パルシステム職員が選んだ2024年度「商品づくり大賞」

掲載日: 2025年03月31日 /提供:パルシステム生活協同組合連合会

震災復興応援などで産地と協同 「これはすごい」開発秘話

パルシステム連合会は3月、2024年度に発売した新商品から職員の投票で選ばれた「商品づくり大賞」を発表しました。産地限定の国産原料や有機野菜の調達から、流通・製造管理の徹底まで、職員が産地やメーカーとの協同により開発した4商品が受賞しました。投票者が受けとめた、担当職員の開発への思いや努力への声とともに票が集まった商品です。




生産地域への貢献などが評価
「商品づくり大賞」は、国産や有機の原料厳選や震災復興に向けた産地応援を意図した開発秘話など、職員が「これはすごい」と思った商品への投票で決定しました。食品から生活用品、化粧品まで、幅広い新商品から上位4品が選ばれました。パルシステムが商品づくりで大切にする、原料産地の地域づくりへの貢献や利用者の声の傾聴など開発の背景が評価されました。投票に参加した職員からは、メーカーや産地の協力や工夫があってこそ実現した、開発の労をねぎらうコメントなどが寄せられました。
2024年度「商品づくり大賞」受賞商品
こだわり酵母食パン(国産小麦)シリーズ



発売から40年以上にわたり支持されてきたロングセラーです。原料は、小麦粉とホシノ天然酵母パン種、砂糖(PB「花見糖」)、食塩(同「海はいのち」)のみを使用し、仕込みから焼き上がりまで約2日かけて製造します。当初は外国産小麦を使っていましたが、国内の生産者応援などを目的とし、2024年10月に国産小麦限定に変更しました。

>こだわり酵母食パン | パルシステムの商品
https://item.pal-system.co.jp/bread-jam/kodawari-kouboshokupan/

【投票した職員のコメント】
「定番で人気のパンの主原料を変えるのは、開発に人並みならぬ努力があったのではと思います。毎日食べるものが国産でできるなんてすごい。美味しいです」
「人気商品の原料変更は大変だったと思いますが、国産小麦化を達成した価値は大きいと思います」
yumyumうらごしほうれん草キューブ



宮城県産ほうれん草に限定し、なめらかに裏ごし加工した冷凍キューブです。電子レンジで加熱するだけで簡単に使用でき、1個約3gなので「離乳食初期から少量ずつ使えて便利」と好評の声を受けています。包材には月齢ごとの使用量の目安も記載しています。

>yumyumうらごしほうれん草キューブ | パルシステムの商品
https://item.pal-system.co.jp/baby/uragoshi-spinach/

【投票した職員のコメント】
「子どもの離乳食に使っていました。離乳食をはじめたばかりの月齢だと1個がちょうど良い量で、赤ちゃんの睡眠に必要と聞いた鉄分が裏ごしなし・レンチンで摂れるなんて最高です。」
「利用者のクチコミ49件が、ほぼ満点の5.0点というのは本当にすごいと思います」
旬彩ファームの有機サラダ野菜セット



有機のサラダ野菜を少量セットにした商品です。畑の旬に合わせて出荷できるので、生産した野菜の出荷ロス削減にもつながります。オリーブオイルと塩のみでシンプルに食べても野菜本来の味が楽しめ、サラダにはもちろん、スープや炒め物にも活用できます。

【投票した職員のコメント】
「少量ずつ変わり種野菜を楽しめるセットが一生活者として嬉しい商品だったから。価格も内容にたいして手頃で、産地と産直提携しているパルシステムだからこそできるセットだと思います」
「有機の野菜セットが手軽にそろい、味も新鮮で食べやすく、本当においしいです。是非食べて欲しいです」
産地応援!石川県産シリーズ
能登半島地震の被害を受けた石川県漁業協同組合を継続的に復興支援することを目的とし、石川県の海産物を原料にした応援商品です。石川県で水揚げした原料を、加工場などの被災が少なかった富山県の提携産地や協力メーカーで加工して商品化しています。「産地応援!石川県産」の名称を付けて、2024年11月から販売開始しました。

【投票した職員のコメント】
「利用を通じて能登半島地震の被災地を応援できる商品だから。いち早く産地と連携し商品化できたことが素晴らしいと思います」
「どんなときも支え合う生協らしい商品だと感じました」

産地応援!石川県産ぶり漬け丼

産地応援!石川県産さわら切身


産地応援!石川県能登産岩もずく

産地応援!石川県産沖きすの天日干し

【関連リンク】
>「ぶり漬け丼」「さわら切身」などで能登を支援 石川県で魚津漁協と産直会議
https://information.pal-system.co.jp/press/241209-sanchokukaigi/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,541億円/組合員総数173.5万人(2024年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城 栃木、パルシステム山梨 長野、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
HP:https://www.pal-system.co.jp/


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