東南アジア産直EC「SECAI MARCHE」が、経済産業省による令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」に採択されました…

掲載日: 2025年04月29日 /提供:SECAI MARCHE

~マレーシア/シンガポールにおいて現地企業・機関と連携し、デジタル技術を駆使しながら、急増するEC需要に対応する新しい生鮮品インフラ構築を一気に加速させます~


マレーシア・セランゴール州にて生鮮食品に特化した新たな物流拠点を拡大


東南アジアにおける生鮮食品サプライチェーンを構築する株式会社SECAI MARCHE(本社:東京都、 グローバル拠点:マレーシア クアラルンプール・シンガポール)、 以下「当社」)は、経済産業省による令和5年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査:三次公募)」に採択されましたことをお知らせいたします。


■実施内容
当社は、2020年度よりマレーシアにて展開してきた実証事業を通じて、生鮮食品の供給網における課題解決に取り組んでおり、既に現地では生産者450社、HORECA顧客1,700社との取引実績を有しております。
マレーシア政府や現地顧客との連携を通じ、サービスに対する明確な潜在ニーズを把握できており、本補助事業を通じてさらなるスケールアップの可能性を強く確信しております。
今回の事業では、サプライチェーンの高度化によって効率化と価格競争力を追求し、従来のハイエンド顧客に加えて、HORECA全体市場の70%を占める“ミドルボリューム層”への横展開を目指します。
その鍵となるのが、AIによる技術革新(需要予測、ピッキング・配送の自動化など)です。これによりフルフィルメント機能を高度化し、コストの大幅な削減とリードタイムの短縮を実現します。


■期待される波及効果
1)日本企業への波及効果
当社のプラットフォームは、生産から配送、問い合わせ、決済に至るまで、生鮮食品ECにおけるすべてのフルフィルメントプロセスをデジタル技術で自社構築しており、日本の生産者や流通事業者に提供することで、輸出の拡大を後押しします。
また、蓄積されたビッグデータや運用ノウハウを日本国内へ還元することにより、国内サプライチェーン改善にも貢献しうる“リバースイノベーション”の起点ともなります。日本の中小生産者にとっても、販路拡大や利益向上につながる仕組みの展開が期待されます。
2)政策的意義
マレーシア政府は「第12次マレーシア・プラン」にて、物流エコシステムの変革とデジタル導入の加速を明確に掲げており、当社の事業はその方向性と完全に一致しています。本プロジェクトの実行は、両国の経済成長・物流品質向上に資するものであり、政策的意義も極めて高いものと位置付けられます。
3)IPEFとの整合性
マレーシアはIPEF(インド太平洋経済枠組み)参加国であり、特にサプライチェーン強靭化・デジタル経済支援は主要テーマの一つとされています。当社の事業は、デジタル面からのサプライチェーン強化に焦点を当てており、IPEFの閣僚声明における目標とも一致しています。



■関連リンク
経済産業省 採択結果ページ(外部リンク)














◆会社概要
商号    :株式会社SECAI MARCHE
本社    :東京都江東区
海外拠点   : マレーシア クアラルンプール、シンガポール
設立    :2018年
代表者   :早川 周作・杉山亜美
事業内容  :EC事業、輸出入事業、卸売事業
Website : https://secai-marche.co.jp/
Owned Media : https://secai-marche.com/media/

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