
シチリアのワインメーカーDonnafugata(以下ドンナフガータ)は、2025年3月5日から世界で独占配信がスタートしたNetflixシリーズ「山猫」全6話の公開に合わせて、Netflixとコラボレーションを行い、ドンナフガータのフラッグシップワイン「ミッレ・エ・ウナ・ノッテ 2021 スペシャルエディション」が、両者のシナジーから誕生しました。
Netflixシリーズ「山猫」は、ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサの名著から着想を得た作品です。物語の中でドンナフガータが、主人公の持つ領地の名前として登場します。Netflixにとって、シチリア西部を舞台にしたこの物語へのオマージュとして、ドンナフガータのワインを選ぶことは自然な流れでした。これは、シチリアを代表するワイナリーであるドンナフガータのブドウ畑が「山猫」の舞台となった土地に位置しているからです。またこの地では、イタリアの古典文学にちなんだワイン、「ミッレ・エ・ウナ・ノッテ」、「タンクレディ」、「アンゲリ」、「セダーラ」といった少量生産のワインが生産されています。このコラボレーションにより、「山猫」シリーズやワインを通じてシチリアの歴史と文化に触れる機会を提供することができます。
ミッレ・エ・ウナ・ノッテは、ドンナフガータの創業者であるラッロ夫妻(ジャコモおよびガブリエッラ)の夢から生まれたワインです。シチリアワインの国際的な評価を塗り替え、ドンナフガータのこだわりを象徴する一本です。現在では、Netflixシリーズ『山猫』に描かれる洗練されたシチリアの姿とも重なります。物語の中で繰り広げられるドラマと同じように、このワインにはシチリアの風景や歴史が息づいており、一口ごとにその魅力を感じることができます。
ドンナフガータのジョゼ・ラッロは次のように語っています。「このシナジーは、私たちに取って大きな誇りです。ミッレ・エ・ウナ・ノッテ 2021 スペシャルエディションを介して、Netflixシリーズ「山猫」と同様に、シチリアの魅力と情熱を伝えたいと思っています。ワインは文化を伝える存在であることを、この特別なワインが証明してくれるでしょう。また、この特別なパートナーシップを通じて、ドンナフガータはメイド・イン・イタリーの価値をより広めていければと思います」
ドンナフガータのアントニオ・ラッロは、「ミッレ・エ・ウナ・ノッテの2021年ヴィンテージの特徴はその卓越したエレガンスにあります。非常に条件に恵まれたヴィンテージに加え、畑での私たちの細やかな手仕事と丁寧に行われた醸造・熟成の工程が調和し、ミッレ・エ・ウナ・ノッテ 2021 スペシャルエディションはシチリアの魅力を世界に伝えるのにふさわしいワインに仕上がりました」とコメントしています。
ドンナフガータは、創業以来、芸術を企業アイデンティティの一部として大切にしてきました。歴史と文学が深く交差するシチリアの地は、その豊かな地中海の風景とともに、美を追求する姿勢に常にインスピレーションを与えてくれます。イタリア文化や世界の文化に影響を与え、時代を超えたひとつの物語へのオマージュとして、ミッレ・エ・ウナ・ノッテのラベルは、優雅なバロック調のディテールで彩られています。その唯一無二のエッセンスを有するミッレ・エ・ウナ・ノッテ 2021のスペシャルエディションは、コレクターから本物の味わいを求めている若い世代のワイン愛好家まで、幅広い方に楽しんでいただける逸品です。
ミッレ・エ・ウナ・ノッテ 2021 のスペシャルエディションは、単なるワインでなく、シチリアへの愛の表現です。 Netflixのグローバルなストーリーテリングと、ドンナフガータの職人技と革新が融合した特別な一本に仕上がっています。