
株式会社エムアンドエムサービス(京都府亀岡市、代表取締役社長 小池 悟)が、公立学校共済組合大分県支部様から運営を委託されている「別府 豊泉荘」(大分県別府市)では、別府市立図書館などから譲り受けたリユース本を活用し、キッズルーム内に図書コーナーを新設。2025年5月1日に本格オープンいたしました。ご宿泊のお子様に「遊び」と「学び」の空間を提供すると同時に、廃棄予定だった本を再利用することで、環境負荷の軽減にも貢献する、地域連携型の取り組みです。
図書館や古書店、地域の皆様のご協力で実現した図書コーナー
この図書コーナーは、別府市立図書館や近隣の古書店、お取り引きのある企業の皆様、そして日帰り入浴でご利用いただく地域のお客様など、多くの方々のご協力のもと開設されました。それぞれの場所で役目を終えた絵本や児童書を中心に譲り受け、2025年4月末時点で約350冊の本が集まりました。譲り受けた本は一冊ずつ丁寧に点検を行い、まだ十分に読むことができるものを設置しています。施設に滞在中、お客様は自由に手に取って楽しむことができます。
この取り組みを通じて、地域の皆様とともに本を大切に活かしながら、資源を循環させる仕組みづくりを進めています。


開設の背景 ~本で繋ぐ旅の思い出~
当施設のキッズルームは、以前より玩具やぬいぐるみ、ゲームなどを備えており、お客様からご好評をいただいておりました。近年はファミリー層の旅行需要の高まりに伴い、お子様により豊かな宿泊体験をしていただきたいと考え、新たに図書コーナーを設置することとなりました。あわせて、地域の図書館で廃棄処分予定の本があることを知り、本の再利用という社会的意義も兼ねたこの取り組みをスタートいたしました。


今後の展望 ~サービスとサスティナビリティの両立を目指して~
今後は、保護者向けの雑誌や、中高生も楽しめるマンガなどの設置も検討しています。引き続き図書館や古書店、お取り引き先やご利用いただくお客様にご協力を呼びかけ、図書コーナーのさらなる充実を目指してまいります。
また、この図書コーナーをきっかけに、地域とのつながりを深めながら、より良いサービスの提供と持続可能な社会づくりを進めてまいります。


別府 豊泉荘 担当者のコメント
このたびの図書コーナー開設は、別府市立図書館様、地域の古書店様、そしてご協力いただいた皆様の温かいご支援の賜物です。この取り組みを通じて、SDGsへの貢献はもちろんのこと、ご宿泊のお子様たちが、別府での旅の思い出とともに、本との素敵な出会いを体験していただければ幸いです。今後も、地域の皆様にもご協力いただきながら、図書コーナーの充実を図ってまいります。
自家源泉100%かけ流しの温泉宿 「別府 豊泉荘」
日本を代表する湯処・別府市に位置する別府 豊泉荘は、四季折々の風情を楽しめる「庭園露天風呂」を備えた温泉宿です。離れを含む趣の異なる11タイプの客室をご用意し、心あたたまる豊後の幸とともに、夜は自慢の“いいちこBAR”で、ゆったりとしたひとときをお過ごしいただけます。



【別府 豊泉荘へのお問い合わせ】
- 担当:松村
- TEL:0977‐23‐4281
- 公式サイト:https://www.housensou.com/
- お問い合わせ:https://www.housensou.com/contact/
- 株式会社エムアンドエムサービス
- URL:https://mandm.co.jp/
- お問い合わせ:https://mandm.co.jp/contact/