三菱食品株式会社(東京都文京区)は、経済産業省と日本健康会議※より「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の上位500法人として「健康経営優良法人 ホワイト500」に認定されました。「健康経営優良法人 ホワイト500」には2年連続、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」としては6年連続での認定となります。
当社のパーパスである「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」の実現に向けて、これからも役職員の健康を大切にしてまいります。

三菱食品の健康経営の取り組み
当社は、「明るく・楽しく・元気よく、そして前向きに」を健康経営宣言として掲げています。このポジティブ感情(心理的資本)に人財育成による成長実感、貢献実感が加わることで、エンゲージメントの向上に繋がると考えています。

(図:三菱食品「MS Vision 2030」人的資本強化より)
ポジティブ感情の醸成には、“自己肯定感”と“自己効力感”が育まれていくことが大切であり、「明るく」「楽しく」「元気よく」「前向き」でいようと思う意識の源泉に、生まれてから今に至る自分を認め、大切に思う気持ち(自己肯定感)、これからの自分を信頼し、期待する気持ち(自己効力感)が存在するかもしれません。そして自己肯定感と自己効力感を高めることができれば、自然と自分自身の健康に向き合い続けることができると考えています。
そのためのアプローチとして健康を5つの要素(「肉体的健康」「精神的健康」「社会的健康」「主体的行動」「ワークとライフのコントロール」)に分類しています。健康診断の結果はもちろん大切ですが、それだけでなく、良好な人間関係の構築や自主的な学び、ライフイベントへの備え、本人の意志による仕事と私生活の統制などの視点で健康経営に取り組んでいます。

(図:三菱食品 健康経営のアプローチより)
当社の健康経営の特徴的な取り組みとしては、社会的健康を高める秘訣である「認知・感情・言動サイクル」、社員のタレントを活用した「社員が社員を応援する仕組み」、自己肯定感を下げない「コーチングスタイルの“指導しない”保健指導」、ライフを主体的にコントロールするための「ジェネレーショナル・ヘルス・サポート」の4つが挙げられます。

(図:注力する4つのアプローチ)
また、当社の健康経営の取り組みを社外にもひろげ共創を図り、世の中を「明るく・楽しく・元気よく、そして前向きに」感化させていくと共に、健康をテーマとしたオリジナルブランド「からだシフト」の開発・販売をはじめとした、食のビジネスを通じて、地域や社会における健康増進に貢献してまいります。
健康経営優良法人認定制度
従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取り組みを戦略的に実践する「健康経営」を推進する企業において、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
※日本健康会議とは、少子高齢化が急速に進展する日本において、国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行うために組織された活動体です。(経済産業省HPより引用)
※「健康経営」は、NPO法人 健康経営研究会の登録商標です。