タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長: 栗沢研丞、証券コード:東証グロース6181)は、20~39歳の男女2,400人に対して「会社の忘年会」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査背景>
新型コロナ感染症が流行してから3度目の年末、忘年会シーズンを迎えます。今のところ行動制限は行われていませんが、感染者数は日々増加しています。そのため忘年会はまだまだ自粛ムードという会社も多いかもしれません。
コロナがきっかけで会社の飲み会やイベントなど、業務外での社員同士のコミュニケーションの場が減っています。コロナ以前は仕事終わりに同僚と気軽に飲みに行っていた人も、月に1回、半年に1回と、回数が激減しているのではないでしょうか。また、リモートワークが普及し、社員同士が直接顔を合わせる機会すら、ほとんどなくなってしまったという会社も少なくはないでしょう。会社の飲み会という習慣がなくなりつつある今、社員同士はどんな方法で業務外のコミュニケーションを取っているのでしょうか。もしくは、業務外のコミュニケーションを取る機会自体が減っているのでしょうか。業務外のコミュニケーションがなくなっても業務に差し支えはないのでしょうか。
「飲みニケーション」という言葉が存在するほど日本では、お酒を飲みながら社員同士が交流することが習慣化されていました。一方で、そういったコミュニケーションの取り方、仕事の仕方を嫌う人も多くいます。昨年、タメニー株式会社が行った忘年会調査(社員交流のために「忘年会は必要」40代より20代に多く https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000555.000006313.html )では、55.8%が忘年会は「必要ないと思う」と回答しました。それでも会社の飲み会が完全になくなってしまったら、社員同士の交流の場が1つ消えてしまうことになります。よりお互いを理解し合うにはコミュニケーションが不可欠です。お酒を飲みながら仕事の悩みを相談したり、新しいアイデアについて聞いてもらったり、時には愚痴を言い合ったり、また楽しく騒ぐことでストレスを発散したり。ほんの少し業務から外れた場で関係性を深めていく、そんな機会が年に1度くらいはあってもいいのではないでしょうか。20~30代の会社員に忘年会についての意見を聞きました。
■会社の飲み会、コロナ以前より「減っている」53.5%
会社員の20~39歳未婚男女2,400人を対象に会社で飲みに行く機会はコロナ以前と比べて増えているか、それとも減っているか聞きました。
「やや減っている」(12.4%)、「減っている」(41.1%)をあわせた53.5%が減っていると回答しました。
増えていると回答した人は「増えている」(4.0%)、「やや増えている」(9.3%)をあわせて13.3%でした。
やはり、新型コロナ感染症の流行により全体的に会社での飲み会の機会は減っているようです。
■「飲み会」でコミュニケーションを取っている人は8.2%
普段、社内ではどんな方法でコミュニケーションをとっているか聞きました。
「直接対面での会話」が最も多く53.4%、続いて「通話での会話」が25.1%、「webミーティング」が17.0%、「定例ミーティング」が16.6%と、いずれも口頭でのコミュニケーションが上位にランクインしました。
続いて「チャットツール」(15.9%)、「eメール」(13.3%)と、テキストメッセージが続きました。
「飲み会」と答えた人は8.2%でした。
業務外のレクリエーションイベントでは、「ランチ会」(3.6%)や「社内イベント」(3.3%)を抜いて「飲み会」が最も多くなりました。
■対面、通話、オンラインミーティング。会話中心のコミュニケーションがベスト。テキストメッセージはeメールよりもチャットツールで
どんな方法でコミュニケーションを取るといいか、コミュニケーションを取りやすいか聞きました。
「直接対面での会話」が46.0%、「通話での会話」が18.6%、「webミーティング」が13.8%と、やはり口頭でのコミュニケーションが上位になりました。
4位に「チャットツール」(12.7%)がランクインしました。「eメール」(7.9%)は7位となっています。これからは、SlackやChatwork、GoogleMeetなどのチャットツールがeメールに代わっていくのかもしれません。
「飲み会」は6.9%で8位となりましたが、業務外のレクリエーションイベントでは「ランチ会」(4.2%)や「オンライン飲み会」(3.5%)を抜いて最も高い結果となっています。
■上司との飲みの席は緊張するけどコミュニケーションは大切だと思う
忘年会についての賛成、または反対意見を自由回答で答えてもらいました。
