岡山県蒜山高原で、イタリア・シチリア島直輸入オリーブオイルのお店「Oliva Sicula」を経営するスケンバリルーチョは、日本にシチリアの素晴らしい食材や文化を伝え、故郷の産業を守りたい!と、Makuakeにてクラウドファンディングに挑戦中。終了まで残り4日!現在、目標達成率395%!
?日本の新米、フランスのボジョレーヌーボーがあるように、イタリアには新油ノヴェッロがある
?まだ知られていない在来品種「モレスカ」の美味しさを知ってほしい!
?失われゆくシチリアのオリーブを守りたい男たちの新たな挑戦。
日本の食卓を変える。2019年絞りたての新鮮なオリーブオイルを届けたい。
みなさん初めまして、私はイタリア出身のルーチョです。
今回、私の故郷イタリア シチリア島から、マクアケで日本のみなさんご紹介したいものがあります!
それがこちらの「テヌータキアラモンテ ノヴェッロ」です。
2019年の秋、出来上がる新油のオリーブオイルです。
今まで食べていたオリーブオイルの概念を覆したい。
果実そのまま絞った味わいが日本の食卓を変えると私は信じています。
■プロジェクト詳細
[実施サイト]:クラウドファンディングサービス「Makuake」
[プロジェクトタイトル]:2019年秋解禁 ノヴェッロ 幻のオリーブオイル復活を目指すシチリア男たちの挑戦
[実施期間]:2019年7月30日~9月10日(支援者への商品発送は10月末から)
[プロジェクトページURL]:https://www.makuake.com/project/olivasicula/
みなさん「ノヴェッロ」という言葉を聞いたことがありますか?
「ノヴェッロ」とは「新しい」という意味のイタリア語で、その年の「新油」を表します。
オリーブ収穫時期の秋、初めの二日間に収穫した物のみを使用し、収穫後すぐに農園内で搾油します。
そのオリーブオイルをその場でボトリングしたとても貴重なものです。
イタリアではその年の「ノヴェッロ」を味見し、今年のオリーブオイルの出来をみんなで愉しみます。
日本人が秋に新米を愉しむのとよく似ています。
シチリア島の夏の終わり、オリーブの木には黄緑色のオリーブの実がたわわに実ります。
オリーブオイルはイタリア各地で生産されていますが アフリカに近く気温の高いシチリア島には一番乗りで収穫シーズンがやってきます。
農園では、早朝から日暮れまでオリーブの実の収穫が行われます。
その方法は、オリーブの実に傷がつかないよう、大きな機械を使わず一粒一粒「手摘み」で収穫します。
収穫したオリーブの実から一体どのくらいのオリーブオイルができるか想像できますか?
10Kgのオリーブの実から、僅か1Kgほどしかオイルが取れないのです。
つまり250ml入りボトルのオリーブオイルを作るのに約2.5kgのオリーブの実が必要ということになります。
そして新油は敢えてフィルターにかけず、極細かな果肉や皮も入ったまま、その場でボトリングされます。
まさにオリーブのフレッシュジュースです。
出来立てのフレッシュな風味を堪能することができるのは収穫時期のほんの1、2ヶ月のみです。この期間限定の味が一日でも早くみなさまの手元に届くよう、シチリアから空輸便で発送します。
このノヴェッロは鮮度が命、長期保存には適しません。みなさんも受け取られたら、すぐに味わってみて下さい。
出来上がったばかりのノヴェッロはどんな香りと味に仕上がっているのでしょう!
オイルを生み出すオリーブにも様々な品種があるのをみなさんはご存知ですか?その中でも特に貴重な「モレスカ」種が、今回の主人公です。
これはシチリア南東部のキアラモンテグルフィという丘陵地帯に自生する在来品種です。
この「モレスカ」種からできるオリーブオイルは、オレガノとアーティチョークの香りのする若々しい風味が特徴です。
特にノヴェッロはシンプルな工程のおかげで、粗削りでありつつも果物のような甘み、スパイシーさ、刺激的な辛味と苦味ナッツのような香ばしさなど、複雑な風味とフレッシュ感を兼ね備えています。
ハッキリとした香りと辛味、苦味を味わっていただきたいので、
生のまま、お料理にかけてお召し上がり下さい。
決して加熱しないでください。
パンに。
ノヴェッロとパン。
とても一般的な組み合わせですが、ノヴェッロで食べるパンは格別。
これはマストです。
サラダに。
ノヴェッロ+塩
ドレッシングはもういらない!
