
CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS
中田英寿が代表を務める株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANYは、2025年4月18日(金)から29日(火・祝)までの12日間、六本木ヒルズアリーナにて、日本食文化の祭典「 CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS 」を開催いたします。そしてこの度、会場デザインを原田真宏氏と原田麻魚氏が率いる建築事務所「MOUNT FUJI ARCHITECS STUDIO」(マウントフジアーキテクツスタジオ)が担当することが決定いたしました。
▼会場インスタレーションのテーマについて
今回は「棟上ゲ」をテーマに、開催期間中、会場に巨大な棟上げの空間が出現します。「棟上げ」とは、建て方の最後の部材である棟木をとりつけること。この日には地元の神社や神主などを招き、神事をとり行う日本独自の伝統を本イベントの会場で現代的に再現しました。建物の骨組みが無事に立ち上がったことを感謝し、祝祭となるその日には「日本酒」が用意されることから、今回のテーマを「棟上ゲ」に決定いたしました。全国の酒蔵が一堂に集結する本イベントにて、「棟上ゲ」の空間性を再解釈し、最新のシミュレーション技術で解析されたテンセグリティ構造によって、宙に浮かぶようにして配列された超現実的な本組みの様子は、日本酒や木造技術の伝統を新しく喜びに満ちた未来へと継承していく象徴です。
CRAFT SAKE WEEKでは、毎年異なるテーマを設定し、世界的にも高い評価を得ている日本を代表する若手建築家に会場デザインを手掛けていただき、幻想的な空間を演出してきました。これまでには、「SAKA-MORI」、「枡」、「縄」、「竹」、「桜」、「櫓」なを、日本の文化や四季などの要素を取り入れながら、日本酒、日本文化の魅力を体験いただくために、会場の空間を提供しています。
▼「MOUNT FUJI ARCHTECS SUTUDIO」(マウントフジアーキテクツスタジオ)について
マウントフジアーキテクツスタジオは、日本の建築業界において最も権威のある賞の一つである「建築大賞」や「建築学会賞」、さらに、日本国内の優秀な建築作品を表彰する「BCS賞」など、国内主要建築賞を総なめにした「道の駅ましこ」をはじめ、注目すべき木を使った建築を数多く手がけています。その土地の素材にこだわり、その場所特有の風景の一部となることを目指す建築は、多くの人の共感を得るとともに、国内外で数多くの賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」は、公式ホームページ(https://craftsakeweek.com/)にてスターターセットおよび会場で使用いただく飲食用のコインの事前販売を開始しております。今後、出店レストラン、出展ブース、参加DJなど、順次発表いたします。
【 「MOUNT FUJI ARCHITECS STUDIO」プロフィール 】
建築家の原田真宏氏と原田麻魚氏が率いる建築設計事務所「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」(マウントフジアーキテクトスタジオ)は、「風景でつくり、風景でつくる」という言葉が示すように、その土地の素材にこだわり、知恵や技術をもつ人と繋がることで、その場所特有の風景の一部となり、さらには高める建築を目指している。土地に生きる人々の共感を得るとともに、国内外で数多くの賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
日本国内の優秀な建築作品を表彰する建築大賞や建築学会賞、日本国内の優秀な建築作品を表彰するBCS賞などの国内主要建築賞を総なめにした「道の駅ましこ」をはじめ、注目すべき木の建築を多数手がけている。
MOUNT FUJI ARCHITECS STUDIO: https://www.fuji-studio.jp/
・原田真宏(ハラダマサヒロ)
1973年 静岡県生まれ
1997年 芝浦工業大学大学院建設工学専攻修了
1997年~2000年 隈研吾建築都市設計事務所
2001年~2002年 文化庁芸術家海外派遣研修員制度を受け、
ホセ・アントニオ&エリアス・トレーアーキテクツ
2003年 磯崎新アトリエ
2004年 原田麻魚とともに「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」設立