賛成派の意見としては、しばらく開催されていなかったため、久しぶりに忘年会に参加したいといったコメントが見られました。頻繁にあると面倒に感じるものの、年に1回程度であればそういったお酒の席での交流もありという人が多いようです。飲み会自体を完全に否定しているわけではなく、程度の問題といった部分もあるのかもしれません。
反対派の意見では、やはりコロナが怖いという意見が多くありました。行動制限こそ行われていないものの、まだ不安を感じている人は多くいるようです。また、飲み会での気遣い、酒の席特有のノリが面倒、お酒を飲まない、お金がかかるなど、反対の理由はさまざまでした。しかし、コミュニケーションの機会は必要という意見も目立ちました。
【賛成派】
・会社では話せないことが話せるからいいと思う(21歳・男性)
・普段、仕事上で関わることのない部署の人と話す機会になるのでありがたい。気軽な雰囲気で接することができるので、いつも一緒に仕事をしている相手の知らない部分を知ることができて楽しい(23歳・男性)
・誘われたら行くけど自分からは主催しない(24歳・男性)
・仕事納めの場としてメリハリをつけるためにも参加したいが、お酒が飲めない人に配慮した上で開催したい(25歳・女性)
・忘年会はあってもいいと思うが、今の時代はみんなで集まって飲み会なり食事会なりをすること以外にも選択肢はたくさんあるし、一人で過ごしたい人も増えているので自由参加など強制力のないものがいい(26歳・男性)
・忘年会はお酒飲めない人もいますが夜の方がいいと思います。お酒を酌み交わしながらいろいろ話すことも大事だと思います(27歳・男性)
・部単位の忘年会は飲んでも酔えない気分なので、課単位の忘年会だけにしてほしい(27歳・男性)
・忘年会の場は嫌いではないが、お酒を飲まないので会費が高くて痛い(27歳・女性)
・個人的には好きじゃないから、コロナのおかげで少なくなっているのはありがたい。でも、飲み会耐性がつきづらいという意味ではちょっと困るかも。たまに飲み会があると立ち振る舞いが全く分からないまま気疲れして終わる(28歳・女性)
・ここ数年、コロナの流行で忘年会が開催できてないので、今年は参加したい(29歳・女性)
・忘年会は参加してもしなくてもどっちでもいいと思っているが、開くにあたっては終了時間をちゃんと決めてほしい。お酒を飲むペースは人それぞれなので、お酒の種類や飲む量を強要するような人がいるのであれば、参加したくない(30歳・男性)
・忘年会は嫌いではないけど、場の雰囲気に気遣いをしないといけないのがおっくう。今の時代、リモートでなら自分も楽しめると思う(30歳・女性)
・会社での忘年会は仕事の延長なので給与を支払ってほしい(32歳・女性)
・1年の締めくくりの場。仕事仲間と今年の総括&と来年の課題などを出しあう場所(34歳・男性)
・コロナがなくなることはないと思う。なので1年の締めの忘年会ぐらい自由にしてもいいと思う(35歳・女性)
・忘年会ではお年玉のような金一封がもらえるので参加している(36歳・男性)
・上司との飲みの席は緊張するけどコミュニケーションは大切だと思うので、年に1、2度の開催であれば参加している(36歳・女性)
・会社の忘年会はお昼に開催した方が、二次会、三次会と延々と続かないのでいい(39歳・男性)
【反対派】
・飲み会は面倒なのでお菓子パーティーがいい(22歳・女性)
・大勢で馬鹿騒ぎすることや、お酒を飲む人特有のノリが嫌いだから、入社したのがコロナ禍でよかったと正直思う(女性・22歳)
・まだ参加したことがない。あまり行きたくない(23歳・男性)
・仕事は仕事でプライベートとはきっちり分けたい派なので、忘年会などの集まりは苦手だ(25歳・女性)
・正直なところ、忘年会はないのであればなくていいと思う。やるにしても、オフラインでは怖いので、できればオンライン開催にしてほしい(25歳・女性)
・若手が無理して場を設定したり、盛り上げたり、いいことがないのでやらなくていい(27歳・女性)
・新卒のころは楽しかったが、今となってはまた今年もかと気が滅入る行事(27歳・男性)
・会話は必要だけどお酒を飲まないので行かない(28歳・男性)
・飲み会のようにみんなが集まる場は大好きだが、コロナが心配であまり行きたくはない(29歳・女性)
・忘年会は必要ないが、定期的に社内で飲み会などは行ってもいいと思う(29歳・男性)
・職場での忘年会は儀式的なものなので必要ない(30歳・男性)
・参加しなくていいのであれば、お金も結構かかるので参加したくないのが本音。仕事と割りきって参加している(30歳・男性)
・コミュニケーションは必要で、円滑に仕事を進めるためにもいい材料になる一つだと思います。ただ、そこでクラスター感染してしまったらと思うと怖いので、できれば開催しないでほしいです(31歳・女性)
・飲み会はなくていいが、コミュニケーションをとる場はあった方がいい。年末年始じゃなくていい(31歳・男性)
・どうしても仕事の延長と考えてしまうので、あまり好んで行きたくない(31歳・男性)