オリーブオイルは野菜の味を引き出す天然のドレッシング。
肉料理やBBQに。
お肉にもオリーブオイルは相性抜群。
レモンの酸味+爽やかなハーブの香り+フレッシュオリーブオイルでお肉をさっぱりと味わえる万能ダレができます。
和食に。
白ご飯に、冷ややっこに、焼き魚に、お刺身にも。
日本の秋の味覚ともベストマッチ。
松茸、栗ご飯、新そば、焼き芋…驚くほどよく合います。
あらゆる食材のうま味を引き出しワンランクアップしてくれます。
「モレスカ」種は、素晴らしい味わいを誇る一方で、オイルになるまでに手間と時間がかかり、とてもコストがかかります。
何百年という歴史のあるオリーブ品種ですが、守っていくことができず、畑を手放す生産者が後を絶ちません。「モレスカ」種は段々と忘れ去られようとしています。
数十年、数百年という樹齢のオリーブの樹が、素晴らしいオイルとなる実をたわわにつけたまま、放置され、やがて枯れていく…。こうした悲しい現実が今、シチリアで実際に起こっているのです。それはあまりにももったいない!!!そう考えた私たちは、今回のプロジェクトを始めたのです。
まずは、一人目のシチリア男;建設王ジャンニを紹介させてください。
ジャンニは小さな電気屋から、建設業を興した実業家です。
「この立派な樹と、世界に誇れるオリーブオイルをなくしてしまってもよいのか。」と建設業でなした財をつぎ込んだのです。まず最初に99ヘクタールの広大な土地を購入しました。
海を臨む海抜250mのシチリア南東部の高原地帯の土地です。
地中海の風を受けて育つオリーブの樹は、高原ゆえ虫が付きにくく薬剤を一切使わず無農薬で育つのです。
そして二人目のシチリア男;農学者のDr.チーチェロです。
Dr.チーチェロはオリーブを知り尽くしていて品種についての知識は彼の右に出るものはいません。
建設王ジャンニは、オリーブ畑の土壌を作り、枝の剪定、収穫、搾油などオリーブオイルができるまで全ての指導をDr.チーチェロに任せたのです。
次にジャンニは農園のど真ん中にオリーブオイルの搾油所を建設しました。
これはとんでもなく大胆でしかも的確な作戦でした。
高品質のオリーブオイルを作るポイントは、収穫後いかに早く搾油をするかで決まります。
通常、畑と提携の搾油所までの間を何度もトラックで行き来するのですが、ジャンニはその時間を短縮するため、なんと自分の農園内に搾油所を作ってしまったのです。
さらにそこには、世界最先端クラスの搾油マシーンを導入しました。
「フラッシュ」というコールドプレス製法のハイテクと数百年という歴史あるオリーブが、ここに融合しました。
コールドプレス製法により、オリーブオイルの酸化を防ぎ、抗酸化成分であるポリフェノールの減少を抑えます。
そして、「モレスカ」種が持つ味や香りの特徴を最大限に引き出すオイル作りに成功したのです。
ジャンニが滅びゆく農園を手に入れてから6年。
まだ誰も成功していない「モレスカ」種の高品質なオリーブオイル作りがわずか6年目にして、ジャンニとDr.チーチェロの力で実現しようとしています。
この秋、オリーブオイル「モレスカのノヴェッロ」が販売されます。
このオイルは世界で唯一、日本の私の元だけに入ってくるのです。
そう、私がこのプロジェクトに魅せられた3人目のシチリア男;ルーチョです。
私は、シチリアと日本を行き来し、Dr.チーチェロを日本にも招き、どんなオイルに仕上げたいかのやりとりを交わし、私好みの私のためのオイルを作ってもらっています。
「期間限定」
「ルーチョ限定」
「数量限定」
支援してしてくださる方の数のノヴェッロを生産してもらい、空輸で出荷してもらいます。
私は「大切な宝物」は独り占めするのではなく、たくさんの人とシェアすることがとても大事だと思います。
シェアすることでより大勢の人とその良さを分かち合うことができ「宝物」は更に大きな価値を持ち、結果その存在を永く守って行けるのではないかと思っています。
私の故郷の宝物である「モレスカ」を今までその存在を知らなかった方達に広くシェアすることが私ルーチョの役割だと思っています。
これは、このオリーブオイルを生み出すためにかかわったジャンニ、Dr.チーチェロ、そしてルーチョの3人のシチリア男の挑戦物語です。
今実りつつあるオリーブの実からできるノヴェッロをぜひ実際に手に取って味わっていただけることを願っています。
あるいは、私たちの挑戦物語を添えて、このノヴェッロを、あなたの大切な方にプレゼントしていただけると嬉しいです。
■シチリア産オリーブオイルのお店【Oliva Sicula】(オリーバシクラ)
[ネット販売]:http://olivasiculashop.com/
[Facebook]:https://www.facebook.com/olivasicula/
[instagram]:https://www.instagram.com/olivasicula/
[実店舗所在地]:岡山県真庭市蒜山湯船299-3