株式会社エブリー(本社:東京都港区、代表取締役:吉田 大成)が運営する日本最大級のレシピ動画メディア『デリッシュキッチン』のユーザーを対象に、「お弁当作り」に関する調査を実施しました。『デリッシュキッチン』では、例年気温が高くなり始める4月以降に「お弁当」の検索ボリュームが上昇傾向に。一方、調査内では「食中毒対策に自信がない」方が6割以上にも上る結果となりました。そこで梅雨の時期に先駆け、管理栄養士が食中毒を防ぐお弁当作りのポイントを紹介します。

4月は「お弁当」のキーワード検索が急上昇!
『デリッシュキッチン』では、例年4月~7月頃をピークに「弁当」の検索ボリュームが急上昇します。2024年は、4月の「弁当」検索が前月比160%になりました。この時期は行楽シーズンで運動会などのイベントも多く、普段はお弁当を作らない方も持ち歩く機会が多くなるタイミングでもあります。

梅雨や夏の時期のお弁当作りで「食中毒対策にかなり気をつけている」と回答した方は約3割に留まる。
4月以降はお弁当を作る機会が多くなる一方、徐々に気温が上昇し、梅雨にかけて湿度も高くなる季節でもあります。細菌が繁殖する条件が揃い、食中毒を引き起こす可能性も。そこで、お弁当を月1回以上作る『デリッシュキッチン』のユーザーを対象に、「お弁当作り」に関する調査を実施しました。
「湿気が多く暑い時期のお弁当作りでは、食中毒対策をどの程度意識しているか」という質問に対して「かなり気をつけている」と回答した方は、32%に留まる結果に。63.7%が「自信はないが気をつけている」、4.3%が「気をつけていない」と回答しました。

続いて、お弁当によく入れるものを伺うと、トップ3は「卵焼き」(74.4%)、「ウインナー」(44.4%)、「ブロッコリー」(43.1%)でした。また、トップ10内にはミニトマトやおにぎり、野菜の和え物など、特に梅雨や夏場に要注意なおかずが並んでいることが分かりました。
気象庁が今年2月に発表した「夏の天候の見通し全国 (6月~8月)」(※)によると、今年の夏は例年よりも平均気温が高くなることも予想されています。今年も食中毒対策を万全に行う必要がありそうです。
※https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P6M

「お弁当作り実態調査」の詳細はこちら
管理栄養士が、梅雨の時期のお弁当作りのポイントを解説!
『デリッシュキッチン』では、湿度と気温が高まる梅雨の時期でも、安全にお弁当を楽しんでいただけるよう、「お弁当の詰め方」を動画で公開。また、管理栄養士によるお弁当の作り方のポイントをまとめました。
お弁当の詰め方

料理の基本!
お弁当の詰め方
見た目をきれいに、かつ衛生的に詰める
基本の方法をご紹介します。
『デリッシュキッチン』管理栄養士が解説! お弁当の詰め方のポイント
Point1. おかずは冷ましてから詰める
熱いまま蓋をすると蒸気がこもり、水分が付着して細菌が繁殖しやすくなります。バットなどに広げたり、熱がこもりやすく冷めにくいものはさらに保冷剤などを当てて冷ますのも効果的です。早く冷ますことで、より食材が傷みにくく時短にもなります。また調査内では、お弁当に「きんぴらごぼう」や「野菜の和え物」をよく入れる方が多いことが分かりましたが、このようなおかずからでた水分でもごはんが傷む可能性があります。汁気が出るおかずにはカップなどの仕切りを使いましょう。
Point2. 卵は十分に加熱する
人気おかず1位だった卵焼きですが、中までしっかり加熱することが重要です。卵焼きに限らず、ゆで卵や卵料理は細菌が繁殖するのを防ぐため、半熟にするのは避けましょう。
Point3. ミニトマトのヘタは取り除く
人気おかず4位にランクインしていたミニトマトですが、ヘタ付きのまま入れるのはNG。 しっかり洗ってもヘタの隙間に細菌が残りやすく、食中毒のリスクが高まります。必ずヘタは取り除き、しっかりと洗ってから詰めましょう。また、ミニトマトに限らず生野菜は、水気をしっかり拭き取ってからお弁当に詰めるようにしましょう。
Point4. チャーハンや炊き込みごはんは避ける
加熱しているから大丈夫!と思われがちですが、具材から出る水分が原因で細菌が繁殖しやすくなります。特に夏場の時期は避けましょう。また白米のみの場合でも、おにぎりにする際はラップや手袋を使うことをおすすめします。
『デリッシュキッチン』副編集長/管理栄養士 斎藤 香織 コメント

最近では、SNSの普及により、誰でも簡単にさまざまなレシピを探せるようになりました。特に、お弁当や作り置きレシピは大きな反響があり、レシピの数もどんどん増えています。
しかしその一方で、衛生管理の重要性が十分に伝わらないまま、調理法や保存方法が広まってしまうケースも少なくありません。これからの季節は気温と湿度が上がり、食中毒のリスクが高まる時期となるためより注意が必要です。そのため今回の配信では、お弁当の詰め方の動画を交えながら、注意点を解説しました。
持ち運ぶ際は、保冷剤や保冷バッグの活用も忘れずに!職場に冷蔵庫がある場合は必ず冷蔵庫で保管しましょう。湿度や気温が上がるこれからの季節も、これらのポイントを抑え、安全にお弁当を楽しんでいただけたらと思います。

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会社概要
会社名:株式会社エブリー
代表者:吉田 大成
設立:2015年9月1日
所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー38階
事業内容:動画メディア事業等
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