2008年 芝浦工業大学 准教授
2016年~ 芝浦工業大学 教授

・原田麻魚(ハラダマオ)
1976年 神奈川県生まれ
1998年~1999年 象設計集団
2000年 建築都市ワークショップ
2004年 原田真宏とともに「MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO」設立
2013年~2014年 東北大学 非常勤講師
2019年~2021年 東京大学 非常勤講師
2022年~ 東京理科大学 非常勤講師、早稲田大学 非常勤講師
2023年~ 名古屋工業大学 非常勤講師、東京大学 非常勤講師

・受賞歴
2003年 SD Review2003 鹿島賞
2008/2009年
2011/2015年 AR Awards
2009年 Design Vanguard 2009 ARCHITECTURAL RECORD TOP 10 Architects in the World (USA)
2010年 RECORD HOUSES 2010 Architectural Records (USA)
2010/2014年 LEAF AWARDS
2014年 富士山世界遺産センター(仮称)公募型プロポーザル:優秀者(二等)
2015年 第26回JIA新人賞
第25回AACA賞 第14回芦原義信賞
2017/2018年 日本建築学会作品選奨
2018年 JIA 日本建築対象
第59回 BCS賞 受賞「道の駅ましこ」
2020年 日本建築学会賞(作品)「道の駅ましこ」
2021年 第62回 BCS賞 受賞「知立の寺子屋」
2022年 第31回 AACA賞 優秀賞「A&A LIAM FUJI」
2023年 JIA 優秀建築省「Ento」
2024年 第34回AACA賞2024 優秀賞「ROOFLAG」
【 過去の会場デザイン / 建築家 】
2024年
テーマ: 「SAKA-MORI」
建築家: クマタイチ TAILAND / 隈研吾建築都市設計事務所
東京大学大学院修士課程で建築を学び、ドイツ・シュトゥットガルドへ留学。帰国後に東京大学大学院博士号を取得。アメリカ・ニューヨークの設計事務所勤務を経て、2021年に建築の設計から運営までを行う「TAILAND」を主宰。隈研吾建築都市設計事務所の取締役・パートナーを務めている。
2023年
テーマ: 「枡」
建築家: Atelier Tsuyoshi Tane Architects
田根剛:ATTA ? Atelier Tsuyoshi Tane Architects 代表。フランス・パリ拠点に活動。場所の記憶から建築をつくる「 Archaeology of the Future」をコンセプトに、現在ヨーロッパ と日本を中心に世界各地で多数のプロジェクトを進行している。フランス文化庁新進建築家賞 、ミース・ファンデルロエ欧州2017ノミネート、第 67回芸術選奨文部科学大臣新人賞、アーキテクト・オブザイヤ2019など多数受賞 。
2019年
テーマ: 「縄」
建築家: 永山裕子建築設計
1998-2002年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。ロレアル賞奨励賞、JCDデザイン賞奨励賞、AR Awards(UK)優秀賞、Architectural Record Design Vanguard 2012(USA)受賞など多数受賞。
最近では、ドバイ国際博覧会 日本館(2020)、新宿歌舞伎町の高層ビル(2022)なども手がけ国内外から評価を得ている。
2018年
テーマ: 「竹」
建築家: dot architects
家成俊勝、赤代武志により設立された建築家ユニット。大阪・北加賀屋にて、分野にとらわれない人々や組織が集まる「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動。
2016年に第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 審査員特別表彰を受賞。
2017年
テーマ: 「桜」
建築家: 藤本壮介建築設計 / そら植物園
【藤本 壮介】藤本壮介建築設計 代表
一級建築士。東京大学特任准教授。 日本建築大賞、JIA新人賞など多数
受賞。
【西畠 清順】そら植物園 代表
150年続く花と植木の卸問屋の五代目。日本全国・世界数十カ国を旅し、収集
している植物は数千種類。 年間2,000件以上もの国内外の依頼に応えている。
2016年
テーマ:「櫓」
建築家: トラフ建築設計
