日本ケロッグ合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者社長:井上ゆかり)は、一般社団法人 法と経営学会が主催する第2回「社会インパクトリーダー賞」において、「サステナビリティ部門」の大賞を受賞しました。

本賞は、企業のサステナビリティに関する取り組みを、具体性・新規性・ステークホルダーへの影響・社内レビュー体制などの観点から総合的に評価し、社会課題への貢献を通じて良質なインパクトを社会にもたらした企業を顕彰するものです。
当社は、創業者W.K.ケロッグの遺志を受け継ぎ、自社独自の社会貢献プログラム「Better Days Promise(TM)」を核とした企業理念のもと、グローバル全体で社会課題の解決に向けた社会貢献活動を行っており、日本においても2013年6月より様々な取り組みを行ってきました。
今回の受賞にあたっては、ケロッグが長年にわたり、よりよい日々の実現に向けて「Better Days Promise(TM)」を推進、進化させてきた歴史に加え、近年の取り組みが高く評価されたものです。特に、2022年6月に発足した「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」において、子どもたちの朝食欠食や孤食といった喫緊の社会課題に対して、NPOや子ども食堂、小学校など様々な関係団体と協働しながら、全国規模で継続的な支援を続けている点や、教育現場などにおける食育推進の取り組みなどが高く評価されました。
これらの活動が、サステナビリティのある社会貢献を実現し、同時に持続的な企業活動を可能にするということを体現しているものとして、サステナビリティ賞にふさわしいと判断され、今回の受賞に至りました。
■代表職務執行者社長 井上ゆかりのコメント
このたび、社会インパクトリーダー賞「サステナビリティ部門」において大賞という名誉ある賞を受賞できたことを、大変光栄に思います。ケロッグの創業者W.K.ケロッグは、事業の成長を追求する傍らで、生涯を通じて「困難な道を歩む人々への支援」に尽力した方でした。その志は、現在の「Better Days Promise(TM)」 の根幹となり、私たちの社会貢献活動を支え続けています。
日本では2013年に「Better Days Promise(TM)」を開始して以来、10年以上にわたり、NPOを中心に数多くの団体と協働し、社会課題の解決に向けたさまざまな取り組みを実施してきました。ケロッグにおいて「Better Days Promise(TM)」は、単なるCSRやSDGsの付け足しではなく、事業戦略の中核に位置づけられている重要な柱となっています。

我々ケロッグでは、2030年までに世界40億人の人々にポジティブなインパクトを与えるという目標を掲げ、食の寄贈にとどまらず、主体的な参加こそが、真の社会貢献につながるという信念のもと、社員一人ひとりが「意味がある」と感じ、自分事として関わる意識が持てるよう社員ボランティアにも力をいれています。具体的には、年間を通じて多くのボランティア機会を提供し、社員が気軽に参加できる環境を整えています。個人ではハードルが高い活動も、企業が場を提供することで参加しやすくなり、そこで得られる気づきは視野を広げ、会社へのつながりやエンゲージメントを深めると同時に、こうした活動は部門を越えた交流を促進し、クロスファンクションでの協働を生み出すきっかけにもなります。
また、このような活動は短期的な成果を見るのではなく、長期的な視点で捉えるべきものだと考えております。一つひとつは、小さな取り組みかもしれませんが、それを積み上げていき、自分事として真剣に取り組んでいくことこそが、企業の本質的な姿勢を映し出すのではないかと思っています。
一方で、我々一社でできることが限られていることも事実です。ケロッグの「Better Days Promise(TM)」やその取り組みに関する認知が高まり、気づきやきっかけとなって、よりよい社会の実現に向けての支援の輪が広がり、手を取り合っていけるような社会になればうれしく思います。
■ 「Better Days Promise(TM)」と「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」について
「Better Days Promise(TM)」は、創業者W.K.ケロッグの遺志を受け継ぎ、ケロッグがグローバルで展開している社会貢献プログラムで、1.飢餓、2.持続可能性、3.ウェルビーイング、4.公平/多様性/包括の4つのフォーカスエリアでの取り組みを通じて、持続可能性の推進と食糧への公平なアクセスを可能にし、2030年までに、世界40億人の人々にとってのよりよい日々(Better Days)の実現を目指すというものです。日本では、これまで、子ども食堂やフードバンク、小学校などへ年間累計約30万食分のシリアルの無償提供や社員ボランティア、食育プログラムの実施など様々な活動を行ってきました。
「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」は、「Better Days Promise(TM)」の取り組みの1つとして、2022年6月に発足しました。近年問題となっている子どもたちの朝食欠食や孤食、栄養課題などに着目し、地域全体で課題解決を目指すことを目的としています。プロジェクトに参加している子ども食堂には、ケロッグから朝食メニューの一つとしてシリアルを無償提供するとともに、シリアルディスペンサーもお送りしています。これにより、子どもたちが登校前に子ども食堂へ立ち寄り、自分で朝食を準備し、誰かと一緒に食べる体験を通じて、朝食摂取習慣の定着と孤食の改善を目指しています。
また、小学校においては、全国約11万人の先生とネットワークを持つ株式会社ARROWSと協働し、先生を通じて「朝食の大切さを伝える食育授業」を実施。2022年の開始以来、延べ86,636人(1,195校)の小学生にプログラムを提供してきました。
今後もNPOや行政、地域の子ども食堂や小学校などと連携しながら、2030年までに全国47都道府県への拡大を目指して活動を推進していきます。なお、発足から3年が経過した2025年10月時点では、24都道府県・53団体までネットワークが拡大しています。
▼「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」関連動画
【ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト】ケロッグと地域が連携~子ども達の朝食欠食・孤食課題解決を目指して~
https://youtu.be/ZtUOmNZ2ApY?si=6x0wWhQ7kUKXbBLy
▼「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」関連リリース
子どもたちの朝食欠食・孤食課題に“地域連携”で取り組む「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」6月29日より始動!(2022年6月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000040636.html
食と健康をテーマに官民連携でSDGsを推進!ケロッグと滋賀県が包括的連携協定を締結(2022年12月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000040636.html
子どもたちの朝食欠食・孤食課題に“地域連携”で取り組む「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」に滋賀県で新たに6団体が参画(2025年7月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000040636.html

世界的な食品メーカー“ケロッグ”について
食品とブランドを通じて、世界に豊かさと楽しさを提供することを使命としています。
1894年にケロッグ社の創設者であるW.K.ケロッグが米国ミシガン州バトルクリークにおいて、療養所の人々のために食物繊維が豊富な穀物を材料に、食べやすく栄養が豊富な食品としてシリアルの原形となる「グラノーズ」を発明してから1世紀以上を経た現在では、180カ国以上で事業を展開する世界的な食品メーカーとなっています。1906年の会社設立から119年にわたりケロッグのシリアルは世界各国においてご支持をいただいており、日本法人となる日本ケロッグは1962年に設立されました。1963年の「コーンフレーク」、「コーンフロスト(現:コーンフロスティ)」の発売以来、半世紀以上にわたって、太陽と大地の恵みを受けて育った、玄米、小麦、大麦、とうもろこしなどの穀物のエネルギーと、バランスのよい栄養がたっぷり詰まったシリアルを日本の朝の食卓にお届けすることを通じて、お客様の気持ち良い一日のスタートを応援しています。
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