レストラン「アル・ケッチァーノ」(山形県・鶴岡市)は、鶴岡出身の奥田政行シェフが地元の食文化のポテンシャルを感じ、特に庄内地方特有の在来食材にフォーカスをあて、2000年にオープンしたレストランです。20年以上も前からローカルガストロノミーを体現し、TBS「情熱大陸」(2006年)にも取り上げられ、その料理を求めて全国からお客様がお越しになり「予約がとれないレストラン」として有名になりました。また、鶴岡を食で元気にしたいという想いから生産者を第一に考え、その魅力を全国だけではなく世界へも広めることで、2014年庄内が「食文化創造都市・鶴岡」としてユネスコに認定された話は有名でもあります。「食」を通じた地域創生に取り組んできた奥田政行シェフのレストラン「アル・ケッチァーノ」がこの冬、近年マウンテンリゾートとして注目を集める長野県・白馬へやってきて、信州の食材の魅力を引き出す料理を創り上げます。すでに白馬や長野県内の生産者・現場を訪ね、世界から人々が集まるスノーリゾート・白馬に「食」という新たな魅力を加える準備を始めています。
レストラン「アル・ケッチァーノ白馬」
白馬リゾートホテル ラネージュ本館内レストランにて、2022年12月21日~2023年3月26日(予定)の冬期営業。同ホテルご宿泊のお客様をはじめ、レストランのみのご利用のお客様も歓迎いたします。
レストランご利用以外にも、プライベートシェフや料理教室などのイベントもお楽しみいただけます。
【ディナー】(17:30~21:00ラストオーダー)
コースメニューだけではなく、パスタやピザのアラカルトもご用意しております。
コース¥8,000~¥22,000(事前ご予約制)
アラカルト¥1,800~
ディナーメニュー(例)
・信州サーモンと信州そばのブリニス リコッタクリーム
・安曇野のわさびのパンナコッタを忍ばせたアグリ農場の甘い
トウモロコシのスープ
・姫川の流れ出る糸魚川港の魚と白馬の香茸のデュクセル
・オマールエビの手打ちのフレーグラ
・白馬の隣村・美麻の鹿のローストグリンペッパーソース
白馬の雪中白菜の生ハム巻き青カビチーズクリームと信州
くるみ
・信州りんごとシードルのグラニータ など
【ご朝食】(7:00~9:30ラストオーダー)
奥田政行シェフが提案する新しいスタイルの楽しいご朝食
〔朝PIZZA〕
プレーンのピザ生地に、お好きなトッピングをのせたお客様オリジナルのピッツァをスタッフがピザ窯でおいしく焼き上げます。サラダをたっぷりのせた朝食らしいピッツァや半熟卵とプロシュートのビスマルクなど朝から楽しい体験を交えながらのご朝食を!
〔朝SOBA & UDON〕
長野と言えば、信州そば。そばの聖地の美味しさを朝食として奥田シェフがアレンジしてお届けいたします。
そして日本を代表するもう一つの麺類であるうどんの聖地・香川の讃岐うどんを奥田シェフがプロデュースして おり、朝食にぴったりなうどんのあたたかなおいしさをぜひお楽しみ下さい!
【奥田政行出張プライベートシェフ】
奥田シェフがあなたのお部屋へ!コンドミニアム等に お邪魔し、キッチンを使って目の前で調理。
楽しい会話とともにおいしい料理をお届けする、 奥田シェフをひとりじめできる期間限定プランです。
イタリアンだけではなく、奥田シェフの新境地である 「オイル寿し」もお楽しみいただけます。
メニューイメージ
・つめたい前菜3種(信州生ハム・信州サーモン・鹿
など)
・あたたかい前菜盛り合わせ
・銀座・織音寿しより、各国のオイルと塩で食べる
オイル寿し
・日本三大和牛・米沢牛を使ったメインディッシュ
・料理本のアカデミー賞「グルマン世界本大賞2022」
を獲得した著書「ゆで論」でつくるパスタ
(きのこのパスタ・さっぱりした貝のパスタ・
信州のチーズパスタなど)
ご料金/¥150,000
(3名様まで・1名様追加につき¥30,000)
※各お料理に合わせたワインや日本酒ペアリング
またはノンアルコールペアリングもございます。(オプション・おひとり様¥10,000/ノンアルコール¥5,000)
【「ゆで論パスタ」料理教室】
新しいパスタの料理法を提案した奥田政行シェフの著書「ゆで論」が料理本のアカデミー賞と言われる「グルマン世界料理本大賞2022」でグランプリを受賞しました。そのパスタのおいしいつくり方を奥田シェフ直伝で触れていただき、ご賞味いただけます。
スキーをしない奥様の日中のアクティビティとして、家庭でもプロの方にも役に立つ内容です。
開催日/12月下旬~3月下旬のうち、20日間前後予定 ご料金/¥8,000(ランチ付)
レストラン「アル・ケッチァーノ」
山形県・鶴岡市に2000年にオープン。食材の宝庫である鶴岡において、生産者の顔の見えるメニューを提供し、「わざわざ食べに行くレストラン」「予約の取れないレストラン」として人気を博す。
今年2022年7月には新店舗へ移転。敷地内には奥田政行シェフが教える料理教室やシェフが目の前で料理を創り あげるシェフズテーブルの機能を持ち、レストランだけではない庄内・鶴岡の魅力を感じられる他、料理人後進者の育成も目的に「アルケッチァーノアカデミー」を併設、さらなる庄内の素材を表現しアル・ケッチァーノ本店も新たな一歩を歩み始めています。
シェフ 奥田 政行
1969年鶴岡市で生まれ、その後高校まで鶴岡で過ごし、上京。都内のレストランで修業後鶴岡へ戻り「鶴岡を食で元気にする」と宣言し、 ホテル料理長、農家レストランシェフを経て、2000年にレストラン「アル・ケッチァーノ」をオープン。
その独特な料理哲学が注目を集め、2004年に食の都庄内親善大使に 就任。活躍の場を県内・日本に留まらず世界へ広げ、2012年ダライ ラマ14世に謁見し「つや姫」を食していただくなど、2014年鶴岡市が ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟に貢献。ローマ法王、天皇陛下にも庄内の食材や自身のレシピを紹介した経験を持つ。
2006年「テッラ・マードレ」(イタリア)において「世界の料理人1000人」に選ばれる(日本では11人)。
2011年スペイン・サンセバスチャン美食祭り世界大会にて「日本食」料理担当、2012年スイス・ダボス会議「Japan Night」にて料理責任監、2015年イタリアミラノ国際博覧会にて食文化伝道師、2016年イタリアミラノ世界野菜料理コンテスト「The Vegetarian Chance」世界3位受賞。同年農林水産省第1回料理マスターズシルバー賞受賞。
鶴岡の「アル・ケッチァーノ」をはじめ、奥田メソッドを教えた弟子たちが展開する7店舗の他、多数のレスト ランをプロデュース。
多くの著書のうち、パスタの新しいゆで方を説いた「ゆで論」は、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン 世界料理本大賞2022」でグランプリを受賞しました。
白馬リゾートホテル ラネージュ
近年、マウンテンリゾートとして世界からのお客様を多く迎える白馬の中でも外国人に人気の和田野エリアにて1984年よりラネージュ本館を営業。
1990年には東館をオープンし、それぞれが特色を持ったホテルとして人気を博す。
2018年東館支配人である塩島和子さんがフランス食文化に多大な貢献をした人に贈られる「農事功労章シュヴァリエ」を叙勲。
2013年には奥田政行シェフと山形のワイナリーの醸造家を招聘したイベントHakuba de Al ché-cciano」を開催しました。