事務所建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構
成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに活躍。
「光の織機 ( Canon Milano Salone 2011 )」は、会期中の最も優れた展示としてエリータデザインアワード最優秀賞に選出。2015年「空気の器」が、モントリオール美術館において、永久コレクションに認定された。
【 「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」開催概要 】
日 時 : 2025年4月18日(金)~29日(火・祝) / 平 日 15:00~22:00 (LO21:30)
土日祝 12:00~21:00 (LO20:30)
※平日の営業時間が昨年より変更しました
場 所 : 六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6丁目9-1)
参 加 蔵 数 : 各日10蔵 計120蔵 (予定)
レストラン数 : 15店(予定)
料 金 : スターターセット ¥4,200(オリジナル酒器グラス+飲食用コイン12枚)
追加コイン 10枚 / ¥1,600 25枚 / ¥3,900 40枚 / ¥6,000 100枚 /
¥15,000
※2回目以降のご来場の際は、スターターキットのグラスを持参いただくと、
追加コイン購入のみでお楽しみいただけます
事 前 販 売 : 「CRAFT SAKE WEEK」公式HP(https://craftsakeweek.com/)にて販売中
主 催 : 株式会社JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
特 別 協 力 : 六本木ヒルズ
協 賛 : 株式会社ロッテ
後 援 : J-WAVE 81.3FM
ウェブサイト : https://craftsakeweek.com/
公式アプリ : Sakenomy https://www.sakenomy.jp/
【 「CRAFT SAKE WEEK」とは 】
オーガナイザーである中田英寿が日本全国を巡り、日本酒、農業、工芸を中心に数多くの生産者と出会い、日本が誇る文化や技術に触れる中で、特に日本酒の奥深さと可能性を強く感じたことから、「日本文化の素晴らしさを多くに人に伝えたい」と2016年にスタート。東京・六本木を皮切りに、九州では博多、東北では仙台でも開催し、これまで延べ100万人以上(*)の人々が来場。
中田英寿をはじめ、専門チームにより選び抜かれた、その時の最高峰の酒蔵が全国から集まり日替わりで出店するため、毎日新しい発見があり、自分の好みにあった日本酒をみつける楽しさがあります。また、会場では酒蔵メンバー自らが日本酒を振る舞うことで、来場者は日本酒の楽しみ方や食事との組み合わせ方、それぞれの酒蔵のこだわりや特徴などを知ることができ、日本酒の魅力をより一層感じる機会を創出します。
会場デザインには日本の文化や四季などのエッセンスを取り入れ、これまでには櫓(やぐら)、桜、竹、縄、枡など、毎回異なるテーマを設け、国内外で活躍する人気建築家にインスタレーションを担当していただきます。「CRAFT SAKE WEEK」だけのために設計された幻想的な空間演出を通して、会場全体で日本文化を発信しています。
また、会場では世界的な星付きレストランをはじめ、通常では予約困難なレストランが数多く出店。国内外で高い評価を受ける一流シェフによるこだわりの料理は、日本酒との相性はもちろん、お酒を飲まない方にもお楽しみいただける本イベントならではの特別メニューとなっています。また、本イベントでは、お酒や料理を提供する器にもこだわり、日本の技術や美意識を感じていただくことができます。
さらに、昨今では日本酒イベントとしてだけでなく、より日本の文化を楽しんでいただけるよう、日本茶の展開もスタート。近年、日本酒とともに海外への輸出量が増え、世界から注目を集める日本茶にもフォーカスし、2023年開催時は、全国各地のお茶農家から厳選された全10種類のカテゴリーをラインナップ。アルコールを飲まない方でも食事とのペアリングを楽しめ、また、絶えず進化している現代の日本茶文化の奥深さを知っていただけうよう様々な種類や産地の日本茶を用意しています。
「CRAFT SAKE WEEK」は、日本酒イベントからさらに進化し、様々なコンテンツを通して世界に誇る日本の食文化の価値と可能性を発信していきます。
(*)2025年1月現在