2024年12月、徳島県那賀町で陸上養殖クルマエビの収穫・試食会を開催

掲載日: 2025年02月27日 /提供:CMエンジニアリング

~当社のIoTモニタリングシステムを活用した四国初「クルマエビ陸上養殖」実証実験の成果を報告~


試食会にて振舞われたエビづくしの料理

CMエンジニアリング(代表取締役社長:栗田敏明、以下「当社」)は、2024年8月から徳島県那賀町役場、株式会社博報堂プロダクツ、株式会社Seaside Consultingと連携し、徳島県那賀町にて2023年3月末で休校となった平谷小学校の校舎を利用した、クルマエビの陸上養殖事業に参画 しています。そして同年12月20日、最終のクルマエビの大収穫を終えました。翌日に事業関係者にお集まりいただき、報告会とエビの豪華料理で試食会が開催されました。那賀町役場の皆様には、心よりお喜びを申し上げます。
那賀町役場では、陸上養殖で使用される海水の水質・水温、室内環境を24時間モニタリングするシステムとして、当社の陸上養殖向けIoTシステム(製品名:Bright Noah-1.0)を採用して頂き、遠隔にて水質モニタリングする技術でサポートさせて頂きました。
シーズンの途中(昨年11月)、室内用ヒーター6台中、5台が故障するアクシデントが生じて水温が長時間20℃以下となる事態が生じました。しかし、本システムにより異常をいち早く検知し、関係者へ迅速に連絡できたため、エビの死滅被害を最小限に抑えることに貢献できました。
2025年度は投入するエビの数を1,000匹から2,000匹に増やし、稚エビからの実証実験を計画されています。2026年度以降は実証実験で得られた結果を元にコストなどを検証して、事業化を目指すこととしています。今回の那賀町の取り組みは、エビ陸上養殖で廃校を活用する成功事例として、注目されています。当社も、今後ますます協力関係を強化し、このモデルの全国展開を目指していきたいと思います。

収穫されたクルマエビ

報告会の様子

那賀町役場 上那賀支所 地域振興室 蔭佐様のコメント:
モーターが止まるとすぐに数値に反映されるため、大変役に立ちました、モニタリング設備のおかげで、かなりのエビが助かったのだと思っています。モニタリングの頻度については、朝起きたらまず確認し、メールが届いた際や、隙間時間などにもほぼ確認しているという状況です。次年度は、今年度の反省も踏まえて、温度設定のアラート通知の設定を調整し、より効果的に対応したいと考えています。

本件に関するお問い合わせ
CMエンジニアリング株式会社 IoTビジネス推進部
03-6420-0947(直通)
URL https://telesentient-iot.com/

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