、明日への活力をチャージできる“心のリトリート”を提供します。

対象施設
- 瀬戸内リトリート 青凪(愛媛県・松山市) ミシュラン5レッドパビリオン、1ミシュランキー
- 壱岐リトリート 海里村上(長崎県・五島市)ミシュラン5パビリオン
- 五島リトリート ray(長崎県・壱岐市)1ミシュランキー
- 伊豆リトリート 熱川粋光(静岡県・東伊豆町)
- 小樽リトリート 蔵群(北海道・小樽市)※2026年2月リブランド
2|CRAFT SELECTION(クラフトセレクション)

情熱に触れる、物語に泊まる
余韻に浸る、個性派ホテル
明確なテーマ性と作り手たちの情熱が息づく、唯一無二の個性派ホテルです。ワインやシャンパーニュ、競輪など、各施設が独自の世界観を持ち、醸造家や職人、競輪選手などプロフェッショナルとの出会いが知的好奇心を刺激します。地域資源のアップサイクルや職人の手仕事、地域のクラフト文化を体感できる空間で、知れば知るほど誰かに語りたくなる、物語あふれる滞在をお楽しみいただけます。

対象施設
- ホテル ラ ヴィーニュ 白馬(長野県・白馬村)Star Wine List of the Year Awards of Japan 2025 金賞(新人リスト部門)
- Cuvee J2 Hotel Osaka(大阪府・中央区) Small Luxury Hotels of the World(SLH)加盟
- KEIRIN HOTEL 10(岡山県・玉野市)
3|GATEWAY SELECTION(ゲートウェイセレクション)

地域とつながる、旅の拠点
旅が深まるゲートウェイ
後継者不在の宿を引き継ぐ事業承継モデルをはじめ、地域と共に歩み、日常に寄り添うことを大切にしています。最寄り駅や港からの好アクセス、観光やビジネスにも便利な立地、素朴で温かいおもてなし、地元の人々とのふれあい、等身大の地域の暮らしに触れることで、旅人はその土地ならではの物語と未知の感動に出会えます。

対象施設
- 礼文観光ホテル 咲涼(北海道・礼文島)
- ホテルシーズン日南(宮崎県・日南市)
- イル・アズーリ(静岡県・西伊豆町)
上記に分類されない、宿泊にとどまらない唯一無二の体験を提供する「ANOTHER STORY (アナザーストーリー)」や、食を通じて地域の魅力と出会うことができる「CAFE&RESTAURANT(カフェ&レストラン)」など多様な店舗を展開しています。
ANOTHER STORY(アナザーストーリー)
対象施設
maison owl(山口県宇部市)
建築家 石上純也氏が設計した、
洞窟のようなレストラン
インビテーション制レストラン 10席
ご宿泊は1日1組の完全予約制

CAFE & RESTAURANT(カフェ&レストラン)
対象施設
箱根 エモア・テラス(神奈川県・箱根町)
カフェダイニング 茶楓(東京都・港区)
Miyama cafe PUUT(岡山県・玉野市)

全国で新規プロジェクトが進行中
温故知新では現在、軽井沢・高岡・阿蘇・小諸・小浜(福井)・江田島(広島)など、全国で新規プロジェクトが複数進行しています。
今後は年間約5施設ペースで新規開業を予定しており、新ブランドカテゴリーを軸に、旅の目的地としての体験価値をさらに深化させてまいります。
公式HP
■株式会社温故知新について
温故知新は、ホテルや旅館の運営、プロデュースを手がける企業です。
ミシュラン5つ星のスモールラグジュアリーホテルや老舗旅館をはじめ、スタジアム一体型ホテル、シャンパン・ホテル、美術館併設レストラン、道の駅のレストランなど、他に類を見ない個性的な施設を展開しており、今後も複数の新規開業を予定しています。
「地域の光の、小さな伝道者」という理念のもと、その地にしかない魅力を形にし、唯一無二の体験として国内外へ発信しています。
温故知新は、社会的背景により、旅の目的が心身の回復や内省を目的としたものへと変化するなか、あえて都市部から離れた地方や離島といった土地に拠点を置き、滞在そのものが目的となるリトリートという旅のスタイルをいち早く提案してきました。今後も、既成概念にとらわれない発想で、「旅の目的地=デスティネーションホテル」の可能性を広げて参ります。
<会社概要>
社名:株式会社温故知新
代表取締役:松山 知樹
本社所在地:東京都新宿区新宿5-15-14 INBOUND LEAGUE 502号室
設立年:2011年2月1日
資本金:1,000万円
事業内容:ホテル・旅館の運営及びプロデュース
公式サイト:https://by-onko-chishin.com/
企業情報:https://by-onko-chishin.com/company
X(Twitter):https://twitter.com/okcs_official
Instagram:https://www.instagram.com/okcs.official/








