
土着微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりを実践する 壌結合同会社(よみ:つちむすび、所在地:東京都千代田区、代表社員:金瀬伸吾)は、全国各地の“八百結び(やおむすび)農法(R)”で育まれた各種の「八百結びの作物」が、一般社団法人日本マタニティフード協会(以下「日本マタニティフード協会」、所在地:神奈川県横浜市、代表理事:山本一樹)より「妊娠に向けて準備を行っている時期および妊娠期から授乳期にある母体に配慮した食材」として「マタニティフード認定」を取得したことをお知らせいたします。
今回の認定のきっかけは、日本マタニティフード協会より「妊婦さんやママさんに大変おすすめである」と推薦いただけましたことによります。壌結合同会社では、今、「土壌の健康回復=食の安全課題」に取り組まなければ、次世代の子供たちの明るい未来は描けないと強く感じて、「八百結び(R)プロジェクト」に取り組んでいます。その子供たちの健康の最初の一歩は、マタニティ期のお母さま方の健康から始まります。その妊産婦さまが「食の観点からより安心できる「出産育児環境」の創出を目指す」という日本マタニティフード協会の目的に共感・共鳴して、「出産育児環境」が整う一助になれることを願い、「八百結び(R)プロジェクト」として「マタニティフード認定」の取得にいたりました。

「マタニティフード認定」にあたっては、マタニティ期(妊活中・妊娠中・授乳)の方向けにおすすめできる食材やメニューなのかどうかを、厚生労働省が示している妊娠時期の食事や栄養摂取の基準、管理栄養士の監修のもと設置した基準に基づいて、審査されます。「マタニティフード」に認定されたものには、「日本マタニティフード協会」より「マタニティフードマーク」が付与されます。今回認定された「八百結び(R)の作物」全般にも今後「マタニティフード認定マーク」が表示されます。マタニティ期の方が食材を選ぶ際のストレスが少しでも無くしていただけますことを願っております。
現在、「八百結び農法(R)」によって全国各地で様々な作物での栽培が開始されており、各地域・個別生産者さまにおける販売も徐々に広がってきております。なお、全国の方々に「おいしく、安全・安心」な「八百結び(R)の作物」をお届けできるオンライン販売では、その時期の旬な青果をご用意しています。只今の時期は、新玉ねぎ、パースニップ(西洋人参)を青果(生野菜)でご案内しております。加えて、4月からはトマト(大玉トマト・ミニトマト)の取扱いを予定しております。
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また、環境再生型農法である「八百結び農法(R)」で育まれた農作物は、「マタニティフード認定」された「安全な作物」であるとともに、農林水産省が推進する環境負荷低減の取組の「見える化」において、ガイドラインに基づき、順次、各種対象作物において、3つ星の算定結果を得ております(*1)。

【「八百結び(R)プロジェクト」と「八百結び農法(R)」について】
「八百結び農法(R)」は、「八百結び(R)プロジェクト」における取り組みです。「八百結び(R)プロジェクト」では、土壌微生物の活性を通じて地球本来の循環サイクルの実現に取り組んでいます。土壌微生物は地球のあるべき食物連鎖の循環サイクルの主役です。地球上の有機物(落ち葉、動物の糞など)を土壌微生物が分解することで土の中に養分を供給。その栄養分を基に新たな作物が育まれ、生き物の糧となり地球が循環していきます。また、農林水産省では「みどりの食料システム戦略(*2)」に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進しています。 ガイドラインに基づき、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組を分かりやすく等級ラベルで表示することで、生産者の環境負荷低減の努力が消費者に伝わり、農産物を選択できる環境を整えております。
これから、「八百結び(R)の作物」は、
● 健康的な土壌が育んだ養分をたっぷりと含んだ「おいしい作物」
● 環境負荷低減に取組んだ「環境に配慮した作物」
● マタニティ期(妊活中・妊娠中・授乳)の方向けにおすすめできる「安全・安心な作物」
(「妊産婦さんに良いもの=誰にとっても良いもの」という日本マタニティフード協会の理念にも賛同)
として、生産者の努力が消費者に伝わり、消費者の方々が農産物を選択できる道標となれる環境をより一層整えてまいります。

「八百結び(R)プロジェクト」は、サーキュラーエコノミーの実現(地域循環型の社会を推進)を目指す、リジェネレーション・プロジェクトです。「リジェネレーション」とは、「再生的」「繰り返し生み出す」といった意味を持つ言葉です。人口増加に伴う地球資源の枯渇や、気候変動といった危機に直面する中、このままの環境を維持する、という意味での「持続可能(サステナブル)」では地球資源の枯渇に間に合わないとして、環境を良い状態に「再生」する概念として生まれました。気候変動やサステナビリティに意識を向ける人々の間で、地球規模の社会課題を解決するための新しい概念です。地球環境の持続可能性だけを追求するのではなく、地球環境を再生しながら、生態系全体を繁栄させていく考え方を指します。

「八百結び(R)プロジェクト」では、地域の畜産農家さまが排出する糞尿や家庭用生ゴミなど、本来廃棄される有機物を独自のバイオスティミュラントと掛け合わせて付加価値の高い農業用資材(産土(*3)・培養水(*4))を生成して、地域土壌の健康力(微生物活性量の見える化)を整える目的を持って地域農家さまへ供給することで、無農薬栽培、減農薬栽培をサポートして「リジェネラティブ農業(*5)」に取り組んでいます。
そして、2050 年カーボンニュートラル宣言(2020 年10 月26 日)を受けて農林水産省より発表された「みどりの食料システム戦略(2021年5月)」内で掲げられた「土壌微生物機能の完全解明とフル活用による減農薬・肥料栽培の拡大」・「耕畜連携による環境負荷軽減技術の導入」・「バイオスティミュラントを活用した革新的作物保護技術の開発」目標への貢献をめざしてまいります。

*1 ご参照:プレスリリース 「八百結び(R)プロジェクト」の農産物が、農林水産省が推進する環境負荷低減の取組の「見える化」温室効果ガス削減・生物多様性保全で、3つ星評価を獲得」
*2 「みどりの食料システム戦略」とは、2021年5月に、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させるための新たな政策猛進として、農林水産省が策定しました。
*3 「八百結びの産土(R)」は、独自製法(特許取得)純国産バイオスティミュラントにより各地の土着菌(家畜糞尿等)を発酵活性させた天然有機資材です。
*4 「八百結びの培養水(R)」は、独自製法(特許取得)純国産バイオスティミュラントによる微生物活性をベースとした「天然資材の培養水」です。有機JAS資材リストに登録済(登録番号 JASOM-220601)。
*5 「リジェネラティブ農業」は、農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋げることを目指す農業を指します。「リジェネラティブ」は、リジェネレーションの形容詞です。
■ 会社概要
会社名 壌結合同会社
代表者 代表社員 金瀬伸吾
所在地 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4番1号
設立日 2022年10月
URL https://yaomusubi.com/

