株式会社Villa Repro(ヴィラリプロ)(本社:神奈川県川崎市、代表:羽田 徹)がプロデュースする古民家を再生させた別荘民泊「天野邸(あまのてい/オーナー:天野明美)」が山梨県都留市境に11月1日にオープンしました。この別荘民泊は明治維新時に地元の名主として活躍した天野開三の本家。天野開三の子孫である、天野保宏さんご夫妻が所有する建物です。現在は東京にお住まいで、空き家になっていた本家を活用できないか?と相談。別荘民泊を14軒手掛け、山梨県都留市でも既に3軒の別荘民泊を手掛けていた株式会社Villa Repro代表の羽田氏が別荘民泊としてプロデュースし、明治維新の当時を体感できる宿にしました。
別荘民泊プロデューサーの羽田氏は「歴史的な建造物で、しかも民泊として貸し出す1階だけでも198平方メートル もある大邸宅です。非日常体験、明治時代にタイムスリップしたような体験ができる貴重な宿です。しかも、建物は放置していると傷みが激しくなります。民泊として活用することで歴史的な建物を保全していくことも大切な使命です」と話します。
平成21年(2009年)にはミュージアム都留で「天野開三展」が開催されるなど地元で親しまれています。
慶応3年(1867年)当時、徳川方の一隊が江戸を脱走し、駿河を目指して逃走する途中、天野邸を襲い、旅費を強要する事件がありました。今も天野邸の家具には、その時鉄砲で付けられた跡が、そのまま残されています。
幕末から明治に掛けての歴史も感じることができる天野邸に泊まって、明治維新体験をしてみませんか?
【Webページ】https://loghouse.life
【天野邸概要】
開業:2022年11月1日(火)
住所:山梨県都留市境203天野邸
ホームページ:https://loghouse.life
宿泊予約:https://airbnb.com/h/amano-tei
お台場開発に携わった天野開三とは?
◆天野開三(あまのかいぞう)
文化11年(1814年)長男として生まれ、幼少から豪胆、負けず嫌いで19歳で家督を継いだ。御殿場を経て伊豆方面へ手を広げ、年と共に勢力を伸ばした。嘉永6年(1853年)8月に、品川等の台場(砲台)の建設に携わり、見事に工事を完成させた。この事業に対して金3千両(約2億円)を献金し愛国の気持ちを示した。
また私財を投じて社会救済事業に専念し、安政元年(1854年)の大地震により、伊豆下田は大津波にみまわれたが、この救済のために物資を提供した。その他、国防費を上納し、災害時に献納するなど、慈善活動にも精を出した。
明治18年には桂村村長に就任した。
明治33年87歳で天寿を全うした。
和みの里種徳館(なごみのさとしゅとくかん)
都留市の温泉である「芭蕉月待ちの湯」に隣接された場所に建つ建物は、明治20年代に天野開三によって、天野邸の敷地内に建てられたものを移築。
種徳とは「広く徳を世に施すこと」。青少年の終身鍛錬のために建てられたとのこと。
太平洋戦争末期には学童疎開児童の臨時教育の場としても使われ、現在も様々な体験施設として利用されている。住所:都留市戸沢1126
和みの里種徳館HPより
慶応3年幕府方による襲撃事件
大資産家であった天野家を狙う!
江戸時代から明治へと時代が変わるころ、目まぐるしく政情が変わり、いわゆる明治維新を迎える。当時郡内で星野屋に次ぐ第二の富裕家となっていた天野家は大資産家であったことから、慶応3年(1867年)に起きた幕府方の栗原十蔵の一味に家が襲われるという災難に会っている。
江戸を逃亡し駿河を目指す途中天野家を襲い、旅費を強要し、遂には蔵や家屋までも破壊し山中へ逃亡した。その際に鉄砲で付けられた跡が、今でも天野邸の箪笥に残されている。
Villa Reproの別荘民泊
株式会社Villa Reproでは、現在14件の別荘民泊を運営しています。
物件一覧は下記よりご覧いただけます。
https://www.airbnb.jp/p/villa-repro
【~山梨県都留市~】
☆天野邸(山梨県都留市)
☆都留BASE(山梨県都留市)
☆春風ハウス(山梨県都留市)
☆ログハウスkizuki(山梨県都留市)
☆ログハウスせせらぎ(山梨県都留市)
【~那須町~】
☆アトリエ別館(那須町)
☆clubhouseアトリエ(那須町)
☆コテージ杜風テラス(那須町)
☆ログハウス那須ハイグランド(那須町)
☆ハイジのログハウス(那須町)
【~伊豆の国市~】
☆コテージそらまど~Fuji view skyliving~(伊豆の国市)
☆Fuji view skyliving コテージひだまり(伊豆の国市)
【~蓼科~】
☆ラリックス蓼科Villa(長野県茅野市)
【~沖縄県石垣島~】
☆プラスライフ大浜1号室、2号室(石垣島)