今年で7回目となる日本唯一、アジア最大級(※)の蒸留酒の品評会『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025』(以下:TWSC)の結果を発表します。出品数は洋酒部門639アイテムと焼酎・泡盛部門190アイテムの合計829アイテムでした。頂点に輝いたBEST OF THE BESTは洋酒部門で4アイテム、焼酎・泡盛部門で3アイテムとなり、最高金賞の受賞率は洋酒部門が上位5%、焼酎部門が上位10%という結果になりました。
(※)自社調べ 2024年10月時点 日本で開催される「ウイスキー・スピリッツの品評会として」
最高金賞・金賞・銀賞・銅賞の結果一覧は下記ボタンよりPDFをダウンロードしてください。
洋酒部門受賞結果PDFはこちら
焼酎・泡盛部門受賞結果PDFはこちら
最高峰の「BEST OF THE BEST」に輝いたのは7本
TWSC目玉企画のひとつBEST OF THE BEST では、国や地域を超え、カテゴリーの中からナンバーワンを決める“無差別級”ともいえる特別賞です。最高金賞と金賞からノミネートアイテムが選ばれ、ブラインドによる二次審査を経て、最も点数が高かったアイテムが受賞します。今年は洋酒部門で4本、焼酎・泡盛部門で3本がBEST OF THE BESTを獲得しました。洋酒部門は同じシングルモルトウイスキーカテゴリーでカバランが初の同率1位を獲得、アメリカンウイスキーのスタッグは2年連続でBEST OF THE BEST受賞の快挙となりました。焼酎・泡盛部門は芋・麦・泡盛から各1本ずつ受賞しました。

【洋酒部門 BEST OF THE BEST】


【焼酎・泡盛部門 BEST OF THE BEST】

【洋酒部門】上位わずか5%、31アイテムが最高金賞に輝く



【TWSC2025洋酒部門 最高金賞 31アイテム一覧】

【焼酎・泡盛部門】上位11%、20アイテムが最高金賞に輝く


【TWSC2025焼酎・泡盛部門 最高金賞 20アイテム一覧】

公正かつ精緻な審査を実施
日本全国からバーテンダー、酒販店、インポーター、メーカー、プレス関係者、酒類資格を持つ愛好家などで構成される蒸留酒の専門家298人が審査を実施し、銘柄を一切非公開にした公正なブラインドテイスティングを行っています。TWSC2025審査員一覧
TWSC2025出品データ
TWSC2025の出品数と受賞数、受賞率は下記表のとおりです。出品者数は前年より増加し、全体の出品数は洋酒部門が昨年より22本増加、焼酎・泡盛部門は25本減少しました。ジャパニーズウイスキーとタイワニーズ・アジアンウイスキーの出品数は前年より約54%増、ニューメイク、ニューボーンについては約150%増となりました。ジンの出品数は、ジャパニーズジンが昨年同様、ワールドジンが35%減少しました。焼酎・泡盛部門の出品数は芋が5%増、泡盛が38%減少となりました。
最高金賞・金賞・銀賞・銅賞の結果一覧は下記ボタンよりPDFをダウンロードしてください。
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特別賞について
TWSCでは今回発表した賞の他に、「ベストカテゴリー賞」、「ベストコストパフォーマンス賞」、「ベストディスティラリー賞」、「殿堂入り」などの特別賞が授与されます。公式発表は5月末を予定しております。 また、「ベストディスティラリー賞」のみ授賞式でサプライズ発表を予定しています。
TWSC2025授賞式・大試飲会同日開催!お申込み受付中!
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025授賞式
TWSC2025授賞式では受賞メーカー・インポーターが一堂に会し、「最高金賞」・「ジャパングランプリ※」・「特別賞」・「ベストオブザベスト」の表彰を予定しています。今年は一般参加枠を設けましたので20歳以上の方であればどなたでもご参加いただけます。
※ジャパングランプリについてはこちらのリリースをご覧ください。
日時:2025年8月3日(日)11:00-13:45
会場:明治記念館 蓬莱の間(東京都港区元赤坂2丁目2-23)
授賞式お席料:22,000円(税込)※着席形式・フレンチフルコースランチ付き
席数:審査員及び一般参加40名限定
※受賞者は申込窓口が異なりますので別途担当者よりご案内いたします。
お申し込み方法:下記ボタンの公式ページからお申し込みください。
授賞式一般参加申込はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=W3oZQ7JFFYU
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025大試飲会
TWSC2025大試飲会では、最高金賞・金賞・銀賞・銅賞を受賞したウイスキーをはじめ、ジン、ブランデー、ラム、アガベスピリッツ、ウォッカ、焼酎、泡盛など、様々な国や地域の蒸留酒の試飲を楽しめます。一部の有料試飲アイテムをのぞき、700種類以上のお酒を無料で試飲できます。また、TWSC大試飲会では初企画となるカクテルブースや、スペシャルトークセッション、受賞ボトルが当たる抽選会などを鋭意企画中です。詳細は決まり次第公式ページや公式SNSでお知らせいたします。
日時:2025年8月3日(日)14:30-18:00
会場:明治記念館 富士の間(東京都港区元赤坂2丁目2-23)
入場料:8,800円(税込)※公式ガイドブック・200mlのボトル付き(お酒のカテゴリーは選べません)
ボトル抽選券:1,000円(税込・入場料別途必要・希望者のみ購入可能)
入場者数:先着500名
対象:20歳以上の方であればどなたでも参加いただけます。
お申し込み方法:下記ボタンの公式ページからお申し込みください。
大試飲会参加申込はこちら

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)とは

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。ウイスキー評論家の土屋守が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを発信していくことや、ウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う飲み手育成などがその目的です。2019年に開催がはじまり、2020年からは、日本が誇る蒸留酒である焼酎・泡盛の魅力を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設しました。累計で洋酒部門は3,817本、 焼酎・泡盛部門は1,283本の合計5,100本のエントリーがありました。
ウイスキー文化研究所について
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務める、民間のウイスキー文化普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。
【会社概要】
社名:株式会社ウイスキー文化研究所
本社所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役:土屋 守
事業内容:ウイスキーガロア編集発行/ウイスキーコニサー資格認定試験教本編集発行/ウイスキー関連書籍執筆、監修/ウイスキーフェスティバル企画・運営/ウイスキーコニサー資格認定試験企画・運営/ウイスキー検定運営/東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営/ウイスキーの製造アドバイス・技術指導
設立: 2001年3月/HP:https://scotchclub.org/

ウイスキー文化研究所代表 土屋守 プロフィール
1954年新潟県佐渡市生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、1998年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の1人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。日本唯一のウイスキー専門隔月誌『Whisky Galore』の編集長、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション実行委員長、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長、2024年に発足した一般社団法人日本ウイスキー文化振興協会の代表理事を務める。主な著書・監修書に、『完全版 シングルモルトスコッチ大全』『ブレンデッドウィスキー大全』『増補新版 ウイスキー検定公式テキスト』(小学館)『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)『最新版 ウイスキー完全バイブル』『ウイスキーを楽しむ教科書』(ナツメ社)『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)『土屋守のウイスキー千夜一夜(1~5巻)』『ジャパニーズウイスキーイヤーブック(日本蒸留所年鑑)』(ウイスキー文化研究所)などがある。