岩手町の生産者が仙台で熱いプレゼンを披露! 公開型商談イベント「競りピッチ」開催

更新日: 2025年03月14日 /提供:エンライズホールディングス

「おらのウメーを自慢させてくれ!いわてまち競りピッチ」

エンスペース株式会社(代表取締役グループCEO:吾郷克洋、本社所在地:宮城県仙台市)の企画運営(主催:岩手町みらい創造課)として、2025年2月26日(水)13時より、岩手県岩手郡岩手町の生産者が流通先候補となるバイヤーに直接プレゼンテーションを行う公開型商談イベント「おらのウメーを自慢させてくれ!いわてまち競りピッチ」(以下、競りピッチ)をJR仙台イーストゲートビル1F「ダテリウム」で開催しました。





「競りピッチ」は、県内一の野菜総合生産地であり、畜産も盛んな岩手町の生産者が自ら仙台のバイヤーに食の魅力をプレゼンし、新たな商流や商品開発に繋げる公開型の商談イベントです。生産者は各5分のプレゼンを実施し、話を聞いたバイヤーは、その場で「いいね」「気になる!」のパネルで回答。飲食店などへの提供に向けて検討を進めていきます。なお、同イベントに参加する生産者はプレゼンに向けた事前準備として「話育講座」(1月27日開催)に参加。話のプロである「実演笑売士(お笑い芸人のスキルを備えた実演販売士)」から魅力の伝え方の座学やロールプレーイングを実施しました。





2025年2月26日(水)のイベント当日、オープニングアクトとして「話育講座」の講師を務めた実演笑売士のサンデー岡本さんが登壇し、岩手町の魅力を現地ツアーでのエピソードやクイズなどを交えながら紹介。軽妙なトークに来場者が引き込まれる中、サプライズゲストとして岩手町で大人気のキャベツマンがキャベツカラーのプロレスコスチュームで登場。会場は熱気と笑顔に包まれました。その後、岩手町・佐々木光司町長からのコメント動画が紹介され、「岩手県北の大高原地帯で生み出された産物の魅力は、まだ十分に伝えられていないと感じております。仙台の皆様に競りピッチを通じて、岩手町をもっと身近に感じてもらえるよう、頑張ってまいります。」とメッセージが送られました。





そしていよいよメインイベントの「競りピッチ」がスタート。バイヤーとして株式会社作、株式会社トレジオン、一般社団法人 東北食の力プロジェクトの各担当者がステージ前に並ぶほか、会場には多くの仙台の飲食店関係者、一般観覧者も来場し、プレゼンを見守ります。

クラフトビール
笹渡繁巳さん


肉のふがね
府金伸治さん


佐藤精肉店
鱒沢正也さん


高村果樹園
高村貞男さん


プレゼンのトップバッターは、岩手町でクラフトビールを製造する笹渡繁巳さん。研究職だった経験を活かして酵母に着眼し、岩手町の名所や神社仏閣、パワースポットなどからとった酵母で製造しているなど特性を紹介。試飲もしたバイヤーからは「まろやかな味わい、おいしかった」「すっきり飲めるので、色んな料理に合いそう」などコメントがされました。

2番目は、加工肉や短角和牛などの精肉・販売を行う「肉のふがね」より府金伸治さんが登壇。短角牛は赤身の肉質で美味しいだけでなく、黒毛和牛と比較しても栄養豊富。数々の受賞歴があり高い評価を得る中、希少種を守る活動も実施しているなど紹介。バイヤーからは「是非生産現場に伺いたい」「本当においしかったです。ご褒美の生ハムとしてもよいのではないか」など好評でした。

3番目は、ホルモン鍋の製造や、やまと豚などの精肉・販売を行う「佐藤精肉店」より鱒沢正也さんが登壇。やまと豚のきめが細かく柔らかな肉質や上品な甘みなどの特長のほか、看板商品となっているホルモン鍋の生産経緯も紹介。バイヤーからは「牧場はうかがえるのか」「仙台の飲食店から個別の相談もできるのか」など今後につながる前向きなコメントがされました。

4番目は、りんごやブルーベリーを栽培する「高村果樹園」より高村貞男さんが登壇。「原稿なし、一発勝負でいきます!」とスタートした熱いプレゼンでは、「ふじ」「シナノゴールド」など人気品種の魅力や、リンゴ農家の後継者不足の課題、「皆さんに食べていただくことが力になる」などのメッセージとともに、半世紀を超えて生産を続ける想いが語られました。バイヤーからは「リンゴ農家さんは多くいらっしゃるが、高村さんから買いたいなと思いました」とコメントがされました。

最後のプレゼンとなった「発酵あんこ」は、製造する伊原寛一郎さんが欠席となったため MCを務めるエンスペース株式会社の伊藤小百合が代読。「発酵で岩手町を元気に」という想いのもと、米麹を使用したあんこの製造を行うなど取り組みを紹介しました。また、お米農家の三浦さんのプロモーション動画流れ、岩手町の寒暖差ときれいな水が育んだお米は西日本でも人気であることなど紹介されました。

会場には各生産者のマルシェブースやふるさと納税の返礼品の紹介ブースが設けられ、プレゼンされた生産品の試食などもあり一般観覧の方にも好評でした。バイヤーも試食だけでなく生産者との情報交換を直接行い、生産品や岩手町の魅力に実際に触れながら知ることができるイベントとして、大盛況のまま幕を閉じました。







イベントの終了後、参加したバイヤーや飲食店オーナーからは「新しい生産品との出会いがあった」「ぜひ現地にも行ってみたい」との声があがり、岩手町の交流人口の増加が期待できる機会となりました。



「おらのウメーを自慢させてくれ!いわてまち競りピッチ」概要

■本件に関する報道関係のお問合せ先
「いわてのてとて」PR事務局 担当:徳村
TEL:090-3754-5954
E-mail: tokumura@flowing-inc.com

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