ドローン機体・センシングデバイス開発のアミューズワンセルフ社へ出資 ~日本全国・世界で点検・計測分野への事業拡大~

掲載日: 2025年05月31日 /提供:豊田通商

豊田通商株式会社(以下:豊田通商)は、2025年5月にドローン機体およびセンシングデバイスの開発を行う株式会社amuse oneself(以下:アミューズワンセルフ社)に出資しました。

 アミューズワンセルフ社は、2011年に設立され、ガソリンとバッテリーを併用することで長時間かつ長距離の飛行が可能なハイブリッドドローンや、測量データの分析・可視化を行うシステムの開発など、ドローン機体の開発・運用からデータ分析までを一貫して提供できる体制を整えています。同社はこれらの技術を活用し、送電鉄塔やダムなどのインフラ設備の点検・計測に加え、災害現場での測量やモニタリングなど、国内外の多くの企業や国・自治体からの依頼に応じて、幅広い分野で豊富な実績を積み重ねています。

 豊田通商は、2021年にドローン事業を推進する子会社「そらいいな」を設立し、長崎県五島市において、地域の物流課題の解決を目指し、本土から直接アクセスできない二次離島への固定翼型ドローンによる医療用医薬品などの配送を行う物流事業を展開しています。

 今回の出資は、「そらいいな」でのドローン物流事業に加え、アミューズワンセルフ社の技術やノウハウを導入することで、インフラ設備の点検・計測事業への領域の拡大を目的としています。「そらいいな」が主体となり、インフラ設備の点検・計測事業を日本全国および海外へ展開するほか、豊田通商グループが運営している再生可能エネルギー事業における設備・機器の点検・計測や、人の立ち入りが制限される場所での防災分野への進出も視野に入れています。


アミューズワンセルフ社製 ハイブリッド式ドローン「GLOW.H Rev.2.0」





将来的には、豊田通商が持つドローン事業の知見と豊富なネットワークを活かし、国内外での事業拡大を図り、「そらいいな」を総合的なドローン企業へと進化させていきます。


[会社概要]




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