「ぽん酢しょうゆ・ゆずの村」や「ごっくん馬路村」などゆず加工品を国内外に広く販売する馬路村農業協同組合は、この度、代表理事組合長に38歳の長野 桃太(ながの ももた)が就任したことをお知らせいたします。

馬路村農協は74期を終え理事の任期満了に伴い新理事体制となり、代表理事組合長に長野桃太が就任いたしました。
村外出身、30歳台という異例づくしの抜擢ですが、馬路村農協はゆず加工品の販売事業に特化した組合で、長野新組合長は販売事業に長く携わりその経験と実績により、この度、代表理事組合長に就くこととなりました。
馬路村は森林率96%と農業には不向きな土地柄ですが、それまで村の主体産業であった林業の衰退に伴い、昭和38年から本格的なゆず栽培を開始し、ゆず加工品の販売とともに「馬路村ブランド」を売り込んできました。近年では化粧品の製造から販売までも手掛け、「農業の産業化は不可能」といわれた馬路村において、農協を中心としてゆず産業を少しずつ確立しています。

【長野新組合長よりコメント】
「馬路村は先人たちの努力によってゆずが大きな産業となり、おかげさまで『村おこしの先進事例』として全国からも注目を集める村となりました。しかしながら、人口減少や高齢化など課題が山積する村の中で、ゆず産業の発展に満足せず、課題にしっかりと向き合い“村おこしの先”を実践していくことが私の務めだと考えております。どうぞ今後とも馬路村、そして馬路村農協をよろしくお願いいたします。」
【組合概要】
組合名:馬路村農業協同組合
代表理事組合長:長野桃太
本所所在地:高知県安芸郡馬路村3888-4
事業内容:
昭和22年農業協同組合法施行(農協法第1条/この法律は、農業者の協同組合の発達を促進することにより、農業生産力の増進及び農業者の経済的社会的地位の向上を図り、もって国民経済の発展に寄与することを目的とする)に伴い、産業組合から移行して、昭和23年6月15日に設立。昔からこの地で生産していたゆずの産業化を図り、ゆず加工品の開発に力を入れ、ドリンクや調味料などを国内外に広く販売しています。近年では化粧品の研究・製造・販売まで一貫して村の中で行うなど、六次産業化の取り組みが村の活性化につながり、1,000人の満たない人口の中で単独農協として総合事業を担っています。









