月刊事業構想2025年3月号
【大特集】バリューベースのヘルスケア
高齢化とウェルビーイングを求める人々の欲求を背景に、確実な成長が見込めるのがヘルスケア関連分野だ。新事業の立ち上げや異業種からの参入、スタートアップの事業拡大が相次いでいる。社会保障費の増大を抑制するためにも、効率化を実現しつつ健康上のメリットを創造しなければならない。本特集では、バリューベースのヘルスケアのグローバルな動向から、再生医療、介護事業のデジタル化、女性の健康サポートにおける生成AI活用など、価値創造を目指す多角的な挑戦をまとめた。
中村雅也 慶應義塾大学医学部 整形外科学教室 教授
脊髄再生への挑戦
社会に再生医療を実装する、研究と連携
神経幹細胞移植による脊髄損傷の根治療法の開発に挑む慶應義塾大学医学部の中村雅也教授。長年にわたる研究に加えて、産官学連携によるイノベーション支援も手掛ける。2025年3月に開催される日本再生医療学会総会では、会長として再生医療分野の研究成果と今後の展望を社会に共有する。
鷲見隆充 SOMPOケア 代表取締役社長 CEO
日本の介護を変え、持続可能に
SOMPOケアが目指す未来の介護
高齢化の進む日本の介護を支えるSOMPOケア。業界が人手不足という大きな課題に直面する中で、「未来の介護」を実現するための挑戦を続ける。最先端テクノロジーや多様な人材活用、充実した育成制度を駆使し、サービス品質を維持しながら持続可能な介護モデルの構築を目指す。
- AMDD医療技術政策研究所、バリューベース・ヘルスケアの本質と今後の展開
- ユニ・チャーム、「ソフィ」ブランド拡大 アプリで接点を増やし価値を創造
ほか 運動習慣、認知症など関連キーワードの事業構想事例を紹介
【地域特集】群馬県〈デジタル・クリエイティブ産業の日本初の集積地へ〉
関東平野の北西部に位置し、東京からのアクセスが良いにも関わらず豊かな自然に恵まれた群馬県。日本最大の山地湿原である尾瀬ヶ原や、日本三大岩場の谷川岳、自噴湧出量日本一の草津温泉など、魅力的な観光地も多い。また、年間の日照 時間が多い、地震などの災害が少ないという特徴もあり、群馬県はこれらの環境を活かして企業誘致を行い、デジタル・クリエイティブ産業の日本初の集積地となることを目指している。
世界で戦えるデジタル・クリエイティブ産業を生む
群馬県・山本一太知事インタビュー
2期目を務める山本知事は、今期を「攻めの4年間」と定め、「デジタル・クリエイティブ産業」という新しい産業を育て、群馬県の経済の柱にする取組を進めている。この新たな産業は、世界での競 争力を持ち、クリエイティブに関心の高い若者世代を群馬県に惹きつける力があるという。
群馬県・山本一太知事
群馬県内、注目の事業者を取材
- 「ホットランド」築地銀だこ、多角化する事業で地域活性にも寄与
- 「ジャングルデリバリー」オリーブ、遊休農地を「稼ぐ手段」に転換
- 「NEXCO東日本×荻野屋」峠の釜めし、サービスエリア発の地域イノベーション
ほか多様な事業構想の実践事例を紹介
トップの哲学と発・着・想
田口義隆 セイノーホールディングス 代表取締役社長
新しい総合物流商社として
共創と連携で、この世界の繁栄に貢献
セイノーホールディングス 田口 義隆 代表取締役社長
2025年のグループスローガンとして「拡伸」を掲げるセイノーホールディングス。中長期ロードマップを基盤に、環境配慮型物流の実現や他組織との共創を進め、CO2削減や効率化を目指す。社員の幸福を軸に、挑戦する企業文化を育みながら、顧客の荷物と心をつなぐグローバルな価値創造に挑んでいく。
- 澤田千尋 コムチュア 代表取締役 社長執行役員
- 伏見有貴 リゾートトラスト 代表取締役社長COO(最高執行責任者)
- 高島幸一 高島 代表取締役社長
- 渡部大史 遠藤製作所 代表取締役社長
- 小田学 ヒマラヤ 代表取締役社長 兼 CEO
- 山崎徳之 ZETA 代表取締役社長
- 浜田吉司 IXホールディングス 代表取締役社長
- 二宮謙児 山城屋 代表
【特別企画】新社長が語る、飛躍へのビジョン
- 浦田成己 日本冶金工業 代表取締役社長
- 岡本光太郎 明光ネットワークジャパン 代表取締役社長
【特別企画】次代を拓く、若き経営者たち
- 桐山晋 神戸屋 代表取締役社長
- 松尾尚樹 松尾産業 代表取締役社長
