【ICCサミット FUKUOKA 2025】にて「ハヤリソーセージ hayari sausage」がアルチザン部門にて1位獲得!!!

掲載日: 2025年02月24日 /提供:流行

ICCサミット FUKUOKA 2025。2月18~19日に開催された「フード & ドリンク アワード」 においてハヤリソーセージ hayari sausageが部門賞4部門入賞。


左から「森林ノ牧場 山川 将弘」「アットホームサポーターズ 保坂 幸徳」「流行 村上武士」「ジーバー永野 健太」


2月17日~20日の4日間、福岡(会場:ヒルトン福岡シーホーク)で開催。「ともに学び、ともに産業を創る。」がコンセプトのもと起業家や著名な事業家たちが集う「ICCサミット FUKUOKA 2025」において、ハヤリソーセージ hayari sausage((株)流行 山梨県上野原市新田983)は、「フード&ドリンクアワード」に出展し70名超の審査員とオーディエンス、ICCチーム合わせて述べ800食程をご提供させて頂きました。中にはおかわりをしに来てくださる方もいらっしゃって、大変な賑わいでした。

今回提供したソーセージは、企業や生産者さんからのご相談の課題を詰めたソーセージです。
題して「あらゆる課題を詰めるソーセージ」3事例をご紹介しました。

◯勝沼ぶどうと平飼い鶏のソーセージ
◯奥多摩わさびのソーセージ
◯本マグロの葱鮪ソーセージ

審査会の様子

◯勝沼ぶどうと平飼い鶏のソーセージ
【課題】 傷やサイズ不良などでそのまま出荷できないぶどうをどうすればよいか?
《提案》 ぶどうをセミドライに乾燥し平飼い鶏にまぜこむことで、ジャムのようなソースに変化。フ     ランス料理のような上品な味わいに仕上がる。
◯奥多摩わさびのソーセージ
【課題】 擦りおろす根茎を採るために葉っぱも同時に大量にでる。どうすればよいか?
《提案》 葉っぱを湯?き塩漬けにしたものを新鮮な豚肉と合わせる。シャキシャキ感が残ってあの独     特の風味を感じられる。マスタードではなくわさびで豚の脂感を調和する和風の仕上がり。
◯本マグロの葱鮪(ねぎま)ソーセージ
【課題】 マグロの尾の部位(筋張っていて一般的には刺身には向かない)をどうすればよいか?
《提案》 加熱するとスジの部分はトロけて濃いうまみに変わる。葱鮪鍋に着想を得てお醤油で甘辛く     炊いた葱とマグロを合わせて腸詰にした。まさに筒形料理(ソーセージ)として成立。
結果
アルチザン(卓越した技術) 部門 1位
美味しさ 部門 2位
オーディエンス賞 2位
審査員賞  2位

ありがたいことに4部門での入賞を果たしました。特に卓越した技術が評価された「アルチザン部門1位受賞」は、なにより嬉しい評価です!また、今回アワード入賞とはなりませんでしたが、オーディエンス賞などカンファレンス参加者の方々によって「1番美味しかった1社」を選ぶ単一選択の審査です。貴重な1票を投票いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。

スピーチの様子

ソーセージは食材の最終受け皿に成り得る
今回様々な課題をつめるソーセージと銘打ちましたが、そもそもソーセージというものは保存食からきています。古くは古代ギリシアや中国に文献が残るとおり、屠殺した動物のお肉は1.そのまま調理して食べる、または、2.ハムやベーコンのような加工を施す。3.そして最終的に余った部位(硬い部位、切り落とし、スジ、血液等)を腸(受け皿)にいれて、余すこなく利用したのがソーセージの根源的な役割だと思います。
それを現代の社会課題(フードロス問題、2050年問題など)を詰めることによって解決、アップデートできないかと考えたのが今回の取り組みでした。

ブース前にて

左から本マグロの葱鮪、奥多摩わさび、勝沼ぶどうと平飼い鶏

化学結着剤、発色剤、保存料、アミノ酸等(うまみ調味料としての)、酵母エキス無添加
弊社のこだわりは自然派ソーセージです。ひとつひとつの食材が重なりあうことで共創されるうまみを大事にしております。不自然なうまみは必要ありません。その分原価もかかり時間もかかりますが、カラダが求めている味わい、カラダに馴染む味わいだと今回のICCでも高評価をいただきました。ふだんソーセージ自体を添加物が苦手という理由で敬遠していた方も「このソーセージなら食べられる!!」と感激しておりました。
アルチザン部門1位の評価を頂けて
実は結着剤などを入れずにソーセージを作ることだけでかなりの技術を必要とします。肉の寝かせ方、温度、湿度、切り方、練り方などたくさんのチェックポイントを遂行しなければ、いわゆる無添加ソーセージは出来上がりません。さらに今回はそこに、様々な食材を練り込むという、ある意味離れ技のソーセージといえるかもしれません。細菌のリスクも上がります。アレルギーコンタミネーションのリスクも上がります。しかしながら、美味しさと本来のソーセージの役割を考えるとこのような職人技である製法を今後も続けて参りたいと思います。
総括として
今この時代に必要とされるソーセージの在り方はなんだろうか!?を常に考えています。今回のICCにおいて味わいや技術では高い評価をいただいたものの、共感性においてシェアしきれていない部分があったと感じております。世に必要とされる価値ある企業となるべく今後も精進して参ります。
ホームページ https://www.hayari-sausage.com








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