・忘年会はダラダラと続くのが嫌。飲酒を控えているのであまり出席したくない。しかしコミュニケーションの機会はそれなりに必要なので、ランチ会など区切りをつけた会がいい(32歳・女性)
・このコロナ禍で友人ともずっと飲み会をしていないのに、わざわざリスクを負ってまで会社の人と飲みに行きたくはない(33歳・女性)
・ランチを豪華にしてみんなで楽しむのではいけないのか。飲まない人もいるし、飲まなくても話はできる。家庭のある人も参加しやすいように夜に集まる必要性はないと思う(34歳・女性)
・昭和臭がする。とりあえず恒例行事だからやらなきゃいけない、という風潮に疑問を持たずにやっている点が好きじゃない(34歳・女性)
・私の業種はリモートワークがないので、コミュニケーションはそこそこ取れていると思うし、忘年会は必要ないと思う(35歳・女性)
・職場の忘年会はサービス残業のように思っていたので、コロナ禍で開催されなくなったのは嬉しく思う(37歳・女性)
・忘年会や飲み会だと年上の方の話を聞くだけの会になってしまうので、お酒のない食事会がいい(37歳・女性)
・飲みニケーションはお金がかかるから避けたいな(39歳・男性)
<当社グループ会社タメニーアートワークス株式会社 法人事業部(企業イベントプロデュース「イベモン」運営) 細川朋士のコメント>
忘年会に関して反対派の意見を見てみると、感染が心配であるとの声が多く、コミュニケーション自体には否定的ではないように感じます。
そのため、忘年会のやり方そのものを変えていくことが必要だと考えられます。
コロナの感染対策はもちろんのこと、参加を強制にしない、お酒の強要をしない、若手社員に押し付けない、社員から参加費を取らないなど、過去は当たり前であったとされていたことも根本的に見直す必要があります。
忘年会のネガティブをなくし、誰もが気持ちよく過ごせる会をつくっていくことにより、忘年会の良さである「仕事上では生まれにくい良質なコミュニケーション」を生むことができます。
社員同士のコミュニケーションの取り方は方法も増え、変化しています。飲み会でのコミュニケーションが全てではない現代だからこそ、忘年会の在り方は見直していく必要があるのではないでしょうか。
「会社の忘年会」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~39歳未婚男女
有効回答数(サンプル数):2,400名
集計期間:2022年11月15日~18日
調査機関:自社調査
※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。
<タメニー株式会社 会社概要>
商 号:タメニー株式会社
証券コード:東証グロース6181
代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞
事業開始:2006年9月
所 在 地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階
U R L :https://tameny.jp/
<婚活領域>
・結婚相談所「パートナーエージェント」
・婚活パーティー「パートナーエージェントパーティー」
・婚活パーティー「OTOCON」
・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」
・マッチングアプリ「スマ婚デート」
<カジュアルウェディング領域>
・結婚式プロデュース「スマ婚」
・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」
・少人数結婚式プロデュース「エモパ!」
・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」
・ウェディングドレス「LUMINOUS Dressing」
・ブライダルジュエリー「LUMINOUS Les Bijoux」
<テック領域>
・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」
・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」
・企業向け婚活支援システム
<ライフスタイル領域>
・保険代理店「Tameny×保険クリニック」
・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」
<法人・自治体向け領域>
・地方自治体向け婚活支援
・企業イベントプロデュース「イベモン」
・映像制作
【本件に関するお問い合わせ先】
タメニー株式会社 広報担当:平田
TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701
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