鮮度を極限まで追求するための“手仕事”という答え。新商品『Made By Hand（メイドバイハンド）』を発売

掲載日： 2025年12月02日／提供：土居珈琲

“焙煎直後に、すぐ手で詰める”という非効率な挑戦

株式会社土居珈琲（本社：大阪、代表：土居陽介）は、焙煎直後のコーヒーを自社の手作業でパッケージングしたドリップバッグ商品『Made By Hand（メイドバイハンド）』を、2025年11月18日より発売いたしました。
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“大量焙煎の常識”に疑問を投げかける

コーヒー業界では長らく、焙煎の鮮度が「大切」と言われながらも、実際の現場では効率性が優先され、大量焙煎・長期在庫が当たり前となってきました。

店頭に並ぶコーヒーの多くは、焙煎から時間が経過したものが中心で、消費者が「本当の焙煎の香り」を味わえる機会は限られていました。

土居珈琲は創業以来、生豆をストックし、お客様からの注文後に焙煎・出荷するオンラインモデルを構築。

これまで“焙煎したて”の風味を徹底的に守る体制を追求してきました。

急須からティーバッグへ“日本のお茶”に学んだ利便性の変化

近年、コーヒーの消費スタイルは大きな変化を遂げています。

日本茶が急須からティーバッグへと移行したように、コーヒーも「ペーパードリップ」より「ドリップバッグ」が主流になりつつあります。これは日本が開発した文化です。

しかし、通常のドリップバッグは、焙煎済みコーヒーを外部加工所に送り、大量ロットで製造されるため、
・リードタイムによる鮮度低下
・大量加工による長期在庫
といった問題が避けられません。

この仕組みでは、焙煎の鮮度を最優先する土居珈琲の理念とは相容れないものでした。

“焙煎直後に、すぐ手で詰める”という非効率な挑戦

そこで当社は、焙煎直後のコーヒー豆を自社工房で、スタッフの手作業によってそのままドリップバッグに封入するという手法を採用しました。

外部加工に出さないため、焙煎の香りが逃げる前にパッキングが可能になり、従来のドリップバッグにはなかった“焙煎したての体験”をそのまま閉じ込めることができます。

この工程には手間も時間もかかり、大量生産はできません。しかし、効率よりも鮮度と味わいを優先した結果、たどり着いたのがこの「Made By Hand」という姿勢です。

手仕事が生む“少量・高品質”の価値

日本のお茶の世界でも、小規模な茶園が丁寧な手仕事によって品質を守り、高い信頼を得てきました。同じように、私たちは「少量だからこそ、守れる味がある」と考えています。

『Made By Hand』は、工房でひとつひとつ詰められるため、出荷数量に制限があります。
しかし、その非効率こそが、香りと鮮度を守るための必然であり、商品の価値そのものです。

商品概要

商品名：Made By Hand（メイドバイハンド）
内容量：10g × 6パック
特長：焙煎直後のコーヒーを自社工房で手詰め加工
発売日：2025年11月18日
販売方法：公式オンラインストアにて販売
URL：https://www.doicoffee.com/product/made-by-hand/index.html