- 木村寿孝 木村 代表取締役社長
- 尾賀健太朗 尾賀亀 代表取締役社長
ほかトップ取材多数
注目の記事・連載
<パイオニアの突破力>
ブル中野 元プロレスラー、解説者
暴力、中傷、孤独と向き合った日々を経て
世界にリスペクトされる女子プロレスのトップへ
<事業構想大学院大学>
MPD発の新規事業/地元企業の承継者を 地域で育てる「未来留学」
- 栗田恵世 JPコーチ&コンサルティング代表取締役(名古屋校4期生/ 2023年度修了)
MPD通信/事業の種に気づくヒントを提供 新春特別セミナーを開催
他、「新事業」 「地域活性」 「発想」 「アイデア」 「イノベーション」 「DX」 「SDGs」 「脱炭素」 「ヘルスケア」「自治体」 などキーワードに関連の記事を掲載。
本リリース内、写真素材はいずれも月刊事業構想2025年3月号より引用
雑誌概要 「月刊事業構想」 2025年3月号
出版社:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 出版部
価格:1,300円(税込)
ASIN:B0CN2NNF3F
ご購入は全国の書店にて。Amazonでも販売中
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CN2NNF3F/
事業構想大学院大学 2025年4月入学 【出願受付中】
新規事業開発/地域活性/事業承継/起業/学び直し/キャリア開発/リカレント教育/人材育成
「事業構想大学院大学」は、事業構想を専門に研究する社会人向け大学院です。事業の根本となるアイデアを発想し、理想となる構想を考え、実現するための構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎で、現在13期目 計704名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業が生み出されています。
入学時期は4月。現在2025年4月入学の出願を受け付けています。(個人出願・企業派遣)ご関心のある方は、説明会にご参加いただくか校舎にお問い合わせください。
説明会日程・大学院に関する詳細は「事業構想大学院大学」ホームページより
https://www.mpd.ac.jp/
月刊事業構想について
2012年9月に創刊した企業活性、地方創生、イノベーションをテーマとした専門誌。新たな事業アイデアを求める、全国の経営者・新規事業担当者・自治体首長幹部の方々を対象に、新規事業・組織運営のヒントとなる事例を紹介します。https://www.projectdesign.jp/
事業構想大学院大学について
2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築・実践する社会人向け大学院です。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎で、現在13期目。計704名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業が生み出されています。また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、既に3,000名以上が課程を修了しているほか、月刊『事業構想』等の出版を始め、研究書籍を発刊しています。その他、詳細は大学院HP( https://www.mpd.ac.jp/ )をご覧ください。*公益財団法人 大学基準協会の大学認証評価(専門分野別・機関別認証評価)で「適合」評価*厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大128万円を給付)
学校法人先端教育機構の概略
名称:学校法人 先端教育機構
理事長:東 英弥
所在地:東京都港区南青山3-13-16
設置校:事業構想大学院大学(本部:東京都港区南青山3-13-16)
(拠点 東京、名古屋、大阪、福岡、仙台)
:社会構想大学院大学(東京都港区南青山3-13-18)
付属機関:事業構想研究所、先端教育研究所
出版:月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等