株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)では、毎月、首都圏・東海圏・関西圏の男女約1万人を対象に実施している「外食市場調査」について、2019年度の年間結果(外食&中食動向)を取りまとめましたのでご報告いたします。
【外食】
1. 外食の回数・市場規模
●3圏域計における19年4月~20年3月の年間の外食市場規模は前年度比 -5.2% (3兆9208億円)と推計された。
●外食単価は前年並みであったが、外食実施率・外食頻度ともに減少した結果、市場規模は縮小した。
2. 性年代別の外食実態
●3圏域計において、性年代別には「男性/40歳代」が延べ回数シェア、市場規模シェアともに最も高い。
●対前年度比で延べ外食回数が最も減った性年代は「女性/60歳代」(-10.1%)、外食市場規模が減った性年代は「女性/60歳代」(-8.4%)、「男性/60歳代」(-7.6%)等。
3. 業態別の外食実態
●業態別の延べ外食回数シェアは「居酒屋」が16.1%で最大、外食市場規模では22.1%を占める。
●その他の業態を除くと「立食麺類」や「カラオケボックス」の市場規模の減少率が大きい。
4. 経年分析 インターネット予約率
●外食する店を事前に予約する割合は27.1%、そのうちインターネット予約率は10.1%で年々増加。
●業態別では「フレンチ・イタリアン料理店」でインターネット予約率が21.5%と高く、圏域別では「関西圏」においてインターネット予約率が10.9%と3圏域中では最も高い。
【中食】
5. 中食の回数・市場規模
●3圏域計における19年4月~20年3月の年間の中食市場規模は前年度比 +0.8%(1兆2285億円)と推計された。
●中食実施率は微減、中食購入頻度と中食単価は微増の結果、延べ中食購入回数および市場規模は前年並み。
6. 性年代別の中食実態
●対前年度比で延べ中食購入回数が最も減った性年代は「男性/30歳代」( -5.5%)。
※外食:夕方以降の食事について、お店で食事した場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で行った外食を対象としており、圏域外で行った外食は含んでいない。また、夕方以降、1日2回までの外食を含む。
※中食:夕方以降の食事について、外で買ってきたものを食べた、出前や宅配を利用して食べた場合を対象。消費地の範囲として、各圏域の居住者が各圏域の対象都府県内で購入した中食を対象としており、圏域外で購入した中食は含んでいない。また、夕方以降、1日あたり2回まで(購入金額の上位2位まで)の中食を含む。
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2020/09/RecruitLifestyle_ggs_20200915_1.pdf
▼リクルートライフスタイルについて
https://www.recruit-lifestyle.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/support/press