ブランドUSAの最高マーケティング責任者(CMO)にリア・チャンドラー氏が就任

更新日: 2025年02月19日 /提供:ブランドUSA

観光業界での卓越した実績を有するチャンドラー氏が、ブランドUSAのグローバルマーケティング戦略を牽引へ




アメリカ合衆国の公式観光マーケティング組織であるブランドUSAは本年3月17日付にて、新たな最高マーケティング責任者(CMO)にリア・チャンドラー氏を任命することを発表しました。チャンドラー氏は今後、これまでブランド戦略、広告、旅行・観光業界におけるデスティネーション・マーケティングの分野で培った20年以上の豊富な経験を活かし、ブランドUSAのグローバルマーケティング戦略を牽引します。グローバル市場におけるアメリカへの旅行需要の活性化を主導し、革新的なマーケティングキャンペーンを展開することで、アメリカを世界有数の旅行先としてこれまで以上に強く訴求し、世界中の旅行者の関心を喚起していきます。

このたび、2024年7月にブランドUSAの社長兼最高経営責任者(CEO)に就任したフレッド・ディクソンが編成した強固なリーダーシップチームに、チャンドラー氏が加わることとなります。同氏の起用は、アメリカの国際旅行市場がパンデミックからの回復期間から成長期間へと移行し、新たな訪米者の記録を打ち立てようという、重要な局面において戦略的な任命となります。

チャンドラー氏は直近では、米国・プエルトリコの政府観光局であるディスカバー・プエルトリコの最高マーケティング責任者(CMO)を務め、ブランドの再構築を主導し、過去4年間で記録的な観光成長を実現しました。同氏の指揮のもと、2018年からはプエルトリコの文化的魅力を前面に押し出した「Live Boricua」キャンペーンを展開し、同地域の認知度や旅行意欲の向上に多大な貢献を果たしました。同職に就任する前は、ミズーリ州ブランソンの公式観光促進団体である「エクスプロア・ブランソン」の最高マーケティング責任者(CMO)として5年間にわたり同地域の観光産業の成長を牽引しました。

チャンドラー氏は、米国のDMO最大の業界団体である「デスティネーションズ・インターナショナル」が認定する観光業界における最高水準の個人資格「Certified Destination Management Executive」(CDME)を2014年に取得しており、これまでのキャリアを通じて数々の賞や業界からの評価を獲得しています。2024年には、旅行業界専門メディアを運営するスキフト社が選出する「Top Women Shaping Travel’s Future」の初代「Generation Next」リストに選ばれ、同年には非営利団体における卓越したマーケティングの取り組みを評価するアメリカ・マーケティング協会(AMA:America Marketing Association)の「Nonprofit Marketer of the Year」に認定されました。

チャンドラー氏は就任後、ブランド USA のブランド、広告、コンテンツ、デジタルマーケティング、調査部門を統括します。

「リアをブランドUSAのCMOとして迎えられることを大変嬉しく思います。彼女の卓越したデスティネーション・マーケティングの経験とリーダーシップにより、当組織の長期的なマーケティング戦略は強化され、グローバル市場におけるアメリカの旅行先としてのブランド力がさらに高まると期待しています。昨年7月以降、ブランドUSAは広報、旅行商品開発を含む旅行業界対策、戦略的パートナーシップ、AIとイノベーション、MICE市場への取り組みを強化してきました。リアの就任により、一般消費者対象のマーケティング活動、コンテンツ制作、パートナープログラム、データ分析の分野における活動をさらに活発化する体制が整いました。今後10年にわたり、アメリカ国内で開催される国際的な大型イベントを最大限に活用し、訪米旅行者数や旅行消費の増加、経済への好影響を促進していきます。」(ブランドUSA のプレジデント兼最高経営責任者(CEO)、フレッド・ディクソンのコメント)

「ブランドUSAが変革期を迎えるこのタイミングでCMOに就任できることを大変光栄に思います。アメリカは多様でダイナミックな旅行先であり、その魅力を世界に発信できることに大きなやりがいを感じています。フレッドやブランドUSAのチームと共に、世界中の旅行者を惹きつけるマーケティング活動を展開し、観光業を通じた経済発展に貢献していきます。」(リア・チャンドラー氏のコメント)

ブランドUSAの詳細情報については、公式サイト(thebrandusa.com/about)をご覧ください。

- ブランドUSAについて

アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランド USA は、アメリカを優れた旅行デスティネーションとして訴求し、国外から旅行者に対しアメリカの観光施策を伝達することをその目的として、旅行促進法に基づき、アメリカ初の半官半民の事業体として設立されました。当団体は、海外からアメリカを訪れる旅行者の増加によってアメリカ経済を活性化し、世界におけるアメリカのイメージを向上させることを目的としています。2010 年に Corporation for Travel Promotion (米国旅行促進協会) として設立されたこの官民組織は、2011 年 5 月に活動を開始し、ブランド USA として事業を展開しています。オックスフォード・エコノミクス社の調査によると、ブランド USA は過去 11 年間のマーケティング施策により、海外からの訪米観光客が870万人増え、約 288 億ドル(約4兆3200億円 1ドル=150円換算レートにて計算)の消費額の増加、毎年 3万6,800 件を超える雇用の創出、83 億ドル(約1兆2,450億円)の連邦税、州税、地方税収入の増加を達成しており、その総経済効果は約 630 億ドル(約9兆4,500億円)に上り、投資1ドル(150円)あたり20ドル(
(約3,000円)の経済的リターンを生み出しています。

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