町の課題解決を目指し、和泊町・クラダシ・JACの3者が連携協定を締結

更新日: 2025年05月22日 /提供:クラダシ

~7月には社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を開催予定~




ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:河村晃平、以下「クラダシ」)と鹿児島県和泊町(所在地:鹿児島県大島郡和泊町、町長:前登志朗、以下「和泊町」)、JALグループの日本エアコミューター株式会社(所在地:鹿児島県霧島市、代表取締役社長:増村浩二、以下「JAC」)の3者は、就農人口の減少や高齢化といった農業と地域の課題解決、および持続可能な社会の実現を目的に連携協定を締結しました。
■本連携協定の背景
「人と未来を笑顔でつなぐ、心豊かな和の町、和泊町」を将来像に掲げる和泊町は、若者の流出や少子高齢化に伴い、2040年には人口が約4,817人(※1)まで減少すると予測されています。これは全国の離島の中でも特に深刻な人口減少率であり、地域社会の維持や生活関連サービスの確保に大きな影響を及ぼす見込みです。
また、温暖な気候を活かした農林水産業は、先人から受け継いだ高度な技術と新技術の導入により発展を遂げてきましたが、従事者の減少や後継者不足、設備投資の増大といった課題も抱えています。
こうした背景を受け、このたび、和泊町・クラダシ・JACの3者にて「鹿児島県和泊町におけるSDGsの推進にかかる食品ロス削減等に向けた連携協定書」を締結する運びとなりました。本協定は、和泊町の持続可能な農業と地域づくりの実現を目的としています。

※1出典:第6次和泊町総合振興計画(全編)「3.未来を実 現するために(基本計画)」
https://www.town.wadomari.lg.jp/kikaku/wadomaricho/shisaku/sogokekaku/shinko.html
■各者の取り組み
クラダシは、「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」をミッションに掲げ、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「Kuradashi」で販売することでフードロスをはじめとしたさまざまな社会課題の解決に取り組む事業を展開しています。
また、自らが社会貢献活動を行うために創設した基金、「クラダシ基金」(※)を活用し社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」(以下「クラチャレ」)を展開するなど、連携協定締結自治体と協働した地方創生事業にも取り組んでいます。
※クラダシ基金:https://www.kuradashi.jp/fund

和泊町では、第6次総合振興計画(※1)において、遊休農地や耕作放棄地を「和泊農業団地」の整備と農地中間管理機構の活用により集積・集約化を図っています。また、ICTを活用したスマート農業や高収益作物の導入を検討しています。さらに、農家の働き方改革や多様な担い手の受入れを進めることで、持続可能な地域づくりを目指しています。

JALグループは、人・モノの「移動」が社会的な「つながり」を創出し、その「移動・つながり」が地域経済の活性化につながると位置づけ、ESG戦略の一環としてさまざまな社会課題の解決活動を実施しています。
■各者の連携による取り組み内容
Kuradashiのサイト上で地域の特産品の販売を行うほか、社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ(以下「クラチャレ)」の実施などを予定しています。取り組みを通して、和泊町の人手不足やフードロス問題の解決に取り組むとともに、魅力発信や関係人口の増加にも注力してまいります。
【和泊町クラチャレ実施概要】
■開催日程:2025年7月2日~8日(6泊7日)
 ※自然災害の発生などにより、中止または延期となる場合がございます。
■場所:鹿児島県大島郡和泊町
■活動内容:ゆり球根掘り取り作業、生産者との交流、意見交換会、現地観光
■参加人数:3名

今後も、3者の連携によるフードロスや農業課題の解決、和泊町の魅力発信を通して地域の元気づくりをサポートし、和泊町の持続的な発展に貢献してまいります。
■社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」とは
クラチャレとは、フードロス問題や地方創生に興味関心のある学生が日本全国の地域・農家などへインターンとして訪れ、作物の収穫支援や現地での交流を通して一次産業や地域経済の活性化について考える取り組みです。クラチャレを通じて、地域の関係人口の創出・拡大、地域の魅力発信、学生への実体験を通しての学びの場の提供を目指しています。また、参加学生の旅費や滞在費、食費等はクラダシ基金から拠出しており、2025年3月末時点で計52回開催しています。
・クラチャレの実施実績:https://www.kuradashi.jp/fund
■楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」とは
Kuradashiは、楽しいお買い物で、みんなトクするソーシャルグッドマーケットです。
フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売しています。さらに、売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体への寄付やクラダシ基金として活用し、SDGs17の目標を横断して支援しています。楽しくておトクなお買い物が、社会に良いことにつながる。そんな、全く新しいソーシャルグッドマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
■株式会社クラダシについて
代表者氏名:河村晃平
設立:2014年7月
本社所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3丁目2-1 目黒センタービル 5F
URL:https://corp.kuradashi.jp/

【サービス紹介】
・ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」:https://www.kuradashi.jp/
・クラダシが自社で運営する「クラダシ基金」:https://www.kuradashi.jp/fund
・冷凍宅配弁当「Dr.つるかめキッチン」:https://tsurukame-kitchen.com/

【店舗一覧】
・Kuradashi店舗一覧:https://kuradashi.jp/pages/stores

【クラダシのサステナビリティ】
・サステナビリティサイト:https://corp.kuradashi.jp/sustainability/
・サステナビリティレポート:https://speakerdeck.com/kuradashi/sustainability-report

【2025年3月末時点の主な累計実績】
・フードロス削減量:28,365トン ・経済効果:138億0,061万円
・CO2削減量 :75,195t-CO2    ・支援総額:163,012,869円
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「Kuradashi」、「ソーシャルグッドマーケット」、「1.5次流通」、「もったいないを価値へ」は株式会社クラダシの登録商標です。

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