1日1組限定の宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」の先行予約が開始。新潟県 新発田市で2025年8月1日にオープン決定。

更新日: 2025年04月15日 /提供:Ahead of the curve

“Timeless Traditions, Evolving Forward” 新潟に根付く伝統が、時を超えて進化し続ける場所。私たちは余剰資金を抱え込まず、この土地へ還元していきます。

香港で3年連続ミシュラン一つ星を獲得した日本酒レストラン事業を展開する株式会社Ahead of the curve(代表:熊谷 幹樹、所在地:香港・東京)は、4月15日(火)より、1日1組限定の宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」(新潟県新発田市)の先行予約を開始いたします。なお、正式オープンは2025年8月1日を予定しています。

「Ne」は、日本語で「根」、フランス語で「生まれた」を意味します。

消費を軸とする循環ではなく、文化と生命が紡ぐ循環に目を向け、新潟の豊かな自然、食物、技術、人々の思いが、時を超えて連なり続ける場所。それが「Ne」です。

また、「Ne」は余剰資金を抱え込まず、この土地へ還元していきます。
We don’t keep the surplus.We return it to the land that made it possible.


https://www.youtube.com/watch?v=rQGsD6pWusw

先行予約

“Timeless Traditions, Evolving Forward”
- 受け継がれるものと、これからの物語を -

Neは、時を超えた伝統を進化させ、未来へとつなぐ。
土地が育んだ恵みを味わうことは、単なる経済活動ではない。
それは、この地の産業を守り、歴史を絶やさず、文化を未来へ継ぐことでもある。
肥沃な土は、一度枯れてしまえば元には戻らない。
人がいなくなれば、技術も知恵も、そして物語も消えていく。
伝統は、ただ残されるものではなく、手をかけ、進化させ、未来へ渡していくもの。

Neは、消費の循環ではなく、文化と生命の循環 に意識を向ける。
この地の水、米、技術、そして人の想いが交わる場所。
それは、過去と現在、そして未来へと続く時間の流れの中にある。
今、ここで味わう一口が、次の世代への贈り物となる。
伝統を守るだけでなく、進化させ、つないでいくこと。
それが、Neの使命であり、Neがこの地で生まれた理由である。

文化と生命の循環、100%新潟の食を堪能。
1日1組限定の宿泊型レストラン
オーベルジュ「Ne」(2025年8月1日開業)


2025年8月開業予定のオーベルジュ「Ne」完成イメージ ((C)2025 福西健太建築設計事務所)

■「Ne」とは
オーベルジュ「Ne」は、ミシュラン一つ星を3年連続で獲得した日本酒レストラン事業を展開する株式会社Ahead of the curveが手がける、1日1組限定の宿泊型レストランです。

料理を手がけるのは、フレンチシェフ・布施 真(ふせ まこと)。

フランスにて三つ星シェフアントワーヌ・ヴェスターマン氏の元で研鑽を積み、国内では「IWAI OMOTESANDO」ほか複数店舗で総料理長を務めています。
食材の選定からレシピ開発、調理までを一貫して担い、唯一無二の美食体験を提供します。

また、食後にはディナーの余韻を味わい、長旅の疲れを癒せるよう「憩う ikou」をテーマにした空間でゆったりとくつろげる時間を過ごしていただけます。

2025年8月開業予定のオーベルジュ「Ne」内観イメージ ((C)2025 福西健太建築設計事務所)

「Ne」総料理長 / Executive chef:布施 真




日本でフランス料理の基礎を5年間磨いた後、2009年に単身フランスへ渡航。パリにて数々のスターシェフを生み出したクリスチャン・コンスタン氏の指導のもと、フランス料理の真髄を学ぶ。また、三つ星シェフアントワーヌ・ヴェスターマン氏の元で2年にわたり部門料理長として活躍。その後、日本へ帰国し、都内の複数店舗で料理長を務める一方、食事療法の専門医学会でのレシピ監修や、グルメ人気番組の料理監修も担当し、活躍の場を広げる。

2019年にはフランスのワールドベストレストランNo.1の「ミラズール」やニューヨークのミシュラン二つ星「アクアヴィット」等を経験したメンバーと共に「IWAI OMOTESANDO」を総料理長として開業。その確かな腕前と洗練された料理で多くの顧客を魅了している。
< コメント >
この土地、この季節にしか出会えない食材には、輸送されたものでは決して生まれない、豊かさと生命の躍動があります。
そして、その食材が織りなす料理もまた、唯一無二です。
しかし、豊かな自然が失われつつある今、その恵みとともに育まれてきた食材や文化も消えようとしています。
だからこそ、私は料理を通じて、この土地ならではの美しさを形にし、伝えていきたいと考えました。

