
■取組みの背景
日本人のたんぱく質摂取量は、朝食の欠食や若い女性の極端なダイエット等により、1995年をピークに減少傾向にあり、現在は1950年頃の水準まで落ち込んでいます。また厚生労働省が示す生活習慣病予防を目的としたたんぱく質の目標量に、10g程度届いていません。

出典:1947-1993年:国民栄養の現状 1994-2002年:国民栄養調査 2003年以降:国民健康・栄養調査 (厚生省/厚生労働省)

出典:日本人の食事摂取基準(2025年版) 活動レベルふつうの場合の目標量(非妊婦、非授乳婦) 令和5年国民健康栄養調査
当社のおつまみの多くはたんぱく質を主素材としており、手軽にそのまま食べることができます。そのため、おつまみには以下のようなメリットがあります。
1. 手軽にたんぱく質が摂れる。
2. 素材由来のたんぱく質だから安心。
3. 噛む必要があり、噛むことで満腹感が得られる。
4. 一度にたくさん食べるのではなく、おやつとして少量ずつ分けて食べることで、
たんぱく質の吸収率が高まる。
■取組みの概要
?なとり独自の啓発マーク「おやつでちょこちょこたんぱく質」を商品パッケージに順次展開
ライフスタイルの変化により、3食の食事をしっかりと摂るのが難しい人が多くなっています。これまでおつまみはお酒のお供として食べることがメインでしたが、間食で不足する栄養素を補うという食べ方が増えてきています。当社アンケートでも、おつまみを食べる目的としてお酒のお供だけでなく、おやつや小腹満たしとして食べる人が増えており、おつまみの価値が多様化しています。

出典:当社自主調査WEBアンケート 2020年n=1217、2021年n=919、2022年n=953、2023年n=899、一部抜粋
そこで、おつまみを午前や午後のおやつ、夜食として“ちょこちょこ”食べることで、1日10g程度のたんぱく質の追加摂取を目指すことを提案していきます。

おやつでちょこちょこたんぱく質マーク
● 不足しがちなたんぱく質をおやつで手軽に補っていただくことを提案するオリジナルの啓発マークで
す。製品に合わせて3種類のデザインがあります。
● たんぱく質を含む製品(100g当たりたんぱく質8.1g以上)に段階的に付けていきます。
2025年3月10日以降、21製品から展開。
?ホームページ内のたんぱく質ページをリニューアル
弊社ホームページ内のたんぱく質ページを2025年3月21日(金)にリニューアルオープンし、
たんぱく質の栄養的価値やおつまみ製品を用いて、おやつでちょこちょこたんぱく質を摂取する具体的な方法等を解説します。
たんぱく質ページ:https://www.natori.co.jp/protein.html
