

環境省のプロジェクト「プラスチック・スマート」マークを保冷箱に表示
CO2排出量も約291トン削減
リサイクル原料を使用する保冷容器は、冷蔵品・冷凍品・青果品を組合員宅へ運ぶ際に使用しているものです。これまで、保冷容器にはリサイクル原料を使用していませんでしたが、配合率50%で耐久性や商品の保冷温度について検証の上、問題がないことが確認されたことから導入を決定しました。
保冷容器はリサイクル原料を活用することで、CO2排出量を年間で約291トン(本体:約234トン、ふた:約57トン)削減することができます。環境省が進める「プラスチック・スマート」の取り組みに賛同し、保冷容器には「再生原料を使用しています」と明記し、「プラスチック・スマート」マークを表示します。
折りたたみコンテナにもリサイクル原料を使用
コープデリ宅配ではこのほか、リサイクル原料を41~57%使用した折りたたみコンテナ(常温商品用の配達器材)を2023年11月から導入し、2024年度までに97トンのプラスチック使用量を削減しています。

写真は16Bタイプ(約14リットル)でリサイクル原料使用率は57%
コープデリ宅配は週に1回の定期的な配達となるため、配達器材を廃棄せず、回収・洗浄し、繰り返し使用しています。折りたたみコンテナに加え、今回新たに保冷容器に再生原料を使用することで、さらなるプラスチック使用量の削減と資源の有効活用を目指します。
これからも、家庭でできるプラスチック・容器包装削減の呼びかけとともに、事業由来のプラスチック使用量削減に積極的に取り組んでいきます。