インターネットであらゆる情報が手に入る時代でも、食べることはデジタル化できません。

「そこに行き、存在し、五感で触れる」。

その瞬間にこそ、心震える体験が宿るのだと思います。
Neに足を運び、料理を味わうこと。それが、この場所の豊かさを未来へつなぐ一歩になると信じています。
この土地の恵みとともに、一皿に想いを込めてお待ちしております。

先行予約

■「Ne」の建築へのこだわり

(C)河田弘樹

(C)河田弘樹

「新潟の自然を感じられる建築」をコンセプトに、新潟県産の「木」と「土」のみで「Ne」は作られています。建物を支える基礎には昔ながらの「丸太杭」を採用し、コンクリートを一切使用しないことで大地への環境負荷が少ない工法としています。また、新潟の原風景である田畑の「畦(あぜ)」や「畝(うね)」をヒントに、建物の壁には敷地内で採取した「土」のみを使用することで土地に根差した建築を目指しています。

ここでしか体験できない「食」と「建築」の融合が、新潟の厳しくも豊かな自然とその恵みを、全身で享受する体験をもたらします。
■「Ne」の歴史的背景
現在の新潟県新発田市に位置する旧川東村は、かつて大庄屋(村役人)の「本間家」によって治められていました。「本間家」は、この地域の農業や人々の生活環境の発展に大きく貢献しました。特に11代当主・本間百在門(1876年~1938年)は、明治から昭和にかけて31年間にわたり村長を務め、卓越した指導力で地域社会の発展に尽力しました。その功績は、新発田市の歴史において重要な人物として広く評価され、地域に深い影響を与え続けています。

今回、オーベルジュ「Ne」が誕生するのは「本間家」の跡地です。この場所を長きにわたり支えてきた「本間家」の歴史と伝統を受け継ぎ、未来に向けてこの地を発展させていきます。

教育村川東- 本間百在門と村人の軌跡

新潟の魅力を再発見する「Niigata Re-Find(ニイガタ リファインド)」

■概要
「Niigata Re-Find」は、新潟の食・文化・技術などの素晴らしさを再発見し、新しい場作りやものづくりを通して、新潟の魅力を全国、そして世界に発信するプロジェクトです。「地方と世界をつなぐ」を合言葉として活動をしています。

「Niigata Re-Find」には、シェフ・地元新潟の農家/猟師・一級建築士・クリエイティブディレクター・クリエイティブプロデューサー・カメラマン・アートデザイナー・PRなど、様々な知見を持つ新潟にゆかりのあるメンバーや想いを寄せるメンバーが集っています。

2024年11月に開業したバレルサウナ「sui」に続き、2025年8月には、1日1組限定の宿泊型レストラン オーベルジュ「Ne」を開業します。今後は、酒造りや米作りをはじめとした体験型プログラムや文化ワークショップなども展開し、地域の人々と共に歩む“共創の場”をさらに広げていく予定です。

またNeでは、事業から生まれた余剰利益を地域産業や次世代の育成に活かしていく仕組みづくりを構想しています。地域の恵みに支えられる存在として、少しずつでも地域に還元していける未来を思い描きながら、一歩ずつ歩みを進めています。



会社概要

「時代の先へ」という意味をもつAhead of the curveは、「日本から世界へ」を合言葉に、日本の文化や伝統に根ざした事業を国内外で展開するクリエイティブカンパニーです。代表・熊谷の原風景である新潟の豊かな田園風景からインスピレーションを得た私たちの事業は、人々の暮らしと深く結びつき、時代を超えた価値を提供します。
日本が秘める「美」と「文化」を、世界がまだ見ぬ形で届ける。それが私たちのミッションであり、未来に向けた約束です。

・会社名:株式会社Ahead of the curve
・住所:G/F, WELLINGTON STREET 182, CENTRAL, HONG KONG
・代表取締役:熊谷 幹樹
・事業内容:飲食・宿泊事業の企画・運営、日本酒の販売促進事業・酒類・酒器の企画、販売及び輸出入、サウナ関連事業
・コーポレートサイト:https://ahead-of-the-curve.com.hk


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