奥州平泉温泉 そば庵 しづか亭がSDGs宣言を公表 -ご宿泊・介護サービス利用の方へもわかりやすく社内意識共有へ-

掲載日: 2023年10月10日 /提供:合同会社 しづか亭

東北の古都、岩手県平泉町はコロナ禍の観光者下落を乗り越え、再び世界遺産や歴史を感じられる名所を訪れる観光客の方で賑わっています。奥州平泉温泉 そば庵しづか亭(運営:合同会社しづか亭 所在:岩手県平泉町)は里山の温泉宿として旅の疲れを癒す場所でありながら、地域の高齢化に伴う介護の場としてもチャレンジを続けています。現在の事業活動を通じ、持続可能な社会づくりに貢献するためSDGsの観点から8つの重要取組みを策定しました。それぞれの取り組みに対して、短期・中長期のアクションを設定し、お客様のご理解を賜りながら具体的に行動を進めて参ります。



奥州平泉温泉 そば庵 しづか亭は、東北の古都平泉中心部から里山へ車で10分の距離にあり、全10室と源泉掛け流しの温泉を魅力として観光に訪れる皆さまへ田舎ならではのおもてなしを提供しています。

当館がすでに事業内で実現している「車椅子利用者に向けたユニバーサルデザイン個室」「自家菜園 たゆたう」などの取り組みをきっかけに、各利用者の皆さまへもSDGs項目の一部をご理解をいただけることが、更なる活動の一助になると考え「宣言書」の作成と掲示に至りました。

それぞれの取り組みに対して、短期・中長期のアクションを設定し、事業を通じ具体的に行動を進めて参ります。


◆私たちは、SDGs共通理念「誰ひとり取り残さない」の体現に努めます。
全10室の当館は観光に訪れるお客様の受け入れが主要を占めています。
雇用以外に、地域学生の職業体験学習の場の提供、菜園を通じたイベントの設定など宿泊者のための施設ではなく地域に根ざし、時に挑戦の場として活動に努めます。

◆私たちは自社菜園を活用し、安心安全な食の提供を継続していきます。
◆食品ロス削減への取り組みとして、必要分の生産と規格外品の活用を継続します。
◆地産地消を心がけ、仕入れ時のGHG削減の意識を継続します。
東日本大震災以降、地域とのつながりやリピーター獲得を目的として取り組みを開始した自家菜園の取り組みは、無理のない範囲での長期的な取り組みとして継続しています。
現在、当館で提供する野菜の自給率は100%を占め、季節に応じた無理のない栽培は四季折々の旬の野菜を提供できる当館のアピールポイントでもあります。
必要な分の生産と収穫、余剰分は敷地内での直売や保存品としての加工、規格外品は染物の原料として活用しお土産品の制作にも活用しています。
また、野菜以外の食材に関しても地産地消を心がけルコとで仕入れ時のGHG削減の意識を行っています。

◆アメニティ類はプラスチック利用削減を意識し選択をしていきます。
宿泊サービスないで提供するアメニティはプラスチック利用削減を意識したものを選択しています。ご宿泊のお客様に対しサービスの質が落ちないことをお約束しながらも今後も利用物に関しては意識を継続して随時選択を行います。

◆さまざまな方に寄り添ったサービス・施設環境の継続に努めます。
当館では以前より、車椅子利用の方も安心して快適にお過ごしいただける「ユニバーサルデザインルーム」をご用意しておりましたが、さらに一人でも多くの方が快適にご滞在いただけるよう改築を重ねています。

<一例>
・客室階から段差なく利用可能なスロープ付新大浴場
(広いトイレ、脱衣所を完備し、家族風呂などとしての貸切利用も可能)
・希望者への「やわらかめ食」など食べやすさへの配慮
・滞在中のご負担が少ないテーブル席の客室

◆自社の取り組みを地域に認知いただき、雇用創出の継続につなげます。
◆人材雇用、従業員の能力開発に貢献します。
当館はサービススタッフ以外にも、介護事業スタッフ、菜園スタッフなどを雇用しています。定年後の活躍の場として、また副業や時短勤務でのライフバランス保持の場としてもスタッフと向き合いながら雇用を行っています。


以上を重点的な取り組みとして宣言します。
当館をご利用いただくお客様へも一部サービスのご理解をいただきながら目標達成に向け継続と改善を行います。




奥州平泉温泉 そば庵 しづか亭
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