
建設予定地は駿河湾を一望することができる西伊豆の絶景地。目の前には水平線が広がり、耳には波音や鳥の声が心地よく響く、まさに五感で自然を味わえるロケーションです。敷地内には渓谷や小川が流れ、多様な自然環境が、訪れる人に深い癒しとリフレッシュを提供します。
建築設計は日本の伝統と現代的感性を融合させる『SUPPOSE Design Office』が監修。150平方メートル の建築物と1,000平方メートル を超える敷地に、1日1組のみが滞在できる最上級のプライベート空間を実現しています。

海に面した水盤の中には、畳敷きの禅スペースを設けており、瞑想やヨガを自然の中で体験可能。日常から切り離され、深い静けさに身を委ねる時間を過ごしていただけます。さらに敷地内にはサウナも設置されており、波音や鳥の声に包まれながら、自然の中で“ととのう”特別なひとときをお楽しみいただけます。
オフグリッド技術の更なる進化
『WEAZER』は、太陽光発電と蓄電池による自立電源、雨水や空気中の水分を活用した創水装置、独自の排水処理技術などを組み合わせ、電力・水・排水すべてのインフラから独立した居住モジュールです。都市部から離れた山間部や海辺など、通常のインフラ整備が難しい場所でも設置が可能で、自然との共生を軸とした新しいライフスタイルを提案します。その『WEAZER』の最大の特徴である完全オフグリッド(太陽光や雨水等の自然の恵みで電気や水を自給自足し、電線や水道等の既存インフラがなくても快適に生活できる)に関しても、今回のモデルはハード・ソフト両面において飛躍的に進化しております。1.【ハード面】熱を軸とした「省エネシステム」の実現
現代における「エネルギー」といえば、多くの人が「電気エネルギー」を想像します。電気エネルギーは、遠い場所にエネルギーを運ぶことに優れ、エネルギーを使う都市部とエネルギーを創り出す発電所が遠隔にある現代の都市構造には大変適したエネルギーです。
私たちが日常的に使っている「電気エネルギー」は、実はその多くが空調、給湯、調理といった「熱エネルギー」を生み出すために消費されています。一方で、「熱」は実は私たちの周囲にあふれ、地中熱や温泉熱、生活の中で自然に発生する放熱など日々大量の熱が生み出され、ほとんどが利用されることなく捨てられています。
しかし、『WEAZER』は完全オフグリッド。つまり、外部から電気やガスを買ってくるのではなく、太陽光や雨水などから自らエネルギーを生み出し、その場で消費する「地産地消型」のエネルギー設計が基本です。ARTHが開発した「Heat Circulation」は、地産地消のエネルギー設計だからこそ有効な、「これまで利用されていなかった熱」に着目した新しいエネルギー循環の仕組みです。生活する中で発生するシャワーやお風呂などの温排水、あるいは空調や暖炉などの排気から熱を回収し、暖房や冷房・給湯などの熱源として再利用することを可能とします。通常の建物ではただ捨てられてしまう熱をもう一度使うことで電力消費を大幅に削減し、通常の住宅に比べて約3倍の省エネ性能を目指すことができます。自動車で言えばハイブリッド車と同じ概念のこの熱循環技術により、オフグリッドでありながらもサウナといった高エネルギー消費の設備も搭載可能になりました。限られたエネルギーを最大限に活かす、オフグリッドの未来を示す革新的な取り組みです。

2.【ソフト面】AI制御機能を搭載したOff-grid HEMS
ハード面での進化に加えて、ソフト面に関しても大幅に進化しています。これまでのHEMS(Home Energy Management System)はエネルギーの使用状況を「モニタリングする」ことが主な役割でした。しかし、『WEAZER』のように外部インフラに一切頼らない完全オフグリッドの環境においては、より高次のマネジメントが必要です。
ARTHが独自開発した「Off-grid HEMS」は、エネルギーの状況をAIが自動で判断し制御まで行うソフトウェアです。このシステムでは、天気予報、宿泊者の人数や属性、過去の消費実績など多様なデータをリアルタイムで解析し、先々の電気エネルギーと水の生産量・消費量をAIが予測します。仮に翌日の天候悪化や消費増によりエネルギーの逼迫が想定される場合、AIは自動で空調設備などの設定を調整。必要な快適性を維持しながら、電気や水の枯渇を未然に防ぎます。これにより、オフグリッドの “頑健性”が高まり、よりスマートなエネルギー制御が可能となります。
また、ユーザーインターフェース(UI)も動的に進化。発電状況や時間帯別の消費内訳などを直感的に確認できるだけでなく、「どれだけ環境に優しい暮らしができているか」も“見える化“されています。ユーザーはストレスのない範囲で、楽しみながらエコな暮らしにチャレンジできる設計となっています。


報道関係者様向けオンライン説明会
本プレスリリースにつきまして、報道関係者様向けのオンライン説明会の実施を予定しております。質疑の時間も設けておりますので、是非お気軽にご参加ください。日時:5月2日(金) 13時~14時
参加URL https://us06web.zoom.us/j/86727991941
※お時間になりましたら直接こちらにご入室ください。
その際、お名前と所属(会社名か媒体名)が分かるよう表示をお願いいたします。
■WEAZER製品情報■
公式サイト:https://weazer.jp/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/weazer_official/
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【会社概要】
株式会社 ARTH(https://arth-inc.jp/)
代表取締役 高野 由之
〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町 3-14
創業:2017 年 4 月
【事業内容】
[Technology] オフグリッド型居住モジュール「WEAZER」開発事業
[Culture] 歴史資源・文化資源のプロデュース事業
[Nature] 自然資源のプロデュース事業
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【本件に関する取材のお問合せ】
株式会社 ARTH 広報担当:藤田
電話 / FAX:050-5468-6238 /03-4496-4447
メール : pr@arth-